#小説
助け合えない私たちが目指すものとは|「おいしいごはんが食べられますように」
名久井直子さんの装丁に惹かれて購入した「おいしいごはんが食べられますように」は今年の芥川賞を受賞。それは「口にしにくいことを言葉にしてくれてありがとう」という最高な一冊でした。
どこにでもいそうな人たちのありふれた日常が急に事件になる。
「女性」というものはこうあるべき、「仕事」というものはこうするべき、「ごはん」というものはこう食べるべき、という誰が決めたのかすら分からないルールが延々と積み
「成功するためには努力と才能」を信じてしまう私達が、本当に知らなければならない理論
世界的ベストセラーを何度も出している、マルコム・グラッドウェルの最新作「Talking to Strangers 」今年の9月10日に出版されてからずっとアメリカのAmazonではベストセラー入りしています。そんな話題の一冊を読み始める前に、グラッドウェルの代表作の1つ「Outliers」を読みました。
「何事も一流になるまで習熟するには、1万時間を要する」と、なんとなくどこかで聞いたり読んだこ