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日常

日常の尊さについて

日常とは、掴めない、でも形の見える雲のよう。

日陰になって私を守るもの。恵みの雨を与えるもの。

でも、手に取ろうとするとすっと逃げてしまう。
不変で、でも無限ではない。形もない。

だから、いまの日常を一瞬一瞬噛み締めようと思う。

今は過去の選択の集合体だとどこかで聞いたことがある。
逃げたのも、それで得たものも、私が選んできたもの。
そこでの人々との出会いは貴重なものだと思う。

今も私は選択を続けている。
そこで得た尊い日常を守るために、昇華させるために。

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