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詩/散文

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この感情のない文字ばかりが溢れる半透明の世界に自分の言葉をぽつりと置くのに違和感を感じたので、投稿を辞めた。ただ詩作自体は今も変わらず続けている。 私は矜持や虚栄心のためではなく…
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#海辺のカフカ

【詩】無題 2024年1月2日作

【詩】無題 2024年1月2日作

私はあなたの名前も顔も知らないけれど
覚えている、私たちがアンドロギュヌスだったこと
私達は引き裂かれた半身をずっと探していること
異なる躰に入っている同一の魂だということ
だから、どんなに過去に押し潰されそうでも、
生きて、生き延びて、私に会って。
貴方が教えてくれたように私達は独りではないから
眩しい貴方の光に届くように
私はこの暗闇から起き上がる
丁度16時間前私が送った時間ではなく
私の過

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【詩】雲 2023年11月20日作

【詩】雲 2023年11月20日作



私はこの世に生を享けて
あたたかな春の日差しの中を駆け回った
私の顔には影の入り込む隙間もなく
屈託のない日々が続いた
草原に寝転がって、ただ青い空を眺めた
雲が流れていく

私は世界の複雑さを知り
木陰で一人本を読み
青い空を見ていた
雲が流れていく

暗闇の中に投げ込まれた私は
必死に光を探した
私は長い長い放浪の末
自分に戻ってきた
私は夜空に光る一番星になった
朝が来た
雲が流れてい

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