J.D. Souther “You’re only lonely “

1【WC】-1

一人暮らしを始めたとき、maxell・UD90のトップに入れていた楽曲。
70年代後半〜80年代半ばの米ウェストコースト・サウンドになくてはならない陰の存在。ジャクソン・ブラウンに楽曲を提供していたことでも知られる。
とりわけ「もう一人のイーグルス」と言われたほど、彼らとは縁が深い。またリンダ・ロンシュタットのバックも勤め、一時期彼女と一緒に暮していたとも。
「もうひとりのイーグルス」で、「リンダ」の恋人で、ジャクソン・ブラウンの理解者。こういった世に出たミュージシャンのそばにいて、共同制作はするが、「自分の色」を押し出さない、というか押し出せない、いわば「無色透明な」ミュージシャンだったのかもしれない。

80年代の米ウェストコースト・サウンドは、実に心地よかった。ハードロック小僧にとって、「ヘヴィメタ」と呼ばれ始め、ブリティッシュ・ロックサウンドの変化に抵抗を感じ始め、「こっち側」に耳を「引越し」させ始めた、1979年の楽曲。


主にお笑いと音楽に関する、一回読み切りのコラム形式になります。時々いけばな作品も説明付きで掲載していくつもりです。気楽に訪ね、お読みいただければ幸いです。