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新規就農準備&北海道移住日記

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2022年就農に向けて北海道に移住し、農業の研修を受けたり、地方都市での暮らしのいろいろについての日記を書いています。
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2021年5月の記事一覧

つむぎ二歳前にして初の失恋を経験

つむぎ二歳前にして初の失恋を経験

今朝ももちろん散歩に繰り出すつむぎさん。いつも通り、まずはお隣の農家さんの家へ。道を通らず、土手を登ってお隣の敷地に入るのが、もはや定番のお散歩ルート。いつも歩くところだけ草が踏まれてちょっとした獣道が出来ている。

お隣のお家で、嬉しいサプライズ。お孫さんが外で遊んでいる。つむぎより二ヶ月早く生まれた可愛い女の子。つむぎは彼女のことが大好きらしい。

ちいさな二人は目を合わせ、なんだかとてもうれ

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話題のゲノム編集トマトが届いたので、ゲノム編集技術について学んでみた

話題のゲノム編集トマトが届いたので、ゲノム編集技術について学んでみた

我が家に「シシリアンルージュハイギャバ」の苗が届きました。ちょっと前にニュースでもよく取り上げられていたいわゆる「ゲノム編集トマト」です。早速ハウスの中に定植し、栽培を開始。GABA自体に興味はないのですが、ゲノム編集についてはすごく興味があります。植物の遺伝子を研究し、日本では毛嫌いされていることを少し悲しく思っていた僕としては、ついに日本でここまで来たんだなぁという感じです。ちなみに、このトマ

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農業用アシストスーツがほしい!ので調べてみた

農業用アシストスーツがほしい!ので調べてみた

昨日2時間中腰でレタスを定植し続け、やっぱりこれはそのうち腰を悪くしそうだなと改めて実感。よし、早い内にアシストスーツを導入しよう!と思い、調べてみました。その結果、まだ購入は踏み出せず。どうしようかなぁ・・・。

「農業 アシストスーツ」でぐぐってみると出てきたのは、農水のウェブサイト。

もう一つ良さそうなまとめページがこちら

ほうほう、こんな感じのものがあるのね。リンク先もポチポチしながら

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露地レタス二期生が畑にデビュー、今度こそ強く生きておくれ!!

露地レタス二期生が畑にデビュー、今度こそ強く生きておくれ!!

露地レタス二期生が畑にデビュー。

一期生が畑にデビューしたのは5月18日火曜日。新たな舞台に立ち、希望に燃えているように見えた一期生。プロデューサーである我々の実力不足もあり、3割近くがデビュー後、一週間であえなく舞台を去り。後に控えていた練習生(余っていた苗)にその席を譲ることになった。

そして、今日、二期生が128穴の育苗セルから広い畑へ。128人11グループが、次々と畑にデビュー。一度、

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息子の朝のお散歩は日々レベルアップし続ける

息子の朝のお散歩は日々レベルアップし続ける

「さぁ、いくぞー」

ご飯を食べ、服を着替え、今朝のつむぎも準備万端。一波乱抜け、また航海に繰り出すルフィたちの様な爽やかさだ。行き先は、もちろん、こども園ではない。

毎朝の日課、お散歩だ。

これまでは、我が家の車庫に置かれた働く車を見て回り、ハウスの野菜を観察していたつむぎのお散歩。このところ更なるレベルアップを遂げている。

最近の目的地は、すべり台のある公園。我が家の前の急な坂を下りきっ

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初めての農業体験教室、実施しました!

初めての農業体験教室、実施しました!

僕らの農場で、初めて農業体験教室をやってみました!参加してくれたのは、幸枝さんのママ友と子どもたち三組。一歳から小学一年生の子まで。僕らの農園に小さなお客様が来てくれました。

メインの体験プログラムは、じゃがいも植え。だんしゃく、きたあかり、サッシー、インカの目覚め、レッドムーン、デストロイヤーと、ちょっと珍しい品種も含む六種類のじゃがいもたち。みんなで30センチ間隔に埋めていきます。じゃがいも

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3分の1くらい枯れてしまった第一次露地レタスに、援軍を投入(補植しました)

3分の1くらい枯れてしまった第一次露地レタスに、援軍を投入(補植しました)

先日定植した、我が家のレタス。畑の土との間に空間が出来てしまい、根を張れずにカラッカラに乾いていたレタス達。その時のレタスの様子はこんな感じ。

その後の恵みの雨である程度回復してくれたとはいえ、やっぱりすでに天に召されたもの、未だ予断を許さないもの多数。

幸枝さんとの間で白熱し鬼気迫る、第一回露地レタス緊急会議の結果。余っている苗を出来る限り植え直すことに決定。天気予報は、正午頃から雷雨の予報

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お風呂に入りたがらない息子にダイソーの「おふろでペタッとシート」

