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91. 除夜 (自由詩→短歌)

秒の花が咲く

強い光を放って

邪なる全てを焼き尽くすように


切り花よりも短く

強烈に咲き誇る

音が揺れ炸裂する

光の力が

君の鼻筋を

数秒間照らす

年の切れ端に

なんとかぶら下がって

闇に浮かぶシルエットまで

あとどれくらい


白い息と火薬の溜息

重なった冬の空には

色とりどりに

弾ける想いが

交錯する

また一枚

動ある絵画を

心に刻んだ



短歌バージョン

        
          🎍***💚***🎍

トップ画の写真は耀さんより提供していただきました。

         🎍***💚***🎍

2024年が始まりました。
今年も様々な方々と交流を図りたいと思っております。
詩への感想、ご意見をたくさん伺えれば幸いです💚
今年もよろしくお願いいたします。


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