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「やり方(スキル)」に関する図解

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「やり方(スキル)」に関する図解です。図解や伝え方、論理と直感、ひらめきなどを扱ったものが多いです
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#コミュニケーション

【図解2064】「メールの件名」も「記事タイトル」も原則は同じ

【図解2064】「メールの件名」も「記事タイトル」も原則は同じ

【ツリー型】件名だけで内容がわかるメールを書くのは、相手が受信箱の件名一覧だけで優先順位付けできるようにする配慮のため。

また、経験上「ご報告」というブログの記事タイトルは悲しい内容が多いが、これは読み手がいきなり大きなショックを受けない配慮の側面があると思われる。

一見方向性が違うように思えても「相手のことを気づかったコミュニケーション」という根っこの部分は同じ。

使用場所や方向性が違って

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【図解2052,2053】プレゼンの評価は「聞き手のアウトプット」で見る

【図解2052,2053】プレゼンの評価は「聞き手のアウトプット」で見る

【交換・反応型】自己紹介プレゼンをした時、相手が笑顔でうなづいて聞いていても、内容を理解しているとは限らない。

そこで、自己紹介を聞いた人に「あなた(話し手)は〇〇な人です」と発言=アウトプットしてもらうと、「聞き手にどう伝わったか」がよりはっきりわかる。

プレゼンの評価は聞き手のアウトプットで見る。

【交換・反応型】この考え方の応用として「自己紹介プレゼンの聞き手が、別の聞き手に対して『他

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【図解2007】「自分への思いやり」が他者への思いやりの土台

【図解2007】「自分への思いやり」が他者への思いやりの土台

【ピラミッド型】他者を思いやるのはすばらしいことだが、それを無理なく続けるには自分自身の心と体が安定していることが必要。

そして、自分自身の安定には自分への思いやりが不可欠。

自分への思いやりが、他者への思いやりの土台になる。

2/19に投稿した「『大切な人と同じように』自分を思いやる」図解をきっかけに生まれた図解です。

この図解noteをある知人が読んでくれ、下のような感謝のコメントをく

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【図解1993】役割の上下は合っても「人としての立場」は同じ

【図解1993】役割の上下は合っても「人としての立場」は同じ

【グラフ型】仕事などで、社長、課長、平社員など役割上の立場の上下があっても、人としての立場はみな同じ「ただの人」。

仕事などを円滑に進めるためにも役割上の立場は尊重した方がよい。
しかし、相手の役割上の立場が自分より下だから人としてあなどっていいわけではないし、逆に相手の役割が上でも自分が過剰にへりくだる必要もない。

役割の上下は合っても「人としての立場」はみな同じ。

役割上の立場と人として

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【図解1955,1956】意見は違っても「否定はしない」

【図解1955,1956】意見は違っても「否定はしない」

【サイクル型】人は自分の意見を否定されると、つい「やり返し」て自分も相手を否定したくなるもの。

しかしお互いに意見の否定を続ければその先に待っているのは終わらない否定の連鎖で、こういう時に得てして「言い過ぎ」が起きる。

【ベン図型】「自分と違う意見」を聞くと、「いやそれは正しくないと思う」とつい無意識に「違う+否定」をセットにして口に出してしまいがち。

しかし、この2つは「違う」と「否定」に

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【図解1917~1919】行動への指摘は「思考も否定された気分」になる

【図解1917~1919】行動への指摘は「思考も否定された気分」になる

【ピラミッド型】人の行動の土台には、その元になる思考と人格がある。

行動は周りからも見えるが、その土台にある思考と人格は周りからは直接見えない。

【ピラミッド型】伝え手が「行動」の部分について問題点の指摘をした時、受け手は行動だけでなくその土台にある思考もセットで否定されたとつい感じてしまいがち。

行動への指摘は「思考も否定された気分」になりやすいので、受け手が行動と思考を分離して受け止める

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【図解1916】内容が多いほど「表現のノイズへの配慮」が必要

【図解1916】内容が多いほど「表現のノイズへの配慮」が必要

【グラフ型】1つのスライドの中で伝えたい内容が多ければ多いほど、受け手の脳には負担がかかる。

そこに多すぎる強調表現や不規則な色使いなどの表現面でのノイズが加わると受け手の脳の許容量を超えてしまい、受け手は情報を読み取ること自体を諦めてしまう。

伝えたい内容が多いほど、表現のノイズへの配慮が必要。

官公庁のスライドを見ていて感じたことを図解にしたものです。

ちなみに見たスライドは経済産業省

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【図解1913~1915】フィードバックの「GoodとMoreは2種類ずつ」ある

