ふたば亭はえ太

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記事一覧

【引き出し】『テツワン探偵ロボタック』の”2つの棒”の名前が好きすぎる

久々の「引き出し」ですが、同じ作品内の「2つの棒」しか中にはいって無かったです。 『テツワン探偵ロボタック』とは 『テツワン探偵ロボタック』1998年放送の特撮TVド…

「おれの思うエッチなシチュエーション」が思いつかないからお気に入りアダルト動画

はじまりはこのツイート。なんかnoteを書こうかなと思ってアンケートを募った結果 でも。あんまりえっちなシチュエーションが思いつかなかったので、おれのマイ・フェイバ…

【引き出し】特撮変身ヒーローの変身中は攻撃できない

【引き出し】特撮変身ヒーローの変身中は攻撃できない 変身ヒーローがポーズを取って、変身アイテムを操作して……っていう途中になんで悪役は攻撃しないの? 変身中はス…

【引き出し】作中作・作中劇の引き出し

【引き出し】作中作・作中劇の引き出し 『トクサツガガガ』の作中劇いろいろ 漫画(ドラマにもなったね)の『トクサツガガガ』、”作中劇をめぐる漫画”なので大量の劇中…

【引き出し】名前に無意味に法則性のあるネーミング

知人がやっている「引き出し」というnote、「ラベルのついた現実やフィクション」を書き出すというシリーズなんですが、真似をしてみました。 「ラベルのついた現実やフィ…

落語のまくら、「さんぼう」を現代のコンプラ的にアップデートしようぜ

近年「コンプライアンス」という言葉をよく耳にしますね。 カタカナでいうから分かりづらいですが、簡単に言えば、差別や偏見とか、人を傷つけたり、不快に思わせたりする…

顔と名前を持った匿名の誰でもない誰か。『レゴ(R)ムービー』を見てくれ

Twitterで芸能人が「あなたみたいに匿名で臆病な人と、名前と顔を晒して発言している私は違うんです。匿名で私に指図しないで下さい」みたいなことを言ってるのを見た。 …

大槻ケンヂの自己批評性~『仏陀L』ペテン師としてのロックスター

大槻ケンヂ。筋肉少女帯のヴォーカル。サブカル界の”神様”だ。 大槻ケンヂは”神様”で”教祖”であると同時に自分のことを”ペテン師”と自覚している自己批評性の高い…

『アタック・オブ・ザ・キラーまんじゅう』書き起こし

『まんじゅう怖い』という有名な落語がありますね。 ただ、ぼくはあの噺がどうにも好きになれないんですよ。 有名な噺なので知ってる方も多いかと思いますが、まんじゅう…

ほぼ日手帳を自由に使え。自由という不自由の中でただただ”つまらなく”使え

ほぼ日手帳、Loftで一番売れてる糸井重里の「ほぼ日」開発の手帳である。 公式サイトを見ると、イラストを描いたり、写真や観劇の半券やらを切ったり貼ったり…... ”ア…

ヴィレッジヴァンガードのカドの取れたまろやかなサブカルは「ダサい人たちに見つかる」を通り越して「お父さんお母さん」に見つ…

”遊べる本屋”ヴィレッジヴァンガードにあなたが抱くイメージはなんだろうか。「黄色いユーモアのあるPOPで商品を紹介する」ちょっと怪しげでちょっと楽しいサブカルグッ…

位置情報ゲームを4~5種掛け持ちしてる

おれのnote、毎回毎回「おれはダメ人間だ!もう嫌だ!ポチッとな」で終わってる気がするので、楽しい話題をしようとおもう。ゲームの話題だ。 あの大流行して社会問題とな…

焼き肉は高難易度すぎる

苦手なもの/嫌いなものの悪口ばっかり言ってもしょうがないが、「焼き肉は難しすぎる」という話をさせてくれ。 ボードゲームで例える。将棋やチェスを思い浮かべてほしい…

自殺する

自殺することについて考えた。 自殺する人間の思考、一般的には「世を儚んで」とか「生きることに絶望して」っていうイメージだろう。「このまま生きていても、つらい苦し…

ショクダイオオコンニャクは7年に一度、2日しか咲かない

「~~オンリーワンが怖い。(3)」は書かない。結論は「普通の人になりたい」である。 自然はすごいなって話をする。2016年。筑波実験植物園で「ショクダイオオコンニャク…

二人が怖い。なるべく一人でいたい。せめて多数のうちの一人、ワンオブゼムでいたい。オンリーワンが怖い。(2)

『東京ポッド許可局』の「オンリーワン論」たしかこんな「論」だった。 「自分は特別な人間」という自意識(自覚/無自覚にかかわらず)が強すぎることを改める、見つめ直…

