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生きること、もがくこと

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みんながこの社会でうまく生きられるわけじゃなくて、とても頑張って生きている人もいるし頑張らなくても生きられる人もいる。どっちが良い悪いとかじゃなくて自分が心から幸せだと思えるよう… もっと読む
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2024.2.29:ととのう

2024.2.29:ととのう

おまけのような一日なので、おまけのような日記を書こうと思う。

始めに2月のテーマは「整」。ちなみに1月のテーマは「詰」であった。予定と仕事を詰め込み、休みなく走り回ったおかげで心身ともに調子を崩した。(2月前半のnoteが不調を物語っている。)崩した心身を元に戻すこと、崩れないような土台を整えること、そして、長期的に自分が駆け抜けられるように環境を作ることを目標にした。

情報を集めすぎて迷子に

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私が本を読む理由

私が本を読む理由

本を読むことは、自分の居場所を知ることだ。
わかっていることをもう一度確認して安心する、言葉にできなかったけど確かに存在するものを代弁してもらう。わたしