吸って、吐いた、ありがとう
好きなアーティストがアルバムを出したとして、その中の全曲を好きになるわけではないでしょう?
友人の言葉にイエスを言えなかった、わたしです。好きと言うには全部を好きにならないといけないと思っていた。というよりは、そんな一面もあるのね、と許容できてしまうのがわたしでした。個人はそんなにもわがままでいいんだな、とも思いました。好きのカタチはいろいろあるね。全部が正解だと思う。タワレコに並んで買ったCDを聴きながらこんなことを思っています。意地悪で、わたしにとっては最高なシングル。
まだ学生です、が、社会人の方と一緒に仕事をさせてもらえることが増えた。その、最初の小さな成功がありました、今日。だから嬉しくなってのんきに言葉を打ち込んでいる。スケジュールの余裕はないけれど心には余裕がある、この時間が一番楽しい。
ネイルを新調しました。毎月や毎日の固定された習慣的な予定が苦手なわたしですが、月一のネイルはちゃんと通っている。好きなものに時間を割けるのは当たり前でしょう、とも思うけれど、気分屋で大のめんどくさがりなわたしからすると、毎月違う色に爪を染められている生活は、かなり新鮮で偉い。そうやって自分を褒めることで、何とか命を繋いでいるのです、わたしは。
10月の初めから、交換日記を始めました。胸中をさらけ出せる友人ができたという事実が何よりも幸せです。みんな、わたしの汚い字を目を凝らして読んでくれて、そのひとつひとつにしっかり言葉をくれる。尊敬している、本当に大切な人たちです。「失うものがあって、得られるものがある」。わたしの師匠の言葉は本当でした。わたしは今、大切が多すぎてあふれている。その中の大きなひとつを手放してしまったことは悲しかったけれど、ほかの大切をもっともっと抱きしめられるようになったということ、これはわたしにとって大きな前進で、幸せです。
逃げ方にはいろいろあると思います。でも、自分を正しく守るための逃げは、他人に何を言われようと貫き通すと決めています。これは正しさの逃げ。逃げではなく自分に向き合ったという証明。ただ、何かから目を背けたなら、必ずまた目を向けないといけない時がくる。その時に備えるための逃げなのか、目をそらし続けるための逃げなのか。ここ、わたしの強さが試されるとき。目をそらし続けると、不安と負担が大きくなる。やりたいと大切が多すぎて前に進みずらくなっている今、向き合うための逃げ、わたしはこの選択をし続けていたい。
他人に何を言われようと貫き通す、は視野を狭くする、ということではありません。色んな人に感謝して、影響されて、たくさん考えた後での自分の選択を信じ抜く、ということ。自分の意思を置き去りにした決断で後悔しなかったことが一度もありません。わたしはたった一度しかない人生の中で、後悔を極限にまで減らしたいと思った。いつの間にか、後悔することのないわたしになりました。正確には嘘です。後悔するときもあるけれど、それで後ろ向きになることがなくなった、という方が正しい。心は悲しい、悔しいけれど、そんな感情たちを抱きしめながらその先のことを考えている。noteを始めてからもうすぐで二年、少しは強くなれたかな、わたし。
「今のうちにもっと自分に夢中になってくれ」と言われました。社会人の先輩からの言葉。社会人という生き物は、自分のことだけ考えていては生きていけないらしいです。わたしは学生が終わった後、どれだけ自分に夢中でいられるかな。日を追うにつれて膨らむわたしの夢への気持ちは、あっけなくしぼんでしまうのでしょうか。ううん、ここがあるうちは大丈夫。
わたしは今、未来のわたしへの予防線を張っています。方法はたったひとつ、自分の想いと夢を語れる相手を作ること。9月の中旬から今日までに、わたしは50人近くの人に出会いました。その全員に、わたしのわくわくを伝えて、全員のわくわくを吸収しました。未来のわたしが自分に夢中になれなくなったとき、わたしにはここと、すぐに連絡できる50人の仲間がいるというわけです。すごいね。感謝が止まらない日々。
自分にできることが増えて、影響できる範囲も広がって、わたしはありがとうを言いずらくなっていました。自分を過信していた、とも言っていい。危険でした。そんなわたしを優しく叱ってくれる人がいます。それが今の師匠です。だからわたしはこうしてまたありがとうとあなたたちに伝えられる。何度も何度も書いた、けどまた書かせてください、わたしの生活は、人と、あなたと、わたしでできている。今日の生活に、ありがとう。
人を自分なりに大切にする方法をずっと探しています。みんな違う「大切」があって、そのどれもを大切にすることができないわたし、歯がゆい。だからこそ、わたしなりの大切を見つけることが、わたしにとっての正しさだと思いました。見つかるまでもうちょっと、待っててね。ありがとうと言ったり、いきなりコメントしたり、DMを贈りつけたり、かと思えばスキだけを返したり。不器用なわたしに寄り添ってくれてありがとう。わたしはずっと、わたしらしくいられる今に、たくさん感謝しています。
読んでくれてありがとう。あなたが人を大切にしていると思えるのはどんな時ですか。大切にされていると感じるのはどんな時ですか。もっと多くの言葉に触れていたい。それがわたしの一番の大切だった。
またね。
いつか青い鳥になって、あなたの下へ幸せを届けます。