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社会

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#AI

よく使うけど、実は要らないもの

よく使うけど、実は要らないもの

ぼくは、「モノは使わないと意味がない」と思っているほうだ。服は着ないと意味がないし、靴は履かないと意味がないし、本は読まないと意味がないと思っている。

ちがう考えの人もいるだろう。集めて、並べておくだけでうれしいという人も当然いるだろうし、押し付ける気はない。

ただし、ぼく自身は使わないと意味がないと感じるタイプで、そして、時間は24時間しかないので、モノがたくさんあると1つ1つのモノに割く時

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時代に逆らうのは無意味

時代に逆らうのは無意味

数年前に、「人間の注意力持続時間が金魚よりも短くなっている」という研究結果が話題になったことがある。ただしこれには諸説あって、事実無根だとする人もいるようだが、ここではいちおうTIME誌に載っている記事を参照しておく。

注意力持続時間とは「ほかのことに気をそらさないでいられる時間」のことで、人の注意力持続時間は西暦2000年の12秒だったのが、2015年には、8秒まで落ちているそうだ。

どうや

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テクノロジーは「勝ち方」を変えるだけ

テクノロジーは「勝ち方」を変えるだけ

テクノロジーは勝ち方を変えるだけで、世の中を変えないのではないか、みたいなことを言うと、「お前何言ってんだよ」という声が聞こえてきそうである。インターネットが普及してこれだけ変わっただろうと。そんなこともわからないのかと。

でも、インターネット以前と以後を比べてみて、なにもかも変わっているようでいて、実はなんにも変わっていないような気もする。

なんで急にこう思うようになったのかというと、ちょっ

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映画の未来

映画の未来

90年代に足しげく通っていたミニシアターがあるんだけど、すでに閉館している。シネマ1とシネマ2という2部屋あって、1のほうが席数が95席で2が63席だった。

とにかく狭かったという印象が強い。席数はいまネットで調べたんだけど、63席なら1列10席としてもたった6列しかないわけで、小会議室くらいの広さしかなかったし、画面のサイズも小会議室のプロジェクター程度だった。

それでもタランティーノの『レ

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占いにおける「何か」について

占いにおける「何か」について

昨年の10月21日にこういう記事を書いた。占い師のゲッターズ飯田氏が「来年2023年についてこのように言っている」という記事である。

飯田さんの言うことをいつも鵜呑みにしているわけではなく、失礼な言い方になってしまうかもしれないが、「外してるな」とかんじることもある。

しかし、この記事でとりあげていた予測については自分の肌感覚に照らして、かなりの確率で当たっているはずだと直感したので引用させて

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知らなくていいテクノロジーと知らなければ始まらないテクノロジーのちがい

知らなくていいテクノロジーと知らなければ始まらないテクノロジーのちがい

いまや新しいテクノロジーやサービスが次々に出てくる時代になったが、その中には知らなくても特に困らないものと、知らなければ始まらないものがあると思える。

とはいえ、なんにしてもやってみないとどちらかわからないので、まずは「やる一択」なんだけど、そのうえで、2つに分かれるような気がするのである。

ここ数年の僕の体験から言えば、noteはやってよかったけど、Twitterはやらなくてもよかったな、と

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未来のSNSって意味あるんだろうか?というギモン

未来のSNSって意味あるんだろうか?というギモン

「南雲 香織 - Kaori Nagumo」というナゾのTwitterアカウントが最近話題になっているらしい。ワクチンデマや陰謀論を大量に拡散しているアカウントなんだけど、ぼくは今日初めて知ったので「いまさら」かもしれない。フォローしている人が6.3万人もいる。

すでに、いろんな人の手でこのアカウントがフェイクだということが論証されているが、この記事が詳しい。

人物像

だれがなぜこういうこと

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コンピュータには数学ができない

コンピュータには数学ができない

羽生九段復活か!?

将棋の羽生善治さんというとぼくの1つ下の学年で、中年の星であり、希望でもあるのだが、ここ数年なかなか勝てなかった。「もう終わりか?」とまでささやかれていたのだが、このところがぜん調子を取り戻し、藤井聡太王将への挑戦権をかけたリーグ戦で全盛期のような圧倒的な強さを見せて7勝して挑戦権を獲得している。「羽生復活か?」などと騒がれたので知っている人も多いだろう。

ここ数年羽生さん

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