お風呂に入りたがらない息子にダイソーの「おふろでペタッとシート」

突如として息子のお風呂イヤイヤが再発。「お風呂入ろ」と言っても「お風呂、入んない。絵本、みてるの」。脱衣所まで行ってみても、服を脱ぐのは絶対拒否。このところ、つむぎは二日に一度くらいしかお風呂に入ってくれない。

そんな息子に悩める僕らが見つけたのが「おふろでペタッとシート」。ダイソーで100円のマル秘アイテムだ。お風呂の壁に貼ったり、湯船にプカプカ浮かせたりできる道路と乗り物の厚手のシートが入っ

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めぐみのあめ

めぐみのあめ

一日中しとしとと雨が降る一日。この雨は今までの雨とは違ってみえる。

恵みの雨

まさに、そんな感じだ。美幌に来て、農業研修を受け始めて、農家さんから

「雨が降ってくれればなぁ」「雨が降るっていうのはお金が降ってきているようなもんなんだぁ」「干ばつにあたっちまったからなぁ」

とか、雨待つ声は何度も聞いていた。僕はそんなものかなぁと思って、東京にいた頃よりは雨に関心を持つようになっていた。雨が降

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白花豆をつくる農場の素敵な女性代表に会ってきました!

白花豆をつくる農場の素敵な女性代表に会ってきました!

北見の市街地を抜けて温根湯温泉や北の大地の水族館に向けて車を走らせると、道の両脇に、ところどころ巨大な緑の迷路が見えてきます。その緑の迷路、実は留辺蘂の名産、「白花豆」の畑なのです。

白花豆の生産量日本一を誇る留辺蘂で、一番初めに白花豆の栽培を初めた森谷ファーム。その4代目代表の森谷裕美さんに、幸枝さんがインタビューして書いた記事がドット道東さんのnoteで公開されました!

農業は、機械化が進

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露地レタス一号生に大変なことが・・・

露地レタス一号生に大変なことが・・・

か、か、かれかけている・・・!
火曜日、水曜日と2日に渡って定植した、我が家の露地レタス一号生。そのかなりの部分が「もう、からからですぅ・・・」と干からびていた。

「さてさて、レタスちゃんたちはどうしているかな?」シルバー(白い軽トラ)で2日ぶりに畑に乗1Qり付け、ワクワク気分でレタスに目をやる。一瞬にして、自信満々で提出した原稿が赤字だらけで編集から返ってきた時のような惨憺たる気分に。

ざっ

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ねんねのときは、「キラキラ星」

ねんねのときは、「キラキラ星」

お風呂から上がり、パジャマを来て、ちょっと遊ぶ。幸枝さんが髪を乾かしてリビングに来たらいよいよつむぎもおやすみモード。

「ねんね、する。もうふー」

毛布を抱えてベッドへ向かう。

ベッドに向かいすぐに寝てしまうこともたまにあるが、大抵はここからが本領発揮。ベッドの上でジャンプ、ジャンプ。くるくる走り回って、バタンと倒れ込む。小さな体の中にある膨大な体力を、わずかばかりも残したくないようだ。超新

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美幌クエスト、隠れ名物「かに弁当」を手に入れろ!

美幌クエスト、隠れ名物「かに弁当」を手に入れろ!

クエストのきっかけはtwitterで見つけたつぶやきだった。北の大地の水族館館長、山内創さんの証言。

「全国1000万のカニ弁当ファンの皆様、北海道美幌町青葉荘のかに弁当を食べてくれ。マジでうまいぞ。」

あお、ば、そう?美幌町のあおばそうって、駅の近くにあるあの青葉荘のこと?あそこ、お弁当なんて売ってるの?カニ弁当、しかも、そんなにうまいの?

知らない

美幌町に住むものとして、この探索クエ

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青空のなか、僕らの畑に初めて作物を植えました

青空のなか、僕らの畑に初めて作物を植えました

青い空、広い畑、ちょっと曲がっているライトグリーンのマルチ、そこにポコポコ30センチ間隔で穴を開け、一つ一つ手作業でレタスの苗を落としていく。4月頭に種をまき、1ヶ月半、ハウスの中で育ったレタスは初めて広い大地を知る。就農予定地の畑に初めて作物を植えた瞬間だ。

今日はレタスにとっても僕らにとっても記念すべき第一歩。

もともとあまりよろしくない状態の僕らの畑、炭酸カルシウムや生石灰をまいて、pH

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