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日記

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2020年からは自分のために書いてます。
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眠れない時の曲を自分で作る/「おまじない」

眠れない時の曲を自分で作る/「おまじない」

おふとんかぶって でんきをけして
おめめをつむって おやすみだ
だけどねむれない どうしてだろう?
だんだんあたまがさえてくる

おやすみおやすみ さあねむろう
すてきな明日がまっている
おやすみおやすみ おつきさま
ねむれない夜のおまじない

おふとんはがして カーテンあけて
おそらをみあげて おはようだ
だけどねむたいな どうしてだろう?
だんだんまぶたがとじてくる

おはようおはよう さあお

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クリスマスマーケットとキリストさんの人望

クリスマスマーケットとキリストさんの人望

ドイツのクリスマスマーケットの映像とクラシックのクリスマス音楽がひたすら流れ続ける番組を見てた。

「クリスマス街道 欧州3国・映像と音楽の旅」

U-NEXT見放題にある↓

ずっと見てると、こんなにたくさんの人からお誕生日のお祝いをしてもらえるなんて、キリストさんの人望ってすごいなぁ〜と尊敬の念が…!

と同時に、キリスト教徒ではないにせよ、こんなに素敵な景色を見せてくれるに至るキリストさんに

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綿生さんちの素朴な毎日/昼と夜の混ざる時間

綿生さんちの素朴な毎日/昼と夜の混ざる時間

「内の光と外の光が混ざる時間が一番あかんねん」

夕方五時、廊下に車椅子を停めて庭の景色を眺めていると、刻一刻と空が夕方から夜へと色を変えていく。街灯が灯り、庭の向こう側の原っぱから鋭い光が差し込んでくる。夕暮れは綺麗だけど、この時間が一番苦手だ。自然の光と人工の光が混ざり合って、目の明るさをどこに合わせればいいのかわからない。

「いや、なんか文学的な表現やん」

私の苦手発言を聞いて家族はこう

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綿生さんちの素朴な毎日/たまごのふしぎ

綿生さんちの素朴な毎日/たまごのふしぎ

お昼ご飯はいつもその日の気分によって目玉焼きなりオムレツなり、卵を使った出来立てのお料理を作ってもらっている。こういう調理法はあつあつが美味しい。だけどいつも出来立てを作ってもらうのは難しいわけで。

今日は家族が忙しいので、用事の前に卵焼きを作っておいてもらった。黄色く綺麗なふんわりと丸まった玉子。佇まいからなんて可愛いんだろうか。

コウケンテツさんいわく、毎日同じものを食べていると味が洗練さ

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綿生さんちの素朴な毎日/紅葉色のきんとん

綿生さんちの素朴な毎日/紅葉色のきんとん

今日のおやつは虎屋のきんとん。銘は『紅葉重ね』といって、そぼろ状の二色の練り切りの中には粒の白餡が入っている。ピンクとイエロー、二色の対比が美しくて、暫しのあいだ眺めてうっとり。

いつもはプラスチックのケースからそのままいただくのだけど、せっかく写真を撮るので手近なところにあったお皿に置いてみた。特別なお皿ではなくて、『ひのきのぷら』という、ひのきを練り込んだ樹脂のプレート。手が不自由なので、軽

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綿生さんちの素朴な毎日/亥の子餅と、虎屋の和菓子の話🐗

綿生さんちの素朴な毎日/亥の子餅と、虎屋の和菓子の話🐗

今日のお菓子は亥の子餅(いのこ餅)。いのししの子どもみたいに見えるから亥の子餅。毎年この時期になると町に現れる伝統ある和菓子だ。

季節のお菓子にもいろいろあるけど、亥の子餅の凄いところは味が美味しいところである。見た目がかわいいだけじゃない。かわいさと美味しさが合理的に交わっている。

今日食べたものだと、焦げ茶の求肥はいのししの毛色を表現しているわけだが、これがニッキ(シナモン)の香りがしてと

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綿生さんちの素朴な毎日/カレーの王子さま

綿生さんちの素朴な毎日/カレーの王子さま

今日のお昼はカレーの王子さま。まさかこの年になってカレーの王子さまを再び口にすることになるとは。人生って不思議なものですね(美空ひばり)。カレーの王子殿…!?

胃腸が不調で(ラップ)ずっと刺激物を避けてきたけど、近頃回復傾向にあるので昨晩は久しぶりのカレーライスだった。バーモントカレーですらスパイスに不安があるので、1歳のお子様からでも食べられるカレーの王子様を作ってもらった。

日々の生活が赤

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綿生さんちの素朴な毎日/りんごとプルーンの炊いたん

綿生さんちの素朴な毎日/りんごとプルーンの炊いたん

おやつや食後のデザートに、りんごとプルーンの炊いたんを食べている。フルーツも温めた方が胃腸に優しい。ビタミンが壊れるのではとも思うけど、煮汁も全部飲むから良しとしている。ドライフルーツは歯が悪いから固くて食べられないのだけど、生のフルーツと一緒に煮ることで柔らかくなるし甘みも増す。プルーンは鉄分の味がする気がする。

参考にしたのはフランスの煮込み料理の本。本当は最後に赤ワインを入れるようなのだけ

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ほんとのしあの日記 8月8日「バチボコ」

ほんとのしあの日記 8月8日「バチボコ」

本日も手が死に絶え申し候だったので休息に徹した。

休息に徹するには忍耐がいる。暇で暇で仕方がない気持ちをグッとこらえて、庭を眺めることに専念した。

スマホを見たり本を読んだりするのは面白いけど、その欲求をグッとこらえることに成功しさえすれば、庭を眺めるのもかなり面白い。

うちの庭は手入れが行き届いているとは言いがたいけど、部屋の窓枠から切り取って見ると本当に綺麗で、緑も空も光輝いて見える。こ

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ほんとの日記 0807「ざんまい」

ほんとの日記 0807「ざんまい」

連日のスマホざんまい皿ざんまいで手が死に絶え申し上げたので本日は休息日とした。スマホなし、テレビなし、本もできればなしとなると、やることがかなりない。やることがないと人は空(くう)を見つめるのだということが研究の結果、解った。

空(くう)ではない方の空(そら)が今日はかなりの出来栄えだった。

「本日は青空評論家の綿生しあのさんにお越し頂きました。今日の空はいかがでしょうか?」
「そうですね、今

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