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【図解2052,2053】プレゼンの評価は「聞き手のアウトプット」で見る

【交換・反応型】自己紹介プレゼンをした時、相手が笑顔でうなづいて聞いていても、内容を理解しているとは限らない。

そこで、自己紹介を聞いた人に「あなた(話し手)は〇〇な人です」と発言=アウトプットしてもらうと、「聞き手にどう伝わったか」がよりはっきりわかる。

プレゼンの評価は聞き手のアウトプットで見る。


【交換・反応型】この考え方の応用として「自己紹介プレゼンの聞き手が、別の聞き手に対して『他己紹介プレゼン』をする」というものもある。

この場合は「他己紹介プレゼンが自己紹介プレゼンの評価」に、「他己紹介プレゼンの聞き手の『自己紹介プレゼンをした人は〇〇な人です』という反応は他己紹介プレゼンの評価」になる。

プレゼンの評価は聞き手のアウトプットでわかり、それは様々な形に応用ができる。


「伝わったかの評価」についての図解です。

「伝える」のではなく「伝わる」のが大事とはよく言われることで、この「伝わったかの評価」は、求めた行動(たとえば契約)をしてくれたかどうかなどで行えればベストです。ただ、行動にはしばしばタイムラグもあり、正確な測定が難しいものです。

また「相手にどう理解したかを発言してもらう」という方法もありますが、私も知識はあったものの「相手が馬鹿にされていると感じるのではないか?」との遠慮があり、自分でやってみた経験はありませんでした。


そんな折、先日参加した資料作成コミュニティ(シリョサク!ラボ)のイベントで「自己紹介プレゼンを聞いた人に他己紹介プレゼンをしてもらう」という、まさに「聞き手に理解したことをアウトプットしてもらう」という興味深いワークがありました。

2枚目の図解のような「『山田太郎の自己紹介プレゼン』を聞いた人に、『山田太郎を紹介するプレゼン』をしてもらう」というワークでした

やってみると、アウトプットという形で「自分の話は相手にこう伝わったんだ」ということがわかり、とても興味深かったです。

また聞き手(他己紹介プレゼンの話し手)としても行いましたが、これも「この後自分がプレゼンをする」と思うとより深く聞くことができ、また「自分の話を自分で聞く」という効果も相まって相手のメンバーへの理解もさらに深まりました。

ちなみに、イベントでは他己紹介プレゼンする前に10分以上の準備時間を取ったのでこれをこのまま日常のコミュニケーションに活用するのは少し難しい印象でした。

ただ、他の人の自己紹介を聞いた時、1枚目の図解のように「あなたは〇〇な人なんですね」という形で一言アウトプットをすると、自分の理解も深まるし相手へのフィードバックにもなるので今後やってみようと思いました。

「あなたは〇〇な人なんですね」を「△△は〇〇なんですね」と抽象化すると、自己紹介に限らずコミュニケーション全般に使えます


「プレゼンの評価は相手のアウトプットで見る」、みなさんもぜひ日常の中で活用してみてくださいね。

今回もお読みいただきありがとうございました。


●関連リンク

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例

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