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健康に暮らすために知って欲しい🏥

がん

日本人のおよそ2人に1人が、がんにかかると推計されています。誰がかかってもおかしくありません。自分や家族、親しい人ががんと向き合うことになった時に備え、がんについて正しい知識を身につけておくことが大切です。

どうしてがん検診が重要?
がんにかかっても、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。しかし、症状がなくてもがんは少しずつ体を蝕み、自覚症状が現れた時にはかなり進行していることがあります。恐ろしいイメージが強いですが、近年は早期発見技術や治療法の進歩により、治せるケースが格段に増えてきました。大切な命を守るために、定期的にがん検診を受けましょう。

がんの原因とされているもの(厚労省が推奨しているがん検診に基づいたものを紹介)


精密検査を忘れずに
異常があったら、必ず精密検査を受けましょう。精密検査の必要があると判断された場合、より詳しい検査を行い、本当にがんがあるか調べる必要があります。「症状がない」「健康だから」という理由で検査を受けないと、がんを放置してしまう可能性があります。

ライフスタイルをチェック!
がんを予防するためには、日頃の生活習慣が重要です。まずは見直してみませんか?


循環器疾患

循環器病とは、心臓病と脳卒中をあわせていいます。高血圧や脂質異常症、糖尿病、喫煙などが循環器病の要因となります。そのため、運動、食生活、喫煙など日々の生活習慣を見直し、高血圧や脂質異常の改善が大切となります。

〇高血圧の予防

塩分の摂り過ぎは高血圧の原因となり、心疾患や脳卒中、腎不全などのリスクを高めます。減塩を心がけ、
病気のリスクを減らしましょう。

・カリウムを含む食品を積極的に!
 血液中のナトリウム濃度を抑えるのに効果的な栄養素がカリウムです。カリウムは水分と一緒に摂取すること
 で、ナトリウムを体外に排出します。

塩分を控える工夫
 日本人の食生活は食塩が多くなりやすい特徴があります。
 食品表示で塩分量を確かめて、減塩を心がけるようにしましょう。

 食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1000

<食べるときのコツ>
・ラーメンなどを食べるときはスープを残す
・漬物、塩辛などの食品は控えめにする
・調味料は「かける」ではなく「つける」ようにする

<つくるときのコツ>
・味付けには、だしやお酢、香辛料、柑橘類などを活用する
・減塩の調味料を使う(減塩みそ、減塩しょうゆなど)
・天然食材(こんぶ、かつおぶし、にぼし、干し椎茸など)からだしをとる
・具だくさんのみそ汁にする

〇脂質異常症の予防

脂質異常症の主な原因は、食べ過ぎや飲みすぎ、運動不足などの生活習慣です。これらは高血圧や高血糖を引き起こします。栄養バランスの良い食事を1日3食とることを心がけましょう。伝統的な和食がおすすめです。

・油脂を選びましょう

 

油脂には下記のような種類があります。LDLコレステロール値を下げるには、飽和脂肪酸を摂取する回数や量を減らし、不飽和脂肪酸を適量摂ることが大切です。

適量摂る 不飽和脂肪酸→青魚、オリーブ油、ごま油 など

摂取を減らす 飽和脂肪酸→肉の脂身、ラード、バター、チーズ など

摂取を避ける トランス脂肪酸→マーガリン、ショートニング など

〇毎年の健診を受けましょう
毎年の健診結果から自分の健康状態を確認しましょう。健診結果は経年変化を見ることが大切です。現在は異常値が示されていなくても、毎年少しずつでも保健指導判定値に近づいているならば注意が必要です。今回の健診結果を生活習慣を見直すきっかけにして、今後の健康づくりに役立てましょう。

✅糖尿病

高血糖とは、血糖がなんらかの原因で細胞に取り込まれなくなり、血液中にあふれている状態です。この高血糖の状態が続いているのが糖尿病です。その状態がさらに続き、さらに高血圧や脂質異常などによるメタボリックシンドロームが加わると、動脈硬化が急速に進行します。悪化すると目や神経、腎臓などに合併症を引き起こします。

糖尿病の予防

 〇食生活のポイント
 栄養素の過不足がないように、栄養バランスの良い食事をしましょう。食べてはいけない食品は基本的には
 なく、糖尿病に良い食品もありません。つまり、色々な食品を食べることが大切です。


・朝食は抜かずに1日3食規則正しく、過食を控える
 -朝にしっかりエネルギーを摂り、昼間の活動を!
・野菜、きのこ、海藻などにより食物繊維を豊富に
 -血糖値の急上昇を抑える!
・食事は野菜から食べる
ー野菜を最初に食べることで血糖値の上昇が緩やかに!
・炭水化物のとりすぎに注意する
ー炭水化物の重ね食いは避け、バランス良く!
・おやつなど間食はなるべく控える
ーとる場合には時間と量を決めて!

 〇運動のポイント
 糖尿病を改善させる運動として、有酸素運動とレジスタンス運動(おもりや抵抗負荷に対して動作を行う運
 動)の組み合わせが効果的とされています。


有酸素運動
  種類:ウォーキング・ジョギング・水泳・自転車 など
  強度:運動時心拍数が50歳未満で100~120拍/分、50歳以降で100拍/分以内
  頻度:出来れば毎日、少なくとも週に3~5回、各20~60分間行い、1週間の合計150分以上

レジスタンス運動
種類:腹筋・ダンベル・腕立て伏せ、スクワット など
強度:1種目につき10~15回を1セットとして1~3セット
頻度:週に2~3回

上記は目安なので、個人の基礎体力、年齢、体重、健康状態などを踏まえ、好みにあった運動を取り入れるなど運動の楽しさを実感できるように工夫していきましょう。

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