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短歌log 質量のある恋
僕はまだ この街からは出れなくて
それは少しだけ 愛に似ている
ネモフィラの青に突き落とされたこと
手首に透けるぬるい静脈
11時珈琲を飲む 陽だまりで
ぬくたくならないシルバニあの子
なぁニーチェ、曇ってるよね窓ガラス 白いだけだよ呪いも自殺も
君の息二酸化炭素の味がする
鯨が空を泳いで視える
嫌われたくない、のだろう。
発火をしない カップヌードルのかやく
沢山の
君の煙草の匂いになりたかったんだ、私は。
煙草は全部未熟な私の憧れだった。
私の神様は皆煙草を吸っていた。神様は実際には居なくて、みんな小説の中とか、漫画の中にいて、居たんだ。確かに。
私は今17歳、もうすぐ18歳になって、周りの子達に比べて遥かに子供っぽいのだと思う。受験勉強に集中しないで、こんな文章を書いているし。煙草に憧れることだってきっと中学を卒業する頃に卒業するべきなんだと思う。
リリイ・シュシュのすべてみんなみたいな感情に