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架空の犬をなでる日々

noteをきっかけにデビューしたライター・吉玉サキの日記です。「できごと」より「考えていること」多めの思弁的な日記。たまに、あまり多くの人には読まれたくないエッセイも。仕事、家庭… もっと読む
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2020年5月の記事一覧

あなたの恋人を、私は覚えてる(2020年5月31日)

ゆうべ、友人とLINEで雑談をした。近況報告とか、「早く収束してほしいね~」「遊ぼうね」とかじゃなくて、現実から離れた話題のやつ。

まさに雑談、という感じで楽しい。

長い付き合いの友人が、裁判傍聴の経験があることを知って驚いた。当時の恋人と一緒に行ったらしい。言ってよ~。



読んでいる本が面白すぎて夜更かししてしまい、昼まで寝てしまった。

学生生活が意外と楽しい夢(2020年5月30日の夢)

学生生活が意外と楽しい夢(2020年5月30日の夢)

冠婚葬祭があったのだろうか、親戚が次々訪ねてくる。

大人なのにとても小さいお姉さん(実在しない)が、結婚写真を撮ると言う。ウェディングドレスを着た彼女に、私と姉は、赤い花がついた白い帽子をかぶせる。とても似合っていた。

姉も、おさななじみのNも、とっくに既婚者なのにウェディングドレスを着ている。結婚写真を撮りなおすのが流行っているそうだ。



20畳はありそうな、細長い部屋にいる。屋根裏部

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夏のにおい(2020年5月30日)

窓から庭を眺める。

実家の庭には、子たち(兄、姉、私)と孫たちそれぞれの薔薇がある。本人が植えたわけではない。兄が結婚したとき母が「記念に」と赤い薔薇を植え、二年後に姉が結婚したときは薄紫っぽい薔薇を植えた。それからは孫が生まれるたび、色の違う薔薇を植える。淡いピンク、黄色、白、キャラメルオレンジ、濃いピンク。

一方的に体重かけられると疲弊する(2020年5月29日)

初夏! って感じの空だ。

庭に出ると日差しが暑い。父が芝生を刈り、母が花壇のムスカリを切っていた。

「もう切るの?」

「だって、もう花終わったでしょ」

花が終わったことが、私はよくわからない。カピカピになって枯れ落ちない限り気づけないだろう。

淡いグリーンだったおおてまりの花が白くなっている。その横には、はじめて見る黄色い花。

「山吹だよ。山吹色って言うでしょ」と父。

光の加減だろう

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トイレとモテ男のロードムービーっぽい夢(2020年5月28日の夢)

トイレとモテ男のロードムービーっぽい夢(2020年5月28日の夢)

大晦日の夜だ。駅は大勢の人で賑わっている。

待ち合わせ場所には何人かの女性がいる。クラスメイトだ。私はあまり学校に行っていないので、顔と名前が一致しない。

おしゃれな眼鏡をかけた、雰囲気のいい女性がいる。たしか、めぐちゃんかめいちゃんと呼ばれていた(実在しない)。

彼女は「げん」のことを好きなはずだが、げんのお兄さんから一途に想われ、お兄さんと駆け落ちしてしまう。お兄さんはずんぐりむっくりで

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裏の顔、べつに見たくない(2020年5月28日)

2週にいちどの通院日。今の病院に行くのは今日で10回目。

2月のどん底期は主治医の質問に答えるだけで涙が止まらなかったのに、今日は自分から、この2週間の変化を簡潔に伝えられた。

主治医に、「新しい抗うつ薬を飲むようになってから毎晩、長くてはっきりした夢を見るんです」と伝えたら、「眠りが浅いんだね。睡眠の質を調えていきましょう」と言われた。

悪くなっていないので薬は増えず。

精神科でお金を払

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目の前の店員さんが秘めてる野心(2020年5月27日)

寒い! 5月なのにフリース着てるわよ……。



また激しい夢を見て、起きたとき嫌~な気持ちになった。

だけど今日は夢日記を書いている暇はない。オンラインで取材を受ける予定があるので、せっせと準備。

オレ様キャラの不良と、階段の鍵の夢(2020年5月26日の夢)

オレ様キャラの不良と、階段の鍵の夢(2020年5月26日の夢)

何かの打ち上げに参加している。

大皿に盛られたカルパッチョが美味しそう。パイもあった。

ケーキバイキングもある。ショーケース越しに選んだケーキを受け取るのだが、ホール単位だ。すべての料理がボリューミーで困る。

性質としては間違いなくオタク(2020年5月26日)

朝起きられない。しかし起きるんだ!

少し前まで、何時まで寝ていてもいいことにしていた。なんなら一日中寝ていても。

今は、朝に起きたい。もう十分に休んで、「何時まで寝ていてもいいフェーズ」は終焉を迎えた。

バレエスタジオとのり巻きマシンの夢(2020年5月25日の夢)

バレエスタジオとのり巻きマシンの夢(2020年5月25日の夢)

行くはずの建物の前に、奈良美智の絵のような少女がいる。可愛らしいのだが、人間なのか二次元の存在なのかがわからず、怖い。

よく見ると、モニターに映し出された映像だった。アニメーションではなく、生きている少女らしい。録画ではなくライブ中継だ。少女は大きな布をひらひらさせて春夏秋冬を表現し、「バレエを観ろ」と言ってくる。

すぐ「運用」を忘れてしまう(2020年5月25日の日記)

オンラインミーティングや、オンライン取材(受けるほう)の予定が続々入る。

私は売れないライターで、本来なら取材を受ける立場ではないが、元山小屋従業員なので、山関係の取材を受けることが多い。

美容室、行きたいな。でも、札幌はいまだコロナ禍にいる。

そういえば、茨戸アカシアハイツの集団感染が全国区のニュースであまり報じられないの、なんで? ダイヤモンドプリンセス号はあんなに報じてたのに。

コロ

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他人に自己投影する人こわい(2020年5月24日)

あまりにも雑然としていたので、自室の掃除をする。

私はわりと片付けたいほうだが、調子が悪いと片付けられなくなる。しばらく雑然としたまま生活していたのだが、いったん片付けはじめたら意外とすんなりできた。「片付けられない」は思い込みだったんだろうか。いや、でも、昨日までの私はたしかにそれをできなかった。

着る服を選ぶように、「発する言葉」を選びたい(2020年5月23日)

とんでもなく酔っ払った。

ゆうべ、友人とオンライン飲み会をしたのだ。後半は記憶がなく、飲み会のあと、トイレで吐いてから寝た。

お前以外、お前じゃないんだよ……(2020年5月22日)

日記じゃないけど、ふと思ったこと。

私は書くことが好きだ。しかし、私にとっての「書くことが好き」は、ホンモノの人のそれに遠く及ばないな、と思う。ジミヘンがギターを好きとか、イチローが野球を好きとか、そのレベルではないので。