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順応力と適応力の話とストレス解消のキモになる対応力を養う”のほほん”と生きること!

私たちが特に気にしないで使っていることが多い「適応」や「順応」といった言葉には、それぞれちゃんとした意味の違いがあるのだけど、曖昧に使っている人も多そうなので今回の記事ネタにしてみました。(^_^)b

まず”順応”とはどういう意味なのかを人類の例でたとえると、長い人類の歴史の中でその時々の環境変化に応じて生き延びるために、自分自身の身体の形態や身体機能や性質、行動といったものを調節する意味をもつのです。🤗

人類は皆、自分が生きている環境や境遇によって生じる諸々のストレスなどに応じて、体と心(身心)を変化させる能力を備えており、これが順応力という能力なわけですね。

人類が環境変化に合わせて順応するというのは、別の言い方をすれば進化したと言い換えることもできるけれど、進化論的な面からその変容・変化を捉えると、その進化は退化ともとれるのですがその辺はここでは触れずに進めたいと思います。(^_^)b

人類はこの順応する能力のおかげで、地球上の様々な環境下で生き抜いて来た上に、それぞれの文化を育み今日まで生活をしてきたわけです。

居住環境や生活環境の変化に対する順応というのは、数日間といった短期間での順応もあれば、それまで平地で暮らしていたのを標高差のある高地で暮らすようになるケースなどのように、数ヶ月から数年単位での順応期間を要する場合もあるようですね。🤔

もちろんこういう標高差のある場所に、短期間の旅行や登山で出向くときにもその標高差が大きければ、低地から徐々に身体を慣らすことが欠かせないのです。

それをせずにいきなり表濃さのある場所に移動すると、血中酸素濃度が低下してしまい高山病を発症することになり、もし軽症で済まずに重症化したらたちどころに死の危険も待ち構えているという、窮地に陥るわけですね。

なので時間さえかければ順応する能力が備わっているので、それを活かして順応することをまず行なう必要があるということです。


次に”適応”するということについて言うなら、順応が自分の意思に関係なく無意識に自然と変化するのに対して、適応は自分自身の意思により意識的に適合するというふうに受け止めれば良いと思います。

自分自身が置かれている生活環境に適合したり、生存していくことや種を残すための生殖活動を含め、自分が生活するのに有利・優位になるように自己を変えて、新しい状況に適合するように変化することが、適応力ということですね。

自然界においてはこの適応の結果を、”自然淘汰”や”自然選択”による進化とされているわけですが、厳しい自然環境に適応できた植物や動物などの生物が生き延びて、適応できなかった生物は滅びてしまうのです。

まとめると
順応は、無意識に環境適合する、という意味合いで使い
適応は、意識的・意図的に行動を適合させる、という意味で使えば良い。

さて、ここまでカタッ苦しい文章が続いて飽きちゃったと思うけど、うまく適応できなかった場合がストレスの原因になるわけですね。(^_^)b

そういう意味で適応できずに、生活にまで支障を来すようになると、適応障害と呼ばれる状態になるのです。

その適応障害は、環境の変化や対人トラブル、家庭内のトラブルといった明確に特定できるような、身近なストレスが原因になっているので、そのストレスを取り除きさえすれば症状も消えて無くなるということですね。🤗


実は順応力と適応力の他にもう1つ、忘れてはいけない能力があるのです。

それが”対応力”という能力ですね。(^_^)b

対応する力は、接する相手や自分の目の前で起こっている問題・トラブルなどの状況に、適切な対処を行うことができる能力のことなんです。

ナチュラルサイエンティストであったダーウィンが、自然淘汰の意味で唱えた”適者生存”の言葉から引用してみると

この世に生き残るのは、誰か?
最も力の強いものか? そうではない。
最も頭のよいものか? そうでもない。
それは、変化に対応できる生き物だ。

ダーウィンの「適者生存」の言葉より


そうなんですよね。(^_^)b
決して強かったものが生き残っているわけじゃ無く、弱いものでも環境変化に対応できたものが生き残ってきたわけです。

住んでいる環境や仕事環境の変化だけでなく、自分たちの身体が加齢によって衰えたりストレスでむしばまれることがあることを受け入れて、それにどう対応するかを自発的・意図的に、自分から進んで変化に対処する力が対応力ということですね。^^

この対応力は残念ながら順応力のように、放って置いて身に付くような能力じゃありません。😅

順応力と適応力については、地球上のあらゆる生物に備わっている本能だといえるけど、変化に対応する能力というのは生物の中でも、人類やごく限られた動物だけにしか備わっていない高等な能力なんですよ。(^_^)b

私たち人類にとって、ある意味で最強でもっとも厄介な敵はストレスなんですが、そのストレスと果敢に闘ってくれるのが自然治癒力であり、その自然治癒力を高めるためのストラテジーを駆使しているのが、対応力ということですね。

私たちが最優先すべきなのはストレスを抱えない生活であり、ストレスを感じない暮らしを優先させるべきなんですよ。

だから、のほほんとしたニュートラルな気分のままで、あらゆる変化に柔軟に対応していくという生き方をオススメしているわけですね。(^_^)b

肩の力を抜いて、無意味なリキミをせずに、まるで柳の木が強風にも倒されずにしたたかにたわみながら風を受け流すが如く、のほほんとしなやかに生きることを推奨いたします。🤗


ってことで、今回は
順応力と適応力の話とストレス解消のキモになる対応力を養う”のほほん”と生きること!」というのほほんと生きる大切さの話でした。(^_^)b
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

ストレスを  退治するコツ  のほほんと


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