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出会いとつながりと発信①

みなさんこんにちは!

ここまで過去の自分について記事を4つ書いたが、

私の紹介についてお話してなかったので、ここで今の自分について自己紹介をしたい。

名前 Tatsuya
出身地 愛媛県
職業 公立中学校英語教員→独立して個人事業、学習支援教室を経営、その他教育活動実施中(詳細ページはプロフィールのリンクからどうぞ☺)


大学で英語の教員免許(中学・高校)を取得して卒業し、公立中学校で英語教員として10年間学校現場に携わってきた。

教員として働いていた時の様子や考えを振り返ると

  • 残業するのは仕方ないと思っていた

  • 部活動の顧問をして当たり前だと思っていた

  • 学級担任を持つとその学級の責任は自分にあると思っていた

  • 授業準備として、ワークシートの作成・工夫に時間を使っていた

  • 初めての業務を任されることも多く、自転車操業にような毎日だった

  • いじめ・トラブルの対応、保護者からの要望に追われる日々もあった

  • 校則やルールで子どもたちを縛っていた時期もあった

  • 研修会に参加し、新しい知見や視野を学び、学校現場で実践してみたが失敗することが多かった

  • 職員との関係がうまくいかない、「何だか自分だけ厳しく当たってくるなぁ」と感じることがあった

  • 普段の業務に加え、研究授業や指導案作成、レポート作成、学習資料作成なども任された

  • 学力テストの英語の点数が芳しくないから、何とか点数をあげるよう管理職からプレッシャーをかけられた

というマイナス寄りな部分が多かった。
でも、

  • 「先生の授業、楽しい」と言ってくれる子どもたちがいた

  • 「先生、手伝いますよ」と優しく声をかけてくれる子どもたちもいた

  • 「英語の〇〇が分からないので、放課後教えてください」と相談に来る子どもたちもいた

  • 部活動で、子どもたちが懸命に練習した成果が試合で表れ、素晴らしい成績を取る瞬間を見ることができた

  • 子どもたちの練習に一緒に参加し汗を流すこともあった

  • 同期や英語教員、学年部などの先生たちと親しくなり、懇親会を開くこともあった

  • 学校を転任するときは、離任式で子どもたちから手作りの贈り物や手紙をもらえた(今でもすべて残している)

  • 業務で困っているときは、同僚の先生からのサポートをたくさんもらった

  • 子どもたちには楽しく英語に触れてほしいと思っていた

  • 県外の素晴らしい先生の研修やセミナーに参加したり、国立教育政策研究所の研修会に参加したりして、授業づくりの参考になる学びができた

  • 私が小学校や中学校の学生ときにお世話になった先生と同じ職場で働いたり、研修会、部活動の試合会場等でお会いすることができた

と嬉しいできごとも多かった。

これらの経験が、今の自分の存在に大きく関わっているのだろうなと強く思う。

教員になる前の生活も通して、多くの方や考え方と出会うことができた。

教員になって最初の数年は、つらいことから逃げたい、今の自分はどうなるのだろう、としばしば思っていた。

ちょっとした転機が訪れたのは、教員になって5年目くらいになるだろうか。

当時、千代田区立麹町中学校の校長をされたいた工藤勇一先生の、貴校での取り組みの一部をネットで見つけたのだ。大きな出会いだった。「固定担任制の廃止」「宿題の廃止」「期末テストの廃止」という内容の記事だったと思う。

衝撃が走った。
こんなことが学校でできるのか、と。

この時の気持ちがずっと頭の片隅に眠ったまま、数年が経ち、30歳。

放課後、学校で学級の子どもの教育相談を終えた時、体に異変が起こった。目眩と耳鳴りだった。

病院へ行き、ストレスや働きすぎが原因だろうと医者に言われた。
そこから自分の体調が優れない日が続いた。

休職することは考えなかったが、仕事量を抑えるなどできる範囲で働いた。

そしてまた月日が経ち、2度目の転機。2020年2月下旬、全国の小中学校、高校に一斉休校の発表があった。
これを機に、家庭学習、オンライン学習の形が広まった。

そして、麴町中学校の工藤校長の著書に出合い、数年前に感じた気持ちがよみがえり、早速購入した。

教育に対する自分の考えが大きく変わった。この本を読んだ方の中にはこう感じた方も他にいるのではないだろうか。

「教育は変わらないといけない、このままではいけない」と。

僕は、その中の一人だ。

そして、英語をもっと多くの人(子どもから大人まで)に楽しんでもらいたい、人生100年時代の生き方を伝えたい、今の教育制度を変えたい、という思いで、10年勤めた教員を退職し、個人事業を始めた。


次回へつづく。


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