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焼き肉は高難易度すぎる

苦手なもの/嫌いなものの悪口ばっかり言ってもしょうがないが、「焼き肉は難しすぎる」という話をさせてくれ。

ボードゲームで例える。将棋やチェスを思い浮かべてほしい。とにかく焼き肉をボードゲームに例える。焼き肉、駒の種類が膨大だ。肉の部位だのなんだのでめちゃくちゃに名前がつけられている。どの肉がどの動物どの部位か。どう調理すると美味しいのか。どの駒もそれぞれ特性がある。さっぱり覚えられない。将棋/チェスで言えば駒の動かしかたが覚えられないってことだ。ゲームに参加する以前の問題である

しかも焼き肉というゲームは盤面が非常に複雑になる。「どの部位の肉を、どれくらい焼くと、どれくらい油が出て、どんな味と食感になる」というゲームの盤面がさっぱり把握できない。プロの棋士などは自身が指した棋譜を暗記しているというが、そんなのは一流の棋士だからできることだ。おれにはどの肉がどれくらい前に盤面に置かれて、どれくらい焼くのが食べごろなのか、さっぱり把握できない。

しかもこの焼き肉ボードゲームというのはコミュニケーションゲームの側面も持っている。ここまで将棋で例えて来たが、このボードゲームはたいていの場合4、5、6人くらいの大人数でプレイするゲームだ。そこで生まれる駆け引きにも、焼き肉ゲーム初心者のおれには全くさっぱり分からない。

だがこの焼き肉というゲームは多人数でプレイすることでワイワイガヤガヤと初心者でも楽しく、、、、、、といったゲームではない。

むしろ悪手を指したプレイヤーは「使えないやつ/空気を読めないやつ/肉をまずくするやつ」として評価が下がり、場合によっては人から嫌われるのだ。

気心の知れた友人相手でも、仕事上の同僚でも、あるいは家族でも、不器用なおれはこの焼き肉ゲームをプレイしたくもない。

最初っから料理人が一番美味しい状態に焼いた肉を一人で食べたい。

要するにおれはコミュ障で、バカで、自分で焼いた肉があんまり好きじゃないのだな。

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