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「それだけ」の幸せを大切に 明日を信じて前に進む工夫

「幸せって、大きなことじゃないってことか…」

先日、「幸せ」というイマイチ掴みどころのない概念の構造を理解して具体的にアプローチするという記事を書きました。

そんな中、「幸せって本当はめちゃ身近で小さいことなのかも」と改めて感じさせてくれる曲をご紹介したいと思います。以前から好きだった曲でしたが、最近改めて聞き直して、素晴らしいなと再認識しました。

kiroroのボーカル玉城千春さんの歌、「それだけ」という曲です。そこまで有名な曲ではないのでもしかしたら初めての方もいるかもしれません。是非聞いてほしい一曲です。切なく心に染み渡る、透き通る歌声が素敵です。

PV動画をシェアできればよかったのですが、見当たらなかったのですみません。歌声も素晴らしいのですが、この記事で伝えたいのは「歌詞の意味」の部分なので、そちらをシェアします。

「それだけ」玉城千春

今日信じているものを
明日も信じていられたら
わたしはそれを
しあわせと呼ぶのです

今日信じている人を
明日も信じていられたら
わたしはたぶん
しあわせでいられるのです

それだけ それだけ
それだけのことが出来たらなあ
それだけ それだけ
それだけでいいよ 神様

今日のたのしい思い出を
明日も覚えていられたら
わたしはそれを
しあわせと呼ぶのです

今日のかなしい思い出を
明日は忘れてしまえたら
わたしはたぶん
しあわせでいられるのです

それだけ それだけ
それだけのことが出来たらなあ
それだけ それだけ
それだけでいいよ 神様

誰かの嫌なとこなんて
知らないままでいられたら
わたしはそれを
しあわせと呼ぶのです

今日信じているものを
今日信じている人を
わたしはそっと
信じていたいのです

それだけ それだけ
それだけのことが出来たらなあ
それだけ それだけ
それだけでいいよ 神様

歌:玉城千春
作詞:いしわたり淳治
作曲:玉城千春


歌声も素敵ですが、何より歌詞が本当に素晴らしいですね。毎日読み上げたいくらいに心に染み渡ります。

日本人は幸せを感じにくいとよく言われます。「世界幸福度ランキング」でも先進国の中で最低ランクをひた走ってます。それはなぜでしょうか。その要因は「幸せを測るモノサシ」がどこかおかしいのではないかと思います。

例えば寝たきりの人からすると、靴を履いて外を歩ける事は喉から手が出るほどの夢の行為です。目の見えない人からすると、外の天気や景色に目を向けたり、色鮮やかなスマホの画面を見られる事は「一生に一度で良いから見たい景色」だったりします。

「ありがたい」という言葉は「有難い」つまり、「ある」ことが「難しい」と書きます。その対極にあるのは「あたりまえ」ですね。「有難い」、この気持ちがあれば、ほんの些細なことに感謝し、心豊かに生きれるのではないかと思うのです。

幸福度が低いのは、自分の周りの当たり前に感謝せず、幻想的豊かさを追い求めたり、意味もなく誰かと比べたりして、不必要に悲観しているという事かもしれません。

ご紹介した「それだけ」という歌は人の良いところを見つめ、今目の前のモノや人を信じて、明日も信じて生きていく事を語りかけます。丁寧に謙虚に、そして幸せに生きていく術を教えてくれています。

もう3月も後半。桜がきれいな季節です。外を歩いて桜の花をじっくり見る。そこで大きく深呼吸をする。新鮮な空気を吸って、太陽を浴びて、「それだけで幸せ」を感じてみるのもよいですね。

今日が素敵な一日になりますように。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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