【引き出し】『テツワン探偵ロボタック』の”2つの棒”の名前が好きすぎる

久々の「引き出し」ですが、同じ作品内の「2つの棒」しか中にはいって無かったです。

『テツワン探偵ロボタック』とは

『テツワン探偵ロボタック』1998年放送の特撮TVドラマです。

『宇宙刑事ギャバン』『宇宙刑事シャリバン』『宇宙刑事シャイダー』からはじまる、いわゆる「メタルヒーローシリーズ」と『ロボコン』のような”コメディ特撮シリーズ”のあいだっこにいるようなTV番組です。

「テツワン探偵ロ

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「おれの思うエッチなシチュエーション」が思いつかないからお気に入りアダルト動画

はじまりはこのツイート。なんかnoteを書こうかなと思ってアンケートを募った結果

でも。あんまりえっちなシチュエーションが思いつかなかったので、おれのマイ・フェイバリット、えっちなビデオを紹介するね

(先に言っておくけど、えっちなビデオへのリンクなどは貼りません。自分で探してね。)

エッチビデオシチュエーション その1

(1) 狐の面を被った白装束の女が荒縄で縛られて、洞窟で水をかけられな

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【引き出し】特撮変身ヒーローの変身中は攻撃できない

【引き出し】特撮変身ヒーローの変身中は攻撃できない

変身ヒーローがポーズを取って、変身アイテムを操作して……っていう途中になんで悪役は攻撃しないの?
変身中はスキがあるから、スキを逃さずに待ってないで攻撃すればいいのに
という疑問に対する回答を示したヒーローたちの引き出しです

・『仮面ライダー555』
仮面ライダーファイズはファイズフォンという携帯電話に変身コード「555」を入力することで変身

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【引き出し】作中作・作中劇の引き出し

【引き出し】作中作・作中劇の引き出し

『トクサツガガガ』の作中劇いろいろ
漫画(ドラマにもなったね)の『トクサツガガガ』、”作中劇をめぐる漫画”なので大量の劇中劇、作中作が登場します。

・『獅風怒闘 ジュウショウワン』
ニチアサの戦隊っぽいヒーローです。
敵のドラマも交えてるところや、ネコ科動物でモチーフが揃ってる感じとか『ゲキレンジャー』っぽいかんじです。
・救急機エマージェイソン
いわゆる

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【引き出し】名前に無意味に法則性のあるネーミング

知人がやっている「引き出し」というnote、「ラベルのついた現実やフィクション」を書き出すというシリーズなんですが、真似をしてみました。

「ラベルのついた現実やフィクションを書き出す」ってナンノコッチャ分かりづらいですが、要するに「フェチの虫干し」「性癖の棚卸し」です。

で、「おれのフェチの引き出し」ですが「名前に無意味に法則性のあるネーミング」です。

唐沢なをき『まんが極道』/『まんが家総

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落語のまくら、「さんぼう」を現代のコンプラ的にアップデートしようぜ

近年「コンプライアンス」という言葉をよく耳にしますね。
カタカナでいうから分かりづらいですが、簡単に言えば、差別や偏見とか、人を傷つけたり、不快に思わせたりするようなことは、やめようねということですよ。

昔の寄席の世界には「さんぼう」という言葉がありました。「3つのぼう」は寄席に来ないから落語の中で笑いものにしても怒られないというんです。

1つ目が「つんぼう」。いまでは差別用語とされていますの

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顔と名前を持った匿名の誰でもない誰か。『レゴ(R)ムービー』を見てくれ

顔と名前を持った匿名の誰でもない誰か。『レゴ(R)ムービー』を見てくれ

Twitterで芸能人が「あなたみたいに匿名で臆病な人と、名前と顔を晒して発言している私は違うんです。匿名で私に指図しないで下さい」みたいなことを言ってるのを見た。

いやだな、と思った。おれもネットには顔と本名を(ほとんど)明かしていない半”匿名の臆病な人”だ。

そのことを何も恥ずかしいとは思わない。インターネットに顔と実名を晒すのは誰だって躊躇するし、それこそ「顔と名前を晒している人」が面倒

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大槻ケンヂの自己批評性~『仏陀L』ペテン師としてのロックスター

大槻ケンヂ。筋肉少女帯のヴォーカル。サブカル界の”神様”だ。

大槻ケンヂは”神様”で”教祖”であると同時に自分のことを”ペテン師”と自覚している自己批評性の高い作家/詩人である。そのへんを実際にオーケンの詩歌から確認していきたいとおもう。

