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「ホントにいたこんな熟女」2020秋№6(一度死んだ女)
「私ってエロス歴が長いんです。でもそれはイバラの道だったかも」
まるで自己啓発セミナーの講師のような口ぶりで語る彼女は、今現在都内で機械系メーカーに勤める独身OLである。
その面立ちはあの往年のバラドル森口博子に似た明るいキャラ。いま現在OLをしながら、5人のパパとつき合いながらM女としてSMクラブにも勤め、多忙な日々を送る彼女。
「地元が長野の田舎で、高校時代はテレクラも無くて比較的大人
「本当にいたこんな熟女」2020秋№5(体験入店の女)
「私って好奇心旺盛で、ちょくちょく風俗の体入(体験入店)とか行っちゃうんです。一番最近だと先月7月に吉原ソープに・・・」
お淑やかなセレブマダムといったシックなムードを漂わせる女優、鈴木京香にも似た彼女。そんな美熟女の口から、似つかわしくない淫らな私性活が語られていった。
体験入店とは風俗店やキャバクラなどの店に、求人面接に行った初日に、試しに実際に客を取って働いてみるという業界独特な求人シス
「本当にいたこんな熟女」(2020年夏)№3(味のある女)
「私って噛めば噛むほど味があって面白いって言われるんです」と邂逅一番、はにかみながらも自身の魅力をアピールする彼女は、現在は介護ヘルパーそしてネイリストとして働く美熟女である。
トロンとさせた目と、ぷっくりとした唇から淫靡なムードを漂わせる。長身でバランス良く引き締まった体は、程良いボリューム感で、かつて「神スイング」が話題となったグラドルの稲村亜美を彷彿とさせる。50歳を前にした熟女とは思え
「本当にいたこんな熟女」(2020年夏)№2(マニアイベンターの女)
その切れ長の目と日焼け跡の残る素肌から女子プロゴルファー渋野日向子を彷彿とさせる彼女は、現在22歳の長女と18歳の長男のシングルマザーであり、実家の八百屋を手伝いながら、数々のマニアイベントを主催するマニアイベンターでもある。
「いまは規模が50人ぐらいのカップルさん限定のパーティー(乱交)や、女装子(女装趣味男子)さんのオフ会を10年前から主催しています。でも最近はコロナもあるので控えぎみで、
「本当にいたこんな熟女」(2020年夏)№1(パパ活の女)
「私ってめったに人のことを嫌いにならないんです。その辺いる人もみんな好き。だってみんな同じ人間なんだもん」
まるで(相田みつお)の詩の世界の住人のような彼女は現在(パパ活)と(援交=援助交際)を生業とするアラサー女性である。
アラサーと言ってもその姿は異彩を放っている。ピンクの差し色が入ったロングの金髪に、同じくピンクのロリータ系ドレス姿とまさに年齢不詳。 そんな不思議な彼女が語った「パパ活」
じゃんけんをした(たいよう)と(つき)
むかしむかし(たいよう)と(つき)が3かいしょうぶのじゃんけんをしました。
かったほうが(うみ)をしはいできることになりました。
「さいしょはぐー! じゃんけんぽい! あいこでしょ!」
なんと3かいとも(つき)がかちました。
(たいよう)はくやしくて、くやしくてたまりません。
そこでもういちどじゃんけんをしようといいだしました。
こんどはかったほうが(やま)をしはいできることになりまし
四字熟話【破鏡不照】(はきょうふしょう)
割れた鏡が元に戻らないように一度別れた夫婦は元には戻らないという意味。「破鏡」の意味は夫婦が離縁すること。
いつどこで生まれて、そしてどこからどう貰われてこのいまの久美に飼われるようになったのかなんか俺は知らないし興味も無い。少なくとも俺が久美と結婚した3年前にはすでに飼われていた。ただ名付けられた(熟~ジュク~)という名前のいわれだけは久美から聞いて知っている。
ちょうど年齢が人間で
四字熟話【狡兎三窟】(こうとうさんくつ)
悪い兎は、隠れる穴を三つ持っており、いざという時には三つのうちどれかに逃げ込んで助かる。身を守るのがうまいこと。
怜子はまるで、親友に久しぶりに会ったような表情をして、これで2枚目となる新しい金色の免許書を手に取った。前の免許書より写真が弱冠若返っているように感じた。
「35万ですよね」
鼻にかかる声で、多少とも不安をかこちながら確認した。
「いいですよ30万で、もうこ
四字熟話【暗中模索】(あんちゅうもさく)
暗闇の中で手探りで探すこと。転じて手がかりの無いままあれこれと探し求めること。
「もういいよおまえ、今日で終わりにしようよ、うんざりなんだよなあそうしようよ。もう疲れたんだよ!」
今夜の夫はこれまでとは違っていた。投げヤリのヤリがいつもより遠くへと投げられていた。マジって感じである。
「よう云うな、どっちの台詞や!……ずっーと我慢しとったんはこっちやアホッ! 変態!」
いつも関西弁でま