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刻印づけされたフレンチポップス
…2月になると、なぜかフランス語の歌が無性に聴きたくなる…
最初にレコードで洋楽を聴いたのは、1971年の三学期。その年の正月に手にしたお年玉でコンパクトステレオを購入した。「ステレオ」とは言うものの三洋電機社の簡単なもので、単に音がステレオになるというポータブルなもので、ターンテーブルは17㎝シングル分しかなく、30㎝LP を置くとターンテーブルから大きくはみ出し上蓋をオープンしたままでないと
抑損志念メンバー、甲子園に集合っ!
時間の経過は時に残酷であり、時に愉快なことも提供してくれる。阪神タイガース日本一に酔いしれる中で、ネガティブな話はよそう。ここはひとつ陽気な話を。はい、内輪ノリの一文です、ご勘弁のほど…
そもそも『抑損志念』(よくそんしねん)、それなんじゃい?って。ごもっとも。これは1979年、真面目にそして斜めから社会を眺めていた某高校の三年生四名が中心となって発行した同人誌のタイトル。そのメンバーが全員阪
『マジカル・ミステリーツアー』カットアウト盤と転校して行ったあの娘
1975年10月、中三時。今で言う「ショッピングモール」の開店セールで、洋盤の特売があった。当時LPは高価で、某遊園地で1日バイトしても邦楽LP1枚買うのにやっとだった(中学生がバイト⁈おメメをつぶってくだしゃんせ💦)。ましてや洋盤なんぞをや😂。
さてそのセールでは、ワゴンにコーナーが設けられ、そこには結構な数の洋盤が入っていた。しかも1000円ほど安い。POPには「アメリカ カットアウト盤
手提紙袋一杯のハートチョコやで🍫
1975年のバレンタインデーの放課後に、中学の体育館裏でもらったチョコ。即物的には甘かったのだが、2か月後には体感的にほろ苦い味へと変化してしまった。その日の昼休みと部活前に目撃したコト。
昼休み終了前、友人のいる教室から自分の教室へ移動中、2階と3階の階段の踊り場で、1学年上で3年生のケレ君(it’s the nickname!)が、彼の同級生女子2人のセーラー服の上着のスソを引っ張り、何か言
ジョン・クーガー・メリルキャンプ 「スモール・タウン」
【番外編】ジョン(クーガー)メリルキャンプ
ある方のFB投稿へのコメントが長く、しかも勝手に論を展開しはじめてしまったので、失礼にあたると思い、記述をこちらにいたしました。
カントリーが日本でなかなか受け入れられない。それは日本には演歌というものがあるから。米国・日本それぞれ土着の、心情に染みついた感覚をこの二つの領域の音楽が人心をとらえていて、相入れないからだろう。
我々が知ってるつもりの米 もっとみる
「I Can‘tTell You Why」 Eagles
【1(WC)】-5 「I Can't Tell You Why」 Eagles
ここではひとつのカテゴリーを5回単位で連載していこうと思い、まずは米ウェストコーエスト・サウンドから書き始めてみた。
その5回目。すでにお気づきの方もいらっしゃるとは思うが、実はこの連載は「リンダ・ロンシュタット」、その人を軸に展開してきた。で、区切りの回はウエストコースト・サウンドを、当時の資本主義陣営の経済立国に もっとみる
アンドリュー・ゴールド Lonely Boy
1【WC】-4
米ウェストコースト・サウンド4th.
アンドリュー・ゴールドの「Lonely Boy」
70年前後、カーラ・ボノフと共に組んだ「ブリンドル」が鳴かず飛ばずだったアンドリュー。
1977年6月にはビルボード誌において全米シングル7位にまで浮上。これで一躍彼の名前が全米に知れ渡ることになった。フリート・ウッドマックの「Dream 」やスティビー・ワンダーの「Sir. Duke 」のヒッ もっとみる
Trouble Again. Karla Bonoff
80年代初頭の米ウェストコースト・サウンドを彩った「コミュニティ」。お次は…
1【WC】-3
カーラ・ボノフ
先日のリンダ・ロンシュタットの盟友であり、恋のライバルでもあった。
60年代末にはアンドリュー・ゴールドらと「ブリンドル」を結成し70年代初頭にメジャーデビューするも、芳しくなく、解散。インディーズでくすんでいた頃、人気絶頂のリンダのバックアップ・メンバーに旧ブリンドルメンバーが起用され もっとみる
It’sSoEasy
1【WC】-2
1977年、あるバンドに誘われた。このメンバーのギター2人は、まぁ凄腕。まずは戦後日本を元気付けた女声歌手を伯母に、東京藝大声楽科教授を叔父に持つヤツのギタープレイを聴いた。「ホテル・カリフォルニア」が日本でヒットの兆しが見えた頃。ワタシがギターのイントロを10日ばかりかかって、やっとこコピーらしき状態にまでなっていて、バンドの打ち合わせ時に弾いてみた。すると私が持参したテープを貸 もっとみる
J.D. Souther “You’re only lonely “
1【WC】-1
一人暮らしを始めたとき、maxell・UD90のトップに入れていた楽曲。
70年代後半〜80年代半ばの米ウェストコースト・サウンドになくてはならない陰の存在。ジャクソン・ブラウンに楽曲を提供していたことでも知られる。
とりわけ「もう一人のイーグルス」と言われたほど、彼らとは縁が深い。またリンダ・ロンシュタットのバックも勤め、一時期彼女と一緒に暮していたとも。
「もうひとりのイーグ
イケナイものに手をつけてしまった…
ーSP盤レコードー
この間から購入したレコードのことについて書いてきたが、ある意味「前振り」だったかも。ビニール袋に3枚ほど無造作に放り込まれた、ジャケットなしのSP盤。5袋ほどあったのでついつい全て購入してしまった。だってぇ、「クール」なんだもん。🤗
でも、プレイヤーがない。ここは便利なYahooとAmazonで商品を吟味。元々持っているアンプやレコード・プレイヤー、カセットデッキも昭和のも