立花加久

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記事一覧

「ホントにいたこんな熟女」2020秋№6(一度死んだ女)

「私ってエロス歴が長いんです。でもそれはイバラの道だったかも」  まるで自己啓発セミナーの講師のような口ぶりで語る彼女は、今現在都内で機械系メーカーに勤める独…

立花加久
13日前

ホントにいたこんな女№1(ポリアモリーな女)

あらすじと思い 筆者が実際に逢いインタビューし聞いた、20代から50代の性に対して意識の高い女性達の1話完結のインタビュールポで、そこには吐露されている、初体験…

立花加久
1か月前
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ホントにいたこんな女№3(ハプバーに通う女)

「機嫌が良いと男の人がシャンパン入れてくれて、女の子たちもみんな一緒に裸でカンパーイして。あれは初めて体験する大人の夜の社交場でした」  と28歳の時に初めてハ…

立花加久
1か月前
1

ホントにいたこんな女№2(安心できる女)

「私のお客さんって変わっている人が多くて、わざわざ選んでいる訳じゃあ無いんですけど・・・」  と語る彼女は、都内の某ターミナル駅前で客を拾う街娼を20年前から生業と…

立花加久
1か月前
1

「本当にいたこんな熟女」2020秋№5(体験入店の女)

「私って好奇心旺盛で、ちょくちょく風俗の体入(体験入店)とか行っちゃうんです。一番最近だと先月7月に吉原ソープに・・・」  お淑やかなセレブマダムといったシックなム…

立花加久
1か月前
1

「本当にいたこんな熟女」2020年秋№4(歯止めのきかない女)

「好きになっちゃうと私って歯止めがきかなくなっちゃうんです」 とこれまでの恋愛経験を振り返りながら、自身を恋愛体質だと言う彼女。現在、彼女は昼間は派遣OLとして…

立花加久
2か月前
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「本当にいたこんな熟女」(2020年夏)№3(味のある女)

 「私って噛めば噛むほど味があって面白いって言われるんです」と邂逅一番、はにかみながらも自身の魅力をアピールする彼女は、現在は介護ヘルパーそしてネイリストとして…

立花加久
3か月前
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「本当にいたこんな熟女」(2020年夏)№2(マニアイベンターの女)

 その切れ長の目と日焼け跡の残る素肌から女子プロゴルファー渋野日向子を彷彿とさせる彼女は、現在22歳の長女と18歳の長男のシングルマザーであり、実家の八百屋を手伝い…

立花加久
3か月前
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「本当にいたこんな熟女」(2020年夏)№1(パパ活の女)

「私ってめったに人のことを嫌いにならないんです。その辺いる人もみんな好き。だってみんな同じ人間なんだもん」  まるで(相田みつお)の詩の世界の住人のような彼女は…

立花加久
4か月前
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じゃんけんをした(たいよう)と(つき)

むかしむかし(たいよう)と(つき)が3かいしょうぶのじゃんけんをしました。 かったほうが(うみ)をしはいできることになりました。 「さいしょはぐー! じゃんけん…

立花加久
4か月前

四字熟話【行雲流水】(こううんりゅうすい)

空に漂う雲や流れる水のように、自然にまかせせて生きること。世間の煩わしさを逃れて心のままに行動すること。  地震を予知する方法は様々だ。水槽のナマズの生態…

立花加久
6か月前

四字熟話【破鏡不照】(はきょうふしょう)

割れた鏡が元に戻らないように一度別れた夫婦は元には戻らないという意味。「破鏡」の意味は夫婦が離縁すること。  いつどこで生まれて、そしてどこからどう貰われて…

立花加久
7か月前

四字熟話【一番出世】(いちばんしゅっせ)

★ 大相撲の初土俵で勝ち星をあげ中八日目に、序の口に上がることを土俵上で披露される新弟子をさす。 満子はとうとう面接を受けることに決めた。それは旦那が地卵販売…

立花加久
7か月前

四字熟話【狡兎三窟】(こうとうさんくつ)

悪い兎は、隠れる穴を三つ持っており、いざという時には三つのうちどれかに逃げ込んで助かる。身を守るのがうまいこと。  怜子はまるで、親友に久しぶりに会…

立花加久
8か月前

のりまき姫の大冒険

 いつのことか、どこのことかは知らないが、海苔巻きの大好きな小さな女の子がいました。 あんまり大好きなので、家族のみんなから海苔巻き姫といわれていました。 ある日…

立花加久
9か月前
2

四字熟話【暗中模索】(あんちゅうもさく)