【図解1913~1915】フィードバックの「GoodとMoreは2種類ずつ」ある

【マトリックス型】フィードバックを受ける時、Good(良かったところ)とMore(のびしろと提案)は「自分視点・他者視点」「できている・できていない」の2つの切り口で、それぞれ2種類に分けられる。

【マトリックス型】いずれのフィードバックも価値があるものだが、「できてるつもり」の「盲点のMore」は、自分で気づくのが難しく、特に価値が高い。

たくさんフィードバックをもらうとどれから手を付けて迷

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【図解1907,1908】「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる

【図解1907,1908】「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる

【グラフ型】抽象化が得意な人は、話の途中で「ああ、これはあのパターンの話だな」と"答え"として抽象化し、その後の話を聞く気をなくしがち。

しかし、抽象化した内容を「仮説」としてとらえれば、自分から質問をして仮説を検証するなど、その後の話も意欲を持って聞ける。

「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる。

「抽象化が得意な人、他人の話を聞かない問題」についての図解です。

今までもこの問題につ

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【図解1905】「Good3:More1」でちょうどいい

【図解1905】「Good3:More1」でちょうどいい

【特殊型】人にフィードバックする時は、Good(良かったところ)とMore(のびしろと提案)の割合は3:1くらいでちょうどいい。

Goodがより多い(またはGoodのみ)のはOK。Moreは目に付きやすいがGoodは意識しないと見つけるのは意外と難しいので、普段から意識的にいいところに目を向けよう。

フィードバックは「Good3:More1」でちょうどいい。

フィードバックについて心がけてい

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【図解1896】一般論のコメントをする時も「まず具体で聴く」

【図解1896】一般論のコメントをする時も「まず具体で聴く」

【特殊型】人の話を聞くとき、話の初めの方から「ああ、これはあのタイプの話だな」とよくある話として抽象化して聞き、「上から目線」で一般論としてのコメントを返すと相手の反感を買いやすい。

まず相手と同じ具体の目線で内容と相手の気持ちを受け取め、それから相手と共に抽象化して「横から目線」でコメントを返すと、それが結局は一般論のコメントに落ち着く場合でも相手の納得感が高まる。

たとえコメントは一般論に

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【図解1887】いいと思ったところは「重ねて伝えて」OK

【図解1887】いいと思ったところは「重ねて伝えて」OK

【グラフ型】他人に良さを伝える時、「これは他の人がもう言ってるし、あらためて言うまでもないか」とつい自分にブレーキをかけてしまうことがある。

しかし、言われる側に取ってはいいところは何度言われてもうれしいものだし、また重ねて言ってもらうことで「特にいいところ」がわかるというメリットもある。

いいと思ったところは重ねて伝えてOK。

「相手のいいところは遠慮せず、どんどん重ねて伝えていいよね」と

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【図解1833,1834】伝え方を学んでも「内容への敬意」は忘れずに

【図解1833,1834】伝え方を学んでも「内容への敬意」は忘れずに

【マトリックス型】プレゼンや資料作成、文章法などの「伝え方」を学ぶと、自分が受け手の時もつい伝え方ばかりに目が行き、伝え方がイマイチなものはそれだけで拒否反応を示しがち。

でも、その場での自分は「伝え手」でも「フィードバックを依頼された人」でもなくただの「受け手」。もし伝え方がイマイチだと感じても、意識的に内容に集中しよう。

伝え方を学んでも、内容への敬意は忘れずに。

「伝え方を学んだ人の落

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【図解1732】人と会うと「前後にも良質なインプット」が生まれる

【図解1732】人と会うと「前後にも良質なインプット」が生まれる

【特殊型】人と会うと、当日に会っている時の話はもちろん、事前に相手のnoteを読んでの予習や、また会った時に紹介された記事(相手以外の物も含む)なども通常より興味をもって読めるため、これらが良質なインプットになる。

さらに事前に予習した内容が当日の相手の話で深掘りされたり、当日は気づかなかったことにあとで気づいたりと「時間差のインプット」が得られることもある。

人と会うと会って時だけでなく、そ

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