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人生はセルフイメージでできている-何にスポットを当てて日々を過ごすか-

最近久しぶりに美術館に行ってきました。
気になっていた展覧会があり、企画展最終日になんとか滑り込めたその1日。
良いことも悪いことも起きた中で、何にアンテナを張っているか次第で、同じ1日を過ごしても印象ががらりと変わるなと、駅ビルのエスカレーターに乗っていて思ったので、本日はそんな話を書いていこうと思います。

2つの切り口から見た同じ1日

・行こうと思っていた展覧会に行けた
・帰りがけに偶然見つけた素敵な紅茶のお店を覗いた
・住んでみたいと思っていた街を散策してみて、無理してここに住まなくてもいいなと思うようになった
・以前同じ場所で開かれていた展覧会で衝撃を受けた日のことを思い出し、頑張る活力が湧いた

これが"良い1日だったな"と私がその日思えた理由です。
だけど同じ日、同時にこんなことも起きています。

・午前中の仕事が終わらず展覧会の予約時間ぎりぎりになり、危うく入れなくなりそうだった
・行こうと思って調べていたカフェが休業日で、かなり歩いたものの行けなかった
・有効期限残り数日のルミネのクーポンを使うため帰り道のルートを変えたのに、登録しているクレジットカード情報をアップデートするため一回削除したらクーポンが消えて無駄足になった

良い1日だと思えた理由も、残念な1日に感じる事柄も、ひとつひとつはほんの些細なことです。
それでもきっと、一日を振り返った時に印象に残ったシーンがどこだったかによって、この1日がどんな1日だったか、がらりと変わってしまうと思います。

あなたの今日はどんな1日でしたか

これを読んでくれているあなたの今日は、どんな1日だったでしょうか。
良い1日だと思えた方もいれば、あまり良くなかったように感じた方もいるかもしれません。

もしあまり良くなかったように感じたら、その中でも今日の良かったこと・嬉しかったことを、敢えて考えてみてください。
気付いていなかった些細な出来事や、もしかしたら結構強く良さを感じられたものの、印象に残らなかったこともあるかもしれません。

人生は自分の中にある「きっとこうだろう」の証拠集めでできている

1日の中で印象に残ることは、自分の中にある「きっとこうだろう」の証拠集めになりがちです。
「私は不運な人だな」と思っていると、不運であった出来事により目がいきやすくなります。
「私はダメな人だ」と思っていると、自分がダメであること事実が証明されたような出来事が、自分の中により印象強く残ります。
本当は幸運に恵まれたことがあっても、自分が上手くできたことがあっても、それはなかったことや例外として認識されてしまうのです。

自分が何を思って証拠集めをしているか、自分ではなかなかわからないかもしれません。
ただ、なんだか苦しく感じることが多かったり、あまり気持ちが晴れない時は、意識的に"自分が感じる印象の例外は何か""良かったことや嬉しかったことはどんなことがあったか"に目を向けると、"意外とそうでもないかも""案外自分もよくやっている"と思えるきっかけに繋がっていく筈です。

無意識にやっているからこそ視点を切り替えることは難しいですが、少しずつ目線を変えていくとそれだけの価値は感じられると思います。
同じ時間を過ごす中、折角ならより良い1日だと捉えられる日を増やして、人生をより心地よいものにしていけたら素敵ですね。

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