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イケナイものに手をつけてしまった…

ーSP盤レコードー
この間から購入したレコードのことについて書いてきたが、ある意味「前振り」だったかも。ビニール袋に3枚ほど無造作に放り込まれた、ジャケットなしのSP盤。5袋ほどあったのでついつい全て購入してしまった。だってぇ、「クール」なんだもん。🤗

でも、プレイヤーがない。ここは便利なYahooとAmazonで商品を吟味。元々持っているアンプやレコード・プレイヤー、カセットデッキも昭和のもの。主にCDを聴くコンポも20世紀最晩年のもの(メインのセットからも音が出せるようにしてある)。で、レコード信号をデジタル化して収録する術(すべ)がなく、アナログ音源を自動車内でプレイできないでいた。

なのでこの機会にレコード信号をUSBやSDに落とせ、かつSP盤がプレイできる78回転対応のプレイヤーの購入を考えた。なるべく諭吉さん以内の予算でってことで…

吟味した結果、Amazon出品のモノを購入。注文翌日に届いた。いきなりSP盤の再生は針を傷めるので、記念すべき第1枚目には「BEATLESS Ⅵ」をチョイス。その前に新プレイヤーの信号をメインアンプに送れるように配線し、針を落とす。ワクワク( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
……ん?あまりにも、音が、チープだ。量販店で1000円以内で買える、電池式AMラジオのような音。アンプ側の音をどう調整しても、変わらずチープな音。念のためにCD専用コンポに繋いでも結果は同じ…。レコードを変えても同じ……SP盤にすると、SP盤特有の音質が再現されることがわかった。

結論。この子は針の傷みを考えずに、セットを通さずSP盤専用にするってことで

さて、キンキン・パチパチ音で聴く、SP盤からのダイレクトな音は、味があってよろしいなぁ。この子をSP盤専門にするなら、もっと音源が欲しいな…で、盤を購入した店を再び訪ねると、店の中の死角にホコリにまみれたSP盤が数十枚重ねて置かれているのを発見。全て購入した。

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これでストックが52枚+ダブり1枚、破損1枚。小唄、舞踊小唄、長唄、端唄、常磐津、浪花節、歌謡曲などのストックができた(ジャンルと会社別にExcel入力済み)。60歳過ぎたら三味線持って小唄を演りたいと、かねてから思っていたところ、思わぬところでこんな「準備」ができてしまった。三線から手を引いて20年。三味線はたしなみ程度でいいんだが、江戸とは違い、大坂には小唄の文化が根付いてなかったので、師匠がいないことを思い出した。7〜8年前に探したのだった…

ちなみに小唄や長唄は市場での人気がないからこういう売られ方をしているのだろう。霧島昇や灰田勝彦のような人気者の「流行歌」なら、程度によるけど、高値で取引されてるんだろうな。

ーSP盤、レーベルがシブかったり、かわいかったりー
象(メッチャかわいい)、牛車(駐留米軍夫人が喜びそうな絵柄)、本人像などなど…
市丸姐さん、小粋(こいき)だし、三橋美智也さん、オットコマエだし、虎造さん、カッコいい…楽し愉し

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でも、SP盤の収集を始めると、際限ないんだろうな… そして、何より
場所取るし、ベークライト素材はとんでも無く重いわ〜
イケナイものに手をつけてしまった…

※小サイズで写真をアップすると、左へ45°回転してしまいます。なお、動画は写真と同様に貼付したが、表示できません

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主にお笑いと音楽に関する、一回読み切りのコラム形式になります。時々いけばな作品も説明付きで掲載していくつもりです。気楽に訪ね、お読みいただければ幸いです。