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異世界モノ、多すぎでは?

※痛恨のスペルミス!☝️

●いま、小説かいてるんですよ。我ながら似合わないことをしてます。でもこれがね、なかなか楽しいんですよ。今書いてるやつは、おっさんがハリネズミになってしまった話なんですけど、どういう展開にするか今結構悩んでるんですよね。動物が人間社会に紛れ込む系のファンタジーはマンガや小説に結構あるので、それらはどういう構築で話をまとめてるのかが気になるところですねー。

●先日Twitterで「#RTした人の小説を読みに行く」を付けてツイートしたところ、多くの一次創作者から僕のツイートに自作品のリンクを多数頂いたのですが、7〜8割方が「異世界、異能力系ファンタジー」ものだったんですよね。

例のツイート

みんななんか、「俺のは他のとは違うぜ!」とアピールしてくれたんですけど、素人目のぼくから読んだらどれも似たようなものばっかりでした。批判するつもりはありません。巷じゃ流行ってるんですから、何かひとつ「ドカン」とかましたいのであれば堅実な判断だとは思うんですけど、小説ってもっと自由で、もっと自分の個性を出せる場所だと思うんですよね。元ブルーハーツ、現クロマニヨンズボーカルの甲本ヒロトさんは言いました。

「売れてるものが良いもんなら、世界一うまいラーメンはカップラーメンだ。」

多分、みんな目的があると思うんですよ。「売れる小説」を書く。「良い小説」を書く。どっちもアリです。ぼくは後者で書いてます。ただ、みんなはどっちなんだろうなぁ、と思ったんですよ。

これ、ぼくの信じていることがあって、「良いものは100年経っても忘れられないものになる」って事なんですけど、ディズニーもジブリも手塚治虫も芥川龍之介も、本人たちは「売りたい」と思って書いたのかは知りませんが、やっぱり良いもん作ってるんですよ。だからぼくも100年経っても残る作品を目指して書いてるんですけど、ぼくはもうこの時代に異世界ファンタジーモノを書いても埋もれるだけなんじゃないかなぁと思うんですよね。正直、異世界モノで売れてるものと売れてないものの区別がよくわかりません。

じゃあどうやったら文章で他作品よりも魅せることができるんだろうか、と考え時に、林修先生の言葉を思い出したんですよ。

「僕の文学はもう、ある時点で止まっちゃってるんですよ。夏目漱石、芥川龍之介、志賀直哉、川端康成、三島由紀夫あたりの近代文学までですね。現代の作家さんにも素晴らしい方はたくさんいらっしゃると思うんですけど、僕の場合は、手に取って、1ページ勝負なんです。そこでガツンと来ない本は全部返しちゃうんです。」

ぼくの大好きな小説の一つに太宰治の「葉桜と魔笛」という話があります。(リンク先は青空文庫です。クリックしてすぐに読めます。)

もう無駄な文章が一切無いんですよ。というのも、これはぼくの自論なんですけど、読者が話を読む前って、全く内容に興味がないと思うんですよね。「○○さんが書いた本だ!」という興味はあるんですけど、話にはまだ興味いってないですよね。だから、これは小説に関係なくすべての本に言える事だと思うんですけど、冒頭は無駄がなくそれでいて興味をそそられるような書き方にしないと読者は読んでくれない気がするんですよ。

ぼくのところにきた大半の小説は、「まず一番最初に長ったらしい世界観の説明、登場人物の説明を読んでから、話を楽しんでください!!」といったやつばかりで、「興味がないのにいきなり設定べらべら書かれてもなんも心に響かないんですけど……。」とキョトンとしてしまいました。恐らくこれが今の主流なんでしょうね。知りませんけど。でもこれらの説明って漫画でいうと第2巻以降に書くやつじゃないですか?第1巻からこんなに書く漫画はあまりないのでは?

とにかくですね、いきなりどうでもいい情報(乱暴な言い方)を並べられても全く興味そそられないんですよね。物書きはもっと文章で説得力を出さないといけない気がするんですよね。

まぁ以上はライトノベルとかなろう小説を全く読んだことがないトーシロの意見なので、無視して構いません!ただ正直な感想を述べてみたので、参考にして下さい。しなくてもいいです。むしろしない方が良いかもしれません。それで閲覧数が少なくなったら最悪ですからね(笑)

ではまた明日!

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