暗闇の中で手探りで探すこと。転じて手がかりの無いままあれこれと探し求めること。 「もういいよおまえ、今日で終わりにしようよ、うんざりなんだよなあそうしようよ…

立花加久
9か月前
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「ホントにいたこんな熟女」2020秋№6(一度死んだ女)


「私ってエロス歴が長いんです。でもそれはイバラの道だったかも」
 まるで自己啓発セミナーの講師のような口ぶりで語る彼女は、今現在都内で機械系メーカーに勤める独身OLである。
 その面立ちはあの往年のバラドル森口博子に似た明るいキャラ。いま現在OLをしながら、5人のパパとつき合いながらM女としてSMクラブにも勤め、多忙な日々を送る彼女。
「地元が長野の田舎で、高校時代はテレクラも無くて比較的大人

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ホントにいたこんな女№1(ポリアモリーな女)

あらすじと思い
筆者が実際に逢いインタビューし聞いた、20代から50代の性に対して意識の高い女性達の1話完結のインタビュールポで、そこには吐露されている、初体験、結婚、出産、男性遍歴、放埓な性体験など、淫靡にも彩られた半生であり、そんな女性たちの性態を漫画に活写したとき、また新たな大人の漫画の世界が生まれるのではないかと思い応募するものです。

■本文
「10代のころからずっといつも周辺に4~5人

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ホントにいたこんな女№3(ハプバーに通う女)


「機嫌が良いと男の人がシャンパン入れてくれて、女の子たちもみんな一緒に裸でカンパーイして。あれは初めて体験する大人の夜の社交場でした」
 と28歳の時に初めてハプバー体験した様子を、ついこの間のことのように楽しげに語る彼女は地元の高校を卒業後、都内のコンピューター関連の専門学校に進むも、偶然本屋で見つけた不動産関連の民事訴訟の判例集を読むうちに、不動産業界への憧れを抱き卒業と同時に不動産業界へ

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ホントにいたこんな女№2(安心できる女)


「私のお客さんって変わっている人が多くて、わざわざ選んでいる訳じゃあ無いんですけど・・・」
 と語る彼女は、都内の某ターミナル駅前で客を拾う街娼を20年前から生業として営んでいる。最近左の脚のヒザの皿を骨折し治療中のため、病院支給の3点杖を付きながら待ち合わせ場所に現れた彼女。愛嬌のある笑顔は人気お笑いコンビ、おかずクラブのオカリナにも似る。そんな彼女が街娼になったきっかけは意外なことだった。

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「本当にいたこんな熟女」2020秋№5(体験入店の女)

「私って好奇心旺盛で、ちょくちょく風俗の体入(体験入店)とか行っちゃうんです。一番最近だと先月7月に吉原ソープに・・・」
 お淑やかなセレブマダムといったシックなムードを漂わせる女優、鈴木京香にも似た彼女。そんな美熟女の口から、似つかわしくない淫らな私性活が語られていった。
 体験入店とは風俗店やキャバクラなどの店に、求人面接に行った初日に、試しに実際に客を取って働いてみるという業界独特な求人シス

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「本当にいたこんな熟女」2020年秋№4(歯止めのきかない女)

「好きになっちゃうと私って歯止めがきかなくなっちゃうんです」
とこれまでの恋愛経験を振り返りながら、自身を恋愛体質だと言う彼女。現在、彼女は昼間は派遣OLとして制服に身を包み、週末は撮影モデルとしてマニアカメラマンのレンズの前にその裸体を晒す日常を送っているという。
屈託なく語るその様子はとうていアラフィフには見えず、身長や体格から目鼻立ちまでもあの女性ボーカリストのaikoに似る可愛い女の子とい

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「本当にいたこんな熟女」(2020年夏)№3(味のある女)

 「私って噛めば噛むほど味があって面白いって言われるんです」と邂逅一番、はにかみながらも自身の魅力をアピールする彼女は、現在は介護ヘルパーそしてネイリストとして働く美熟女である。
 トロンとさせた目と、ぷっくりとした唇から淫靡なムードを漂わせる。長身でバランス良く引き締まった体は、程良いボリューム感で、かつて「神スイング」が話題となったグラドルの稲村亜美を彷彿とさせる。50歳を前にした熟女とは思え

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「本当にいたこんな熟女」(2020年夏)№2(マニアイベンターの女)

 その切れ長の目と日焼け跡の残る素肌から女子プロゴルファー渋野日向子を彷彿とさせる彼女は、現在22歳の長女と18歳の長男のシングルマザーであり、実家の八百屋を手伝いながら、数々のマニアイベントを主催するマニアイベンターでもある。
「いまは規模が50人ぐらいのカップルさん限定のパーティー(乱交)や、女装子(女装趣味男子)さんのオフ会を10年前から主催しています。でも最近はコロナもあるので控えぎみで、

