指人形、はじめましたの行為と記録 Vol.96「黙々とパーツ作り」
ゆびにん制作日記(2023.07.17 - 07.23)
7/17 (月) ブタとうさぎの顔パーツ完了。
7/18 (火) ライオンの顔パーツ着手。
7/19 (水) ライオンの顔パーツ完了。
7/20 (木) ウーパールーパーの顔パーツ着手。
7/21 (金) 制作休み。
7/22 (土) ウーパールーパー、三毛猫、パンダの顔パーツ完了。
7/23 (日) キリンの顔パーツ着手。
今週観た映画
素敵な歌と舟はゆく(感想) ☜ 好き
今週読んだ本
共犯者/山崎永幸(新潮社)
読了。
映画『冷たい熱帯魚』を観て、埼玉愛犬家殺人事件に興味を持ったので読んでみたのですが、遺体の解体シーンが多く、グロ描写に耐性のある私でもさすがに気が滅入りました…
小説ではないっていうのが最大のポイントですね。読んでいる最中何度も「これって実際に行われたことなんだよな…」という考えが脳裏をよぎり、そのたびに読書が止まってなかなか読み終えられませんでした。苦しかった…
真実かどうかはさておき、著者である共犯の人物は解体作業は行っていないそうなのですが、自身のトレーラーハウスの浴室を解体現場に使われていたため、肉片や骨は目にしていて、骨を燃やして粉砕する作業や肉片を川に流す作業もやらされているんですよね。主犯の関根が切断した生首の髪の毛を掴んで著者に見せつける場面なんかは万人に嫌がられると思うんですが、私が読んでいて一番気分が悪くなったのはそこではなく、著者が関根に命じられて牛刀を研ぐ場面です。牛刀が油脂で分厚くコーティングされていて研ぎづらく、中性洗剤で洗ってから研いだ、という描写がありまして、それが実体験に基づいた描写という感じがして妙にリアルで映像が脳に浮かんでしまったんですよね…普通、人肉を切ることなんてありませんし、人間の内側ってそれくらい脂でギトギトなんだ…と思うと胃がムカムカしました。
この記事を読んでいる方でこの本をあえて読もうと思う方はいないと思いますが、どうしても気になる方には本ではなく『冷たい熱帯魚』を観ることをおすすめします。大まかな事件概要や犯人の鬼畜度は再現された上で創作のオブラートに包まれていますし、役者さんがやっている分ワンクッション置いて見られますので…
海の仙人/絲山秋子(新潮文庫)
本と雑談ラジオで2年前に取り上げられていて、いつか読もうと思っていた作品。今になってやっと読みました。
好きか嫌いかで言うと好きな作品なのですが、読んでいてものすごく淋しい気持ちになる小説でした。読者をこんなにも淋しい気持ちにさせるってすごい…
障害者の風呂用に開発された表面がゲルになっているタイルの上に海から持ってきた砂を敷いて、円テーブルと椅子二脚とデッキチェアを並べたリビングを作るシーンなんかわくわくしました。
以下好きだった文章。
巻末の福田和也氏の解説も良かったです。
図書館から借りたんですけど、もうこれ買おうかな…
私のトランプコレクション
所持しているトランプを1つずつ紹介しています。
これまでの ☞ フルーツトランプ、きのこトランプ、トーストトランプ、ムーミントランプ、ジャイアン猛言トランプ、水曜日のアリストランプ、ドラえもんトランプ、THE YELLOW MONKEYトランプ、パンケーキトランプ、クレープトランプ、丼トランプ、寿司トランプ、天使なんかじゃないトランプ、おちゃめフレンズ ミニトランプ「喫茶オチャメ」「おちゃめな暮らし」「おちゃめフルーツ」「OKASHI」、オサムグッズトランプ、マツケントランプ
今回はこちらの…
肉トランプです。
パンケーキトランプ、丼トランプ、寿司トランプ と同じシリーズのガチャガチャ商品。
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