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エッセイ

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#生き方

実存勝負とコスパ糞野郎

実存勝負とコスパ糞野郎

社会学者の宮台真司さんが、昔の朝ナマは「実存勝負」で見る価値あったが、今の朝ナマは「いかに賢くみられるかの勝負」になっていて一秒も見る気がしない、と言っていた。

グローバル資本主義が浸透した現代、

如何に賢そくみえるかに生きているかの争いになっている。

いかに少ない労力で、大きな成果を得るか、で評価される。

そして、その「成果」とは往々にして売上や利益である。より個人の生について言えば、年

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それでも「真実」を求める理由は「システムはどのみち回らなくなるから」

それでも「真実」を求める理由は「システムはどのみち回らなくなるから」

真実はなぜ重要か?自分たちの主観的な世界が楽しければそれでよくないのか?

自分が見ている世界を全てだと思って、その中で自由に楽しく生きていればいい。そう考える人は多いだろう。

つまり、その自分たちの(狭い)世界の「外」(真実)なんかどうでもいい、という態度。

本当のことがわかっても、だからどうなんだ!っていっちゃうやつ。真実なんてどうでもよくて自分たちが自分たちの見ている世界がよければそれで

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スタバの店員さん並に人に喜んでもらうことが人生の全て

スタバの店員さん並に人に喜んでもらうことが人生の全て

私はかなり実存主義者である。

実存主義って何かといえばいろいろな定義があるが、

一言でいうと、

自分の主観を最優先に考える

といえる。

社会だったり、GDPだったり、他者だったりを主語にして物事を考えない、ということ。

自分がハッピーならそれでいい、という発想。

ただ、それは自己中のわがままであることを意味しない。

家族や大切な人が幸せだったり、世界が平和だったりすることが条件で自

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若者は、熟考して意思決定しよう(自分の価値観に直面)

若者は、熟考して意思決定しよう(自分の価値観に直面)

自分は34歳なので若い部類に入るのかもしれないが、

20代の人と接すると大分年上という感じに映るだろう。

先輩らしいことはあまり言いたくはないけど、

一つ生き方のアドバイスをするなら、

意思決定は熟考して行うのが良いと思う。

結局、人生は、自分が何者かを形成していく過程で、社会にフィットすればいい。(社会にフィットしないというフィットもあり)

でも、フィットするには自分の形がはっきりし

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自己紹介(欲望の歴史)

自己紹介(欲望の歴史)

私は1986年東京都北区生まれ。高校3年に2週間ほどアメリカに短期留学するまでは海外に出たことのない日本育ち。父親は小さな会社を経営しており、母親は専業主婦という家庭で育った。

起業した2019年8月のとき33歳。来月34歳になる。起業しようと思ったのは大学2年(20歳)くらいのときだったがそっから13年経ってようやく起業した。

以下、子供のときからどういう風にして起業に至ったかを「欲望の歴史

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