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手取り10万円Up! 1歳児ママ時短→フルタイムの転職活動記録

お久しぶりです!
ついこの前年が明けたと思ったらもう桜が咲きましたね!
お花見に行きたいけれど、春の陽気にボンヤリしているうちに散ってしまいそうです。皆さんはお花見、行きましたか?

タイトル通り、今回の記事は転職についてです。昨年10月に、食堂会社から外資系会計事務所に転職しました。
もし、小さいお子さんがいて転職を検討しているけれど、なかなか一歩踏み出せないという方がいらっしゃれば、少しでも参考になれば幸いです。
では早速、私の転職活動を振り返って行きたいと思います!

まずは結論から。どこからどこへ?

社員食堂などを運営している会社(業界では大手。連結で従業員数は数万人)から、外資系の会計事務所(業界では中堅。従業員数は数百人)に転職しました。
転職前は基本出社の時短勤務でしたが、現在は在宅勤務やフレックスを駆使してフルタイム勤務をしています。そのおかげで収入が上がり、毎月の手取り額は約10万円増えました。

家族構成

夫と息子(転職当時1歳11ヶ月)の3人暮らし。
夫は平日の日中勤務の事務職で、基本定時上がり。
息子は0歳から保育園に通っています。

転職活動開始時(2022年3月)のスペック・職務経歴

最終学歴・取得資格

  • 慶應大学卒

  • 簿記2級

  • TOEIC自己ベストスコア815

  • 英検2級

  • ドイツ語検定3級

  • 普通自動車免許第一種

  • 漢検準1級

  • FP3級

職務経歴 (カッコ内は勤務期間)

  • 入社後は食堂等の現場で研修生として勤務(6ヶ月)

  • 本配属では経理部に配属(5年9ヶ月)

  • 人事総務部給与担当に異動(2ヶ月)

  • 産休・育休取得(8ヶ月)

  • 人事総務部給与担当に復職(10ヶ月)

注:経理部から給与担当に異動する直前に妊娠が発覚し、異動後すぐに産休に入りました。

転職を決意したきっかけ

そもそも経理部から給与担当に異動したのは、私が強く希望したのと、給与担当からもアサインされていたからでした。
なぜ給与をやりたかったかというと、経理と給与はどちらも数字を扱う部署なのに、連携が取れていないことに問題を感じたからです。
経理で決算をやっていて、人件費の部分で数字が合わなくて給与に問い合わせてもわからないと言われてしまう、逆に給与から何か問い合わせがあっても経理は手続きがわからないのできちんと答えられない。
じゃあ私は両方わかる人になろう、と思って異動を願い出たのでした。
ところが、いざ給与担当に配属されてみると、会社の規模が大きいが故に1人が任される業務範囲が狭く、私が担当することになったのは雇用保険のみでした。資格取得や喪失の手続き、離職票の申請、採用証明書などハローワークに提出する書類を作成して1ヶ月が回っていきました。ジョブローテーションもあまり行われない環境だったので、給与担当の業務全体を把握できるようになるには果てしなく時間が掛かりそうでした。
9:00〜16:30の時短勤務だったので、息つく間もない、慌ただしい日々でした。もちろん、勤務時間が少ないため、賃金もカットされていました。

こうした不満とは別に、学生時代に培った英語力を活かしたいという気持ちもありました。高校時代の一番の得意科目だったので、このまま忘れてしまうのは勿体無いと思い、転職を検討する前の2022年2月から英会話のオンラインレッスンを受け始めていました。

…と、上に書いた内容以外にも人間関係的な部分もありましたが、それはここでは割愛します。いつか記事にするかもしれません。笑

ざっくりまとめると、給与面、業務内容にたいする不満と、英語を使いたいという希望がありました。


転職活動開始!まずしたことは?

転職サイトの登録…は実は既にしてありました。実はその2年ほど前にも転職活動をしたことがあり、面接まで進んだ企業もありましたが、結局辞めるのを辞めたのでした。
その際登録していたのはマイナビ転職と、エージェント系では管理部門に特化したMS Japan、リクルートエージェントだったと思います。(古い話なので記憶が曖昧)
まず、MS Japanのステータスを転職活動中に変更し、追加で今回はスカウト型の転職支援サービスを使うことにしました。
…と書くと、自分の意思で決めたように思われるかもしれませんが、実はInstagramの待っていればスカウトが来る、という広告に釣られただけ。どんなものか興味はあったので、めんどくさいなと思いながらも履歴書と職務経歴書をアップデートしました。
ハイキャリアやハイクラスといった文字が踊っているのが気になり、果たして自分はハイキャリアなのか…?と半信半疑でした。
果たしてスカウトは来るのか…?

転職活動の進め方

結果、業種や規模の大小様々なスカウトがジャンジャン来ました。ただ企業から直接というよりは、ヘッドハンターと呼ばれる人材紹介会社の方から「あなたに合った求人ありますよ!まずはカジュアルにお話しませんか?」と連絡が来ることが多かったです。
また、私の転職活動期間は大きく2つに分かれているので、そちらも紹介していきます。

第一期(2022年3月〜5月)

この時期は転職支援サービス関連の方と面談をしたり、紹介していただいた求人に応募したりしていました。
この時使っていたサービスは、MS Japanとスカウト型のAMBIです。
企業にエントリーはかなりしましたが、かなりの確率で書類選考落ち。面接まで進んだ会社もいくつかありましたが、内定には至りませんでした。
私の場合、経理の方が歴が長いので届く求人は経理ばかりで、人事系はほぼなく、あったとしてもそこまで高い年収は見込めず、そこが悩みどころでした。
ヤケクソで経理に応募したこともありましたが、落ちました。笑
5月末になると少し疲れてしまい、活動のペースが少し落ちてきました。

第二期(2022年6月〜8月)

6月のある日、大学の同期で転職経験者の友人とオンラインで話す機会があり、それが転職活動に本腰を入れる大きなきっかけになりました。
「転職活動では、絶対に譲れないポイントを決める」
その友人から聞いて、印象深かった言葉です。
私の譲れないポイントはなんだろう…?と再考し、以下の2つに絞り込みました。

  1. 給与が上がること

  2. 英語を使って仕事ができること

軸をこの2つに定めたところ、視野に入ってきたのが外資系企業という選択肢です。
新卒で就活していた頃は、外資系というと、なんか意識高い人が多くて忙しそう…というイメージだけで検討すらしなかった(というか、私が就活始めた頃には採用活動が終わっていたと思われる)のですが、少しキャリアを積んだ今ならできる気がしていました。
さらに、転職活動を続けているうちに、ヘッドハンターの方が提案してくれる企業の中に、外資系企業が含まれていることが多いのに気がつきました。
「あれ?私、もしかして求められてる?」
思わぬ形で需要と供給がマッチしてきた気がしてきました。

6月後半、とある出来事(人間関係系なので今回は割愛。いつか書くかも)がきっかけで転職への意識はさらに高まり、ビズリーチに登録しました。
レジュメを登録してヘッドハンターや企業からスカウトが来るのはAMBIと同じです。
やはり外資系のスカウトがポロポロと来ました。
最終的に選考が面接まで進んだのは、ビズリーチでスカウトが来た1社(今働いているのはこの会社)と、AMBIでスカウトしてくれたヘッドハンター経由で応募した3社です。
いずれも外資系ファームでした。
内定が出たのはビズリーチでスカウトが来た会社。8月上旬のことでした。

転職先が決まったら…退職の意向を伝えなきゃ!

内定が出たー!と喜んでいたのも束の間、次に襲ってきたのは、現職の上長に退職の意向を伝えなきゃ!引き継ぎどうする?という現実でした。
次の会社の入社予定日は既に決まっていたので、早めに伝える必要がありました。
まずは上長に胃が痛くなりながら「お話があります」という内容をメールして、2人だけで話せる環境を作ってもらいました。
退職はあっさり受け入れられ、退職届を出すことに。上長からは「第二子妊娠かと思った!」と言われて苦笑いしました。

1歳児を抱えながらの転職活動

ここまでサクサクと振り返ってきましたが、小さな子どもを抱えての転職活動は時間調整が大変でした。
コロナ禍ということもあり、カジュアル面談や面接がオンラインで出来たことはとても助かりました。
面接を平日の遅めの時間帯に設定していただき、延長保育を利用して子どものお迎えを夫に頼んだり、適当に理由をつけて有給を取ったりしていました。
夜中にwebテストを受検していたら子どもが起きてしまい、慌てたこともありました。
企業とのカジュアル面談時に、1歳の子どもがいることを伝えると、時短を提案されたことも数回あります。やっぱりフルタイムは無理なのかなぁ…と落ち込んだこともありましたが、結果そんなことはありませんでした。

転職先はどう?

そんな感じで転職活動を終え、現在は元気に働いています!
働き方は在宅と出社のハイブリッドで割合は2:1。出社の日のお迎えは夫にお願いしています。
フレックスなのでコアタイムに勤務していれば、業務開始と終了時刻は自分で決められます。小さい子どもがいると、遅刻という概念があまりないのがありがたい…!
業務内容は外資系企業の給与計算のアウトソーシング。クライアント企業と毎日英語でコミュニケーションを取っています。私はまだ、一から英文メールを書くのは難しいので、Deep Lという翻訳アプリを使ったり、チーム内の英語が堪能な方に聞いたりしてどうにかこうにかやっています。
給与計算は前職では未経験でしたが、実務や本を読んで勉強して、基本的なところは理解できてきたように思います。
給与は前職の時短の頃と比べて、手取りが約10万円UP
お金の心配が少し減ったのが何より嬉しい…!!
会社の方は皆フレンドリーで、質問すると優しく教えてくれます。涙ちょちょぎれる…!
今のところ新卒採用をしていないようなので、年功序列的な考えがないのも私の性に合っているように思います。

長くなりましたが、私の転職活動記録でした。
また思い出したことがあれば書いていくかもしれません。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

おまけ

慶應卒で1社目飲食系企業を選んだことについて、気になった方がいれば、新卒時代の就活について過去記事にまとめてあります。よろしければどうぞ〜!













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