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「本当にいたこんな熟女」(2020年夏)№1(パパ活の女)

「私ってめったに人のことを嫌いにならないんです。その辺いる人もみんな好き。だってみんな同じ人間なんだもん」
 まるで(相田みつお)の詩の世界の住人のような彼女は現在(パパ活)と(援交=援助交際)を生業とするアラサー女性である。
 アラサーと言ってもその姿は異彩を放っている。ピンクの差し色が入ったロングの金髪に、同じくピンクのロリータ系ドレス姿とまさに年齢不詳。 そんな不思議な彼女が語った「パパ活」

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じゃんけんをした(たいよう)と(つき)

むかしむかし(たいよう)と(つき)が3かいしょうぶのじゃんけんをしました。
かったほうが(うみ)をしはいできることになりました。

「さいしょはぐー! じゃんけんぽい! あいこでしょ!」
なんと3かいとも(つき)がかちました。

(たいよう)はくやしくて、くやしくてたまりません。

そこでもういちどじゃんけんをしようといいだしました。
こんどはかったほうが(やま)をしはいできることになりまし

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四字熟話【行雲流水】(こううんりゅうすい)

空に漂う雲や流れる水のように、自然にまかせせて生きること。世間の煩わしさを逃れて心のままに行動すること。



 地震を予知する方法は様々だ。水槽のナマズの生態を記録したり、ネズミの不審な行動を見つけたり、昆虫の動きを観察する生物系から、地下水の温度変化から予想したり、直接地面の微弱な揺れを観測したりするなど。
 当然のことながら的中率は100%とはいかない。マグネチュード7以上の地震が数年

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四字熟話【破鏡不照】(はきょうふしょう)

割れた鏡が元に戻らないように一度別れた夫婦は元には戻らないという意味。「破鏡」の意味は夫婦が離縁すること。


 いつどこで生まれて、そしてどこからどう貰われてこのいまの久美に飼われるようになったのかなんか俺は知らないし興味も無い。少なくとも俺が久美と結婚した3年前にはすでに飼われていた。ただ名付けられた(熟~ジュク~)という名前のいわれだけは久美から聞いて知っている。
 ちょうど年齢が人間で

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四字熟話【一番出世】(いちばんしゅっせ)

★ 大相撲の初土俵で勝ち星をあげ中八日目に、序の口に上がることを土俵上で披露される新弟子をさす。


満子はとうとう面接を受けることに決めた。それは旦那が地卵販売の営業をクビになり、生活が立ちいかなくなったためもあったが、これを機会に狭いゲージのような家から羽ばたこうと考えたからだった。
 最近の自然食品ブームというかもはや宗教ともいえる有機食品信仰。鶏が地鶏なら卵も当然のように地卵を消費者は

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四字熟話【狡兎三窟】(こうとうさんくつ)




悪い兎は、隠れる穴を三つ持っており、いざという時には三つのうちどれかに逃げ込んで助かる。身を守るのがうまいこと。



 怜子はまるで、親友に久しぶりに会ったような表情をして、これで2枚目となる新しい金色の免許書を手に取った。前の免許書より写真が弱冠若返っているように感じた。
「35万ですよね」
鼻にかかる声で、多少とも不安をかこちながら確認した。
「いいですよ30万で、もうこ

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のりまき姫の大冒険

 いつのことか、どこのことかは知らないが、海苔巻きの大好きな小さな女の子がいました。
あんまり大好きなので、家族のみんなから海苔巻き姫といわれていました。
ある日、お母さんに海苔巻きをおばあちゃんのところに届けてくるようにと言いつけられました。海苔巻き姫はおばあちゃんのことが大好きでした。海苔巻きが好きになったきっかけも、おばあちゃんに海苔巻きの作り方を教えてもらったからでした。
 そのおばあちゃ

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四字熟話【暗中模索】(あんちゅうもさく)

暗闇の中で手探りで探すこと。転じて手がかりの無いままあれこれと探し求めること。


「もういいよおまえ、今日で終わりにしようよ、うんざりなんだよなあそうしようよ。もう疲れたんだよ!」
 今夜の夫はこれまでとは違っていた。投げヤリのヤリがいつもより遠くへと投げられていた。マジって感じである。
「よう云うな、どっちの台詞や!……ずっーと我慢しとったんはこっちやアホッ! 変態!」
 いつも関西弁でま

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