ずい

ゆるゆると更新させていただきます。 精神疾患持ちです。 INFJ-T エッセイ、ポエム…

ずい

ゆるゆると更新させていただきます。 精神疾患持ちです。 INFJ-T エッセイ、ポエム多めです🌸 羽海野チカさんの漫画が好きです🍀

マガジン

  • エッセイ

  • ポエム

  • イラスト、詩

記事一覧

ヒーロー

ヒーロー。 どんなピンチにも駆けつけてくれる。 行動家。 優しさで満ちている。 私もそうありたい。大切な人たちのヒーローになりたい。 そして、私が私のヒー…

ずい
8時間前
2

精神障がい者になって

精神障がい者になって、 出来たことが殆ど出来なくなった。 思い描いていた人生の予定が白紙にせざるを得なくなった。 失望した。泣いた。暴れた。自分も周り…

ずい
2日前
9

不調の波が教えてくれたこと

ふと思った。 体調の波が変化してきている。 一年から半年くらい前までは、不調の大きな波が2、3ヶ月に一回ほど訪れていた。 1週間くらい何もできず、ただ…

ずい
2日前
2

日常

日常の尊さについて 日常とは、掴めない、でも形の見える雲のよう。 日陰になって私を守るもの。恵みの雨を与えるもの。 でも、手に取ろうとするとすっと逃げてし…

ずい
5日前
4

眠れない夜に

眠れない夜に 私は遠くで暮らす大切な人と声を繋ぐ。 元気で暮らしてるかな。風邪なんか引いていないかな。 そんな私はいつも心配かけてばかりだね。 でも、たまにはだ…

ずい
6日前
4

全力投球

ここに集う少年たちは、特別で、でもごくごく普通だ。私たちだってそうかもしれない。 だからこそ、応援したくなるのかな。 甲子園の話だ。 試合がひっくり返ったり、怪…

ずい
2週間前
4

小さな夢

名もなきものの小さな夢。 子供の頃に見た不思議で、でも豊かな夢。 ひたむきに追いかけた小さな夢。 そのためなら時間も労力も厭わなかった。 やっと形にできた小さな夢…

ずい
2週間前
3

無題という題名をつけてみた話

そこには無しかない。 でも、無というものがある。 すなわちこの文章にも、無題という題名があり、私は現にそれをしたためている。 無。 意味と無意味、関心と無関心……

ずい
2週間前
3

彩り

僕のした単純作業。 黙々とこなす。日々少しずつ。 きっと一発で世界を変えるほどの力や影響力は持ち合わせていない。 地位も名誉も微々たるものだろう。 そんな誰の目に…

ずい
3週間前
5

自分を信じること

一世一代の大チャンスの時、女神さまはこちらを向いてくれるだろうか。 ふと、そんなことを考えた。 きっと女神さまだって心があるから、 自分を信じてひたむきに頑張る…

ずい
3週間前
8

花火

パッと咲く一瞬の花。 パチパチと花弁を散らして消えてゆく。 そこには美しさと儚さが共存している。 儚いものと知りながら、なぜあなたと見に行きたいと思うのでしょう…

ずい
3週間前
4

傷つけあうこと

傷つけてしまう。傷つけられてしまう。 それが本意でも不本意でも。 傷つけあうのは仕方のない話? たくさん悩むんだろう、きっと。 いや、悩んできたし、 これまで傷つ…

ずい
3週間前
3

夏眠暁を覚えてもうたた寝

うだるような暑さの中のお話 私は元々、早起きな方の人だ。 朝7時には起き、散歩や作業所へ通い、 午前中を謳歌している。 それが最近おかしい。 目覚まし時計をかけても…

ずい
3週間前
2

得体の知れない何かと対話した話

昨夜、精神科受診から帰り夕飯を食べて いつものように恋人さんと電話をしていた。 そして話しながら寝床についた。 そうしていたら、暗闇の中に沈んでみたいという欲求に…

ずい
4週間前
4

表裏一体であり紙一重な話

これは私の最近の経験からきた気づき。 いや、そういう機会は前々からあったのかもしれないけれど、考えようとしなかったのかもしれない。 私は父のことがやっぱり苦手な…

ずい
1か月前
4

血のつながりが忌々しくなった話

先日、父と父の職場の方々とバーベキューに行ってきました。 序盤は楽しかったのですが、 だんだん父がお酒を飲みすぎてしまい、 皆さんが片付けている間もだる絡み、帰り…

