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【たーぼうの教育ニュース①】 2023年10月28日(土)

 こんにちは!たーぼうです!

 毎日ニュースを見ていると、 教育新聞がやはりとても良い記事を毎回発信してくれているなと思います。年間費が高いな〜と思っていましたが、ニュースを積極的に見るようになって、改めて見てみるとかなりお得だなと思います。平日に毎日3本程度も記事があるのもステキですね。

 今回より、項目を1つ【ICT教育】から【キャリア教育】へと変えました。キャリア教育の方が個人的に好みなので、これで進めたいと思います。

 このニュースは、以下の3本立てで進めています。自身の勉強の一環ということで、もし興味あればご笑覧ください。コメントやシェアなどもぜひ〜!

・第1弾(土曜日):教育関連のニュース
・第2弾(日曜日):インタビュー・イベントの紹介
・第3弾(日曜日):SVPの活動紹介

 ということで、本日は第1弾:教育関連ニュースです!よろしくお願いします!



■1:教育ニュース

10/23-24教育新聞【産休・育休と教員不足】


10/23 教育新聞
【産休・育休と教員不足(上)】 取得する教員の「後ろめたさ」

10/24 教育新聞
【産休・育休と教員不足(下)】 教員の子育て、制度と現場で支える

 
 この記事はとても心が痛くなるテーマでした。育休や産休は、とても意義のあるものではありますが、現場の人不足を加速させることにもなると思います。教員不足はかなり深刻です。私も今回取得することができましたが、タイミングと人が見つかったので、取ることができました。(前倒し採用で4月から代替がついてくれました。)タイミングが違えば、取ることもできなかったと思います。

 男性側の育休というのは、取得者に話を聞くと、学ぶことがたくさんある反面、メンタルのコントロールが難しいという話をよく聞きます。私もかなりメンタル的に波がありました。ちなみに私はNPOの活動があったり、SNSでのつながりがあったので、それでメンタルを保っています。仕事人間なので、育児のみに専念するというのは性格上、難しいと感じます。こういった発信でもしていないと、多分メンタルが保てていないと思います。(真面目にそう思います。)

 職場は育休を前向きに捉えてくれ、温かい言葉を頂きました。(私以外にも男性の取得者が複数いるので、そこもプラスになったと思います。)それでも、負担が大きくなったのは事実です。

 育休は、「必要だと思う人」が取りたい時に取ればいいと思うので、必要がなければ取らなくてもいいと思います。タイミングや条件にもよります。
 また、取ったことは偉いことでもないし、取ったから良いというものでもないと思います。もちろん育児は大変ですし、語るのがとにかく難しいテーマだなと感じました。

 (下)の記事のように、管理職などが前向きな言葉がけがあると、取得する人にはプラスになると思うので、取る人にとってはとても大事なことだと感じます。



■2:生徒指導ニュース

10/25 東洋経済education×ICT編集部
問題行動が減り学級崩壊を防げた学校も、徳島県「スクールワイドPBS」の成果 教員の指導力やテスト成績が向上した事例も

 ポジティブ行動支援(PBS)は、知人に教えてもらいましたが、とても注目している理論です。「環境を整える・教える・承認する(褒める)」という行動をベースにしており、指導になる生徒への予防的アプローチを重要視する理論です。生徒の行った事象を生徒の性格などに起因すると考えず、環境によって起こると考えます。また問題行動が起こった時に、生徒にとってどんなメリットがあったのかなどについても分析をしていく点などがあります。

 私は生徒指導は傾聴とファシリテーションの手段が有効だと考えています。授業などでいかに「問う」のかが重要視されていますが、生徒指導も一緒です。いかに生徒の背景や声を引き出すかが生徒指導においては重要です。PBSにはそういった要素が強いので、私も学んでいる途中です。

 さらに生徒は最初から望ましい行動をできるわけではないし、わかっていないこともあるので、そこを丁寧に教えるという点もかなり教育効果が高いと考えています。徳島県は小学校中心にPBSを広めているので、とても注目しています。


■3:探究ニュース


10/25 Yahoo!ニュース(ABEMAヒルズ)
起業の“失敗”が就活では“最強の武器”になる?━━急増する学生起業のメリットと「成功する人」の特徴とは?


 アントレプレナーシップ(起業家)教育が広まってきています。学生起業も増えており、働く選択肢が増えていると感じます。記事にも出ているガイアックスの吉川さんは、アントレプレナーシップ教育を学校で広めてる第一人者です。

 私は探究ではマイプロジェクトなどに関心がありますが、アントレプレナーシップともかなり近しいものがあると感じています。

 個人の思いを深掘りしながら、社会との接点を模索したり、実際にヒアリングやアクションをしたりなど、かなり近い部分があると思います。ガイアックスは教材の例示などもしているので、こちらのサイトも参考になると思います!

※参考
ガイアックス起業ゼミ



■4:キャリア教育ニュース

10/27 教育新聞
子どもの体験に使えるポイント付与 長野市が全国初の実証

 長野市が小中学生に企業や団体などが提供するさまざまな体験プログラムを利用できる電子ポイントを配布する実証事業を始めるそうです。「みらいハッ!ケン」プロジェクトというそうです。これで、学習塾やスポーツ、社会活動など様々な体験を子どもたちが選んでできるようになるそうです。

 これは塾や体験プログラム提供者などにも、かなりwin-winだと思います。チャンス・フォー・チルドレンが協業として入っているそうで、すごいですね。教育格差の1つである、体験格差を埋めるための試みとして、キャリア教育的な部分も補うと思います。これは広まってほしい。

※参考
長野市「みらいハッ!ケン」プロジェクト



■5:働き方改革関連ニュース

10/27 東洋経済online
学校名で人を判断するのはいい加減やめませんか ウェルビーイングを学校で実践して起こった事

中島晴美さん:埼玉県上尾市立平方北小学校校長 / 妹尾 昌俊 さん:教育研究家、一般社団法人ライフ&ワーク代表理事

 学校をいかにウェルビーイングなものにしていくのかという対談です。ここで出てきているのが「SPIRE理論」です。私はここで初めて知りました。ウェルビーイング研究のスペシャリストである、タル・ベン・シャハー博士が考案したものだそうです。

 引用です。

■「SPIRE理論」
「S」は精神的(Spiritual)ウェルビーイングで、自己肯定感があり主体的な行動ができること、自分らしさを発揮することなどです。
「P」は心身的(Physical)ウェルビーイングで、心と体が健康であること。
「I」は知性的(Intellectual)ウェルビーイングで、知的好奇心を持てること。
「R」は人間関係的(Relational)ウェルビーイングで、人間関係が良好なこと。
「E」が感情的(Emotional)ウェルビーイングで、楽しいと思えること、何かつらいことがあっても立ち直れる力を持っていることです。

 普段の生活、学校経営をチェックする上で、上記の「SPIRE理論」を参考にしていくと良いかもしれません。対談でも授業をウェルビーイングにするためになどのテーマが書かれています。とても参考になるので、ぜひご覧ください。



 第2弾:インタビュー・イベント紹介はこちらです!

 第3弾:NPO法人School Voice Project の活動紹介はこちらです!


 またお時間があればご覧ください〜!



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