まずメジャーデビュー・アルバム『仏陀L』である。デビュー・アルバムだが大槻ケンヂの世界観はもうすでに完成している。

まず収録1曲目「モーレツ ア太郎」であ

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『アタック・オブ・ザ・キラーまんじゅう』書き起こし

『まんじゅう怖い』という有名な落語がありますね。

ただ、ぼくはあの噺がどうにも好きになれないんですよ。
有名な噺なので知ってる方も多いかと思いますが、まんじゅうが死ぬほど怖いっていう人がいて、その人をびっくりさせるためにみんなで寄ってたかってまんじゅうを買ってきたら、その人がまんじゅうをバクバク食べだして、

「まんじゅうが怖いって言ってたのは嘘だったのか!本当は何が怖いんだ!」
「今度はお茶が

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ほぼ日手帳を自由に使え。自由という不自由の中でただただ”つまらなく”使え

ほぼ日手帳、Loftで一番売れてる糸井重里の「ほぼ日」開発の手帳である。

公式サイトを見ると、イラストを描いたり、写真や観劇の半券やらを切ったり貼ったり…...

”アートでクリエイティブな人たちの綺麗で楽しい手帳術”ばっかり紹介されている。

が、ほぼ日手帳は、ただただ予定とライフログと日記と金銭入出と......をマス目に沿って堅実に記していく”一日一ページの普通の手帳”として優秀だ。

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ヴィレッジヴァンガードのカドの取れたまろやかなサブカルは「ダサい人たちに見つかる」を通り越して「お父さんお母さん」に見つかったサブカルだ

ヴィレッジヴァンガードのカドの取れたまろやかなサブカルは「ダサい人たちに見つかる」を通り越して「お父さんお母さん」に見つかったサブカルだ

”遊べる本屋”ヴィレッジヴァンガードにあなたが抱くイメージはなんだろうか。「黄色いユーモアのあるPOPで商品を紹介する」ちょっと怪しげでちょっと楽しいサブカルグッズとサブカル書籍のお店?

残念ながらそのイメージはここ数年間でだいぶ変わっているように感じる。

このnoteの表題の上の画像を見てほしい。郊外大型ショッピングモールに出店しているヴィレッジヴァンガード店舗である。フォントマニアでは無い

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位置情報ゲームを4~5種掛け持ちしてる

位置情報ゲームを4~5種掛け持ちしてる

おれのnote、毎回毎回「おれはダメ人間だ!もう嫌だ!ポチッとな」で終わってる気がするので、楽しい話題をしようとおもう。ゲームの話題だ。

あの大流行して社会問題となったPokemon GO、中高年に人気だというがポケモン第一世代。赤緑世代のおれもしっかりやっている。レベルは28。まあそこそこのレベルだろう。

で、このPokemon GO、前身となったゲームが存在する。Ingressだ。Ingr

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焼き肉は高難易度すぎる

焼き肉は高難易度すぎる

苦手なもの/嫌いなものの悪口ばっかり言ってもしょうがないが、「焼き肉は難しすぎる」という話をさせてくれ。

ボードゲームで例える。将棋やチェスを思い浮かべてほしい。とにかく焼き肉をボードゲームに例える。焼き肉、駒の種類が膨大だ。肉の部位だのなんだのでめちゃくちゃに名前がつけられている。どの肉がどの動物どの部位か。どう調理すると美味しいのか。どの駒もそれぞれ特性がある。さっぱり覚えられない。将棋/チ

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自殺する

自殺する

自殺することについて考えた。

自殺する人間の思考、一般的には「世を儚んで」とか「生きることに絶望して」っていうイメージだろう。「このまま生きていても、つらい苦しいだけで、なにもいいことなんて無い。死んでしまって方がましだ」という悲観的なビジョンによって自死を選ぶ。そんな感じだろう。

だが「楽観的になって自殺する」っていう思考パターンもあるのではないか。

あるのではないかというかいま若干自分の

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ショクダイオオコンニャクは7年に一度、2日しか咲かない

「~~オンリーワンが怖い。(3)」は書かない。結論は「普通の人になりたい」である。

自然はすごいなって話をする。2016年。筑波実験植物園で「ショクダイオオコンニャク」という植物が開花するというニュースがあった。ショクダイオオコンニャクは7年に一度、約2日間しか咲かないという珍しい植物である。その花は巨大で高さが約3.5mにもなり、「死体花」と呼ばれるほど強烈な腐臭を発する。

当時(留年や休学

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二人が怖い。なるべく一人でいたい。せめて多数のうちの一人、ワンオブゼムでいたい。オンリーワンが怖い。(2)

『東京ポッド許可局』の「オンリーワン論」たしかこんな「論」だった。

「自分は特別な人間」という自意識(自覚/無自覚にかかわらず)が強すぎることを改める、見つめ直す必要があるのではないか、ワンオブゼムとしての自意識もしっかり持つべきでないか。概要はそんな「論」だったと記憶している。SMAPは「ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン」と歌った。が、「オンリーワンとしての自意識」だ

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