ずい
1か月前
6
ヒーロー

ヒーロー

ヒーロー。

どんなピンチにも駆けつけてくれる。
行動家。
優しさで満ちている。

私もそうありたい。大切な人たちのヒーローになりたい。
そして、私が私のヒーローでもありたい。

優しくありたい。

優しさは色々だけど、私なりの優しさを見つけたい。

毎日思案する。
愛を伝える。優しさを拡げる。
愛の伝道師だってヒーローだから。

その日が来るまで、私は私なりの思いを記そう

もっとみる
精神障がい者になって

精神障がい者になって

精神障がい者になって、
出来たことが殆ど出来なくなった。

思い描いていた人生の予定が白紙にせざるを得なくなった。

失望した。泣いた。暴れた。自分も周りも傷つけた。

でも
今思うのは、出来ていたことは実は身の丈にあっていなかったということ。
継続できる必死さは美徳だけど、そうでない必死さは身を滅ぼす。それを体現した。自ら。

そして、
人生において選択は世紀の番狂せを起こ

もっとみる
不調の波が教えてくれたこと

不調の波が教えてくれたこと

ふと思った。
体調の波が変化してきている。

一年から半年くらい前までは、不調の大きな波が2、3ヶ月に一回ほど訪れていた。
1週間くらい何もできず、ただひたすらに横になる日々。

最近は、2、3日ほどの不調の波が1ヶ月に一回くらい。

そもそも、なんで不調になるのか、よくわからない。
不平も不満もないし、むしろ満たされているし、幸せなはずなのに。

そこが障害の不確かなとこ

もっとみる
日常

日常

日常の尊さについて

日常とは、掴めない、でも形の見える雲のよう。

日陰になって私を守るもの。恵みの雨を与えるもの。

でも、手に取ろうとするとすっと逃げてしまう。
不変で、でも無限ではない。形もない。

だから、いまの日常を一瞬一瞬噛み締めようと思う。

今は過去の選択の集合体だとどこかで聞いたことがある。
逃げたのも、それで得たものも、私が選んできたもの。
そこ

もっとみる
眠れない夜に

眠れない夜に

眠れない夜に

私は遠くで暮らす大切な人と声を繋ぐ。

元気で暮らしてるかな。風邪なんか引いていないかな。

そんな私はいつも心配かけてばかりだね。
でも、たまにはだけど、それでいいのかもしれないとも思うんだ。
あなたのおかげだよ。ありがとう。

1+1の気持ちが100にも1000にもなる不思議な夜の世界。

今日も私は大切な人と声を繋ぐ。

いつも、本当にありがとう。
こんなささやかな気持ちが世

もっとみる
全力投球

全力投球

ここに集う少年たちは、特別で、でもごくごく普通だ。私たちだってそうかもしれない。
だからこそ、応援したくなるのかな。

甲子園の話だ。

試合がひっくり返ったり、怪我をしたり、
神さまって残酷なのかもしれない。
だって勝ち進んできた結果この舞台に立つことができるのだから。

だけど、それでも全力で打席に立つ。
全力で打つ、投げる、獲る。

そこには青春が詰まっている。
それを見た人にも青春が詰まっ

もっとみる
小さな夢

小さな夢

名もなきものの小さな夢。
子供の頃に見た不思議で、でも豊かな夢。

ひたむきに追いかけた小さな夢。
そのためなら時間も労力も厭わなかった。

やっと形にできた小さな夢。
みんなに見せたささやかで嬉しい夢。

全ては夢から始まっていたんだ。

そんな夢を誰かをコントロールしようとすることに利用されてしまう。
小さな夢は大きな力となり、世界中を巻き込む惨事になった。

誰がそんなこと"夢''見ただろう

もっとみる
無題という題名をつけてみた話

無題という題名をつけてみた話

そこには無しかない。
でも、無というものがある。

すなわちこの文章にも、無題という題名があり、私は現にそれをしたためている。

無。

意味と無意味、関心と無関心…意識と無意識?
色々あるけど、無というものはそれに何かしらのテーマを見出したいんじゃない?と思う時もある。
でも、上手く言えないから、無でしめてしまうのでは、なんて。

恋人が、「些細なことだけど、noteでタイトルをつけると印象変わ

もっとみる
彩り

彩り

僕のした単純作業。
黙々とこなす。日々少しずつ。

きっと一発で世界を変えるほどの力や影響力は持ち合わせていない。
地位も名誉も微々たるものだろう。

そんな誰の目にも触れないような彩り。
どんな色を増やしていく?
なんかワクワクしてくるね。

そして誰かの、どこの誰かも知らない人の笑い顔を作っていたら、だとしたら、僕は本望だ。

偉人にもなれないし、歴史にも残らない僕らの仕事。
小さな庶民の一人

もっとみる
自分を信じること

自分を信じること

一世一代の大チャンスの時、女神さまはこちらを向いてくれるだろうか。

ふと、そんなことを考えた。

きっと女神さまだって心があるから、
自分を信じてひたむきに頑張る人と、そうでない人とだったら、前者に向くんじゃないかな。

そんな時、
「自分を信じろ!」
と声が聞こえたら、私は私を信じられるだろうか。

(あ、私あそこでサボっちゃったから、楽しちゃったからなぁ…)

と思ってしまうかもしれない。

もっとみる
花火

花火

パッと咲く一瞬の花。
パチパチと花弁を散らして消えてゆく。

そこには美しさと儚さが共存している。

儚いものと知りながら、なぜあなたと見に行きたいと思うのでしょうか。

それはきっと、一瞬の美しさを、愛しさを忘れないため、とっておくためなのかもしれない。

いつか一緒に見に行きたい。
そう告げたとある夏の日。

遠く離れたあなたの家から見える花火。
そんなことを考えながら。

次に会う日のために

もっとみる
傷つけあうこと

傷つけあうこと

傷つけてしまう。傷つけられてしまう。
それが本意でも不本意でも。

傷つけあうのは仕方のない話?

たくさん悩むんだろう、きっと。
いや、悩んできたし、
これまで傷つけたことも傷つけられたことも、
それで大切な関係を失ったこともある。

失ってしまった人たちへ。そして今の大切な人たちへ。

傷つけても、傷つけられても、
私はあなたのことが好きだよ。
今のあなたでいてほしい。ありのままでいてほしい。

もっとみる
夏眠暁を覚えてもうたた寝

夏眠暁を覚えてもうたた寝

うだるような暑さの中のお話

私は元々、早起きな方の人だ。
朝7時には起き、散歩や作業所へ通い、
午前中を謳歌している。

それが最近おかしい。
目覚まし時計をかけても予定ギリギリまで起きれないし、休みの日は正午過ぎまで寝ている。
目が覚めないことはないのだけれど、起きるのが到底億劫で、二度寝常習犯だ。

睡眠ゴールド免許が今は免許取消寸前である。

この間、精神科受診で寝る前の薬を減らしてもらっ

もっとみる
得体の知れない何かと対話した話

得体の知れない何かと対話した話

昨夜、精神科受診から帰り夕飯を食べて
いつものように恋人さんと電話をしていた。
そして話しながら寝床についた。

そうしていたら、暗闇の中に沈んでみたいという欲求に駆られて、試しにスマホを伏せてみた。
ぼうっと天井を見ていたら、
頭の中に何かが語りかけてきた。
これは私史上、ほぼ前例がない。

その何かは、

(いま持っているものを大切にしてね)

と語りかけた。確か。

そして、

(それを大切

もっとみる
表裏一体であり紙一重な話

表裏一体であり紙一重な話

これは私の最近の経験からきた気づき。

いや、そういう機会は前々からあったのかもしれないけれど、考えようとしなかったのかもしれない。

私は父のことがやっぱり苦手なんだな。
今は。

でも、嫌いじゃないし、苦手なのも今の話。

たった一つ変わらないのは、父子関係の中で
たまに優しさや豊かさに
気づき(気づかされ?)、
またたまに忌々しく、恨めしいものでもあると
気づく。

それは事実。

改めて結

もっとみる
血のつながりが忌々しくなった話

血のつながりが忌々しくなった話

先日、父と父の職場の方々とバーベキューに行ってきました。
序盤は楽しかったのですが、
だんだん父がお酒を飲みすぎてしまい、
皆さんが片付けている間もだる絡み、帰りもフラフラでもうどうしようもなくなってしまい…。

という前置きから。

私がとりわけ嫌だったのが、
私がおっちょこちょいなのは仲が深い方からすれば周知の事実なのですが、
そのおっちょこちょいで荷物を落としてしまった時、父の職場の方に、

もっとみる