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2022年1月の記事一覧

デシベル計算のコツ

今日はデシベル計算のコツを書いてみます。
真値$${a}$$のデシベル値$${b}$$は、以下のように計算できます。

$${b=10log_{10}a}$$
$${a=10^{\frac b {10}}}$$

デシベルを使うメリットは、掛け算が容易になるからです。
真値での掛け算、割り算は、デシベル値での足し算、引き算になります。
例えば、真値で20*5*10=100であれば、デシベル値では1

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ネスぺを受ける

情報処理技術者試験の一つである、ネットワークスペシャリストを受けようと思う。
ここから登録できるが、2月1日(火)締切なので早めに確認した方が良さそうである。
例年だと4月の第3日曜日なので、恐らく4月15日(日)に試験が開催されるだろう。
あと10週程度で受かるか分からないが、とりあえず受けてみようかと思う。
昨年度は勉強不足で落ちてしまったため、なんとかリベンジしたい。

参考文献令和04年 

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「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を見て、考える - その5 -

「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を見て、考える - その5 -

今回は、前回の続きから初めていきたいと思います。

3. 「過度な期待」のピーク期(過剰期待の頂、Peak of Inflated Expectations)3-6. エッジ・コンピューティング(主流の採用まで:2〜5年)

「2-5. 量子エッジコンピューティング」に記載したように、ユーザや端末の近くでデータ処理することで、上位システムへの負荷や通信遅延を解消します。
産業分野では、取得したデー

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「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を見て、考える - その4 -

「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を見て、考える - その4 -

今回は、前回の続きから初めていきたいと思います。

3. 「過度な期待」のピーク期(過剰期待の頂、Peak of Inflated Expectations)ハイプ・サイクルの第二の段階は、世間の注目が大きくなり、過度の興奮と非現実的な期待が生じることが多い状態です。成功事例が出ることもありますが、多くは失敗に終わる状態になります。

3-1. 量子コンピューティング(主流の採用まで:10年以上)

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「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を見て、考える - その3 -

「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を見て、考える - その3 -

今回は、前回の続きから初めていきたいと思います。

2. 黎明期(技術の引き金、Innovation Trigger)2-13. デジタル・メッシュ(主流の採用まで:10年以上)

デジタル・メッシュとは、IoT、AI、VRやARなどを活用したシステム・サービスをつなぐ網目状(メッシュ)の環境を意味するようです。
IoT等のデジタル機器自身がメッシュネットワークを構築することで、異なる端末で取得・

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「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を見て、考える - その2 -

「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を見て、考える - その2 -

今回は、前回の続きから初めていきたいと思います。

2. 黎明期(技術の引き金、Innovation Trigger)2-7. 6G(第6世代移動体通信)(主流の採用まで:10年以上)

6Gは、2020年頃から開始された5Gの次世代の移動体通信世代です。6Gは2030年頃の商用化が見込まれており、中国と米国が覇権争いを繰り広げています。具体的な要求条件は、超高速・大容量通信(1Tbps、5Gの1

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「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を見て、考える - その1 -

「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を見て、考える - その1 -

ハイプ・サイクルという言葉をご存知でしょうか。
ハイプ・サイクルとは、特定の技術の成熟度、採用度、社会への適用度を示している図になります。「過度な期待」を超えて幻滅期に到達し、そこを乗り越えた先に生産性の安定があるようです。
技術の分野に応じた図をガートナー社が公開していますが、今回は「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル」を見ていきたいと思います。

1. 未来志向型イン

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センスは知識からはじまる - 教養を学ぶことで普通が分かる -

皆様は「センスは知識からはじまる」という本をご存知でしょうか?
本日はこちらについてお話しします。

1. センスは知識からはじまるセンスは先天的なものではなく、誰でも身につけることが出来ます。
なぜなら、センスは知識の集積結果であるからです。知識の集約によって生まれる優れた判断基準(スキル)をセンスと捉えると、後天的に身につけられるイメージがつくかと思います。
つまり、根拠がないのにパッと思いつ

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【本紹介】思考力大全① -仮説思考と論点思考-

「思考力大全【合本版】」という本を読んだため、こちらについて紹介する。

1. 思考力大全【合本版】とは?「思考力大全【合本版】」とは、内田和成さん(BCG出身の有名なコンサルタント)著書の「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」と「論点思考 BCG流 問題設定の技術」を合わせた一冊である。それぞれKindle版では約1,580円、単行本では約1,760円であるのに対して、合本版ではKind

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二項分布の標準偏差と標準誤差

二項分布の標準偏差と標準誤差

自学のため、簡単に振り返る。

数式母集団から抽出された標本を元に推定される標準偏差$${s}$$は次のように表わせる。

$$
s^2=\dfrac{1}{n-1}\displaystyle\sum_{i=1}^n(x_i-\bar{x})^2
$$

標本平均の標準誤差$${SE}$$は標準偏差$${s}$$を用いて次の式から計算できる。

$$
SE=\dfrac{s}{\sqrt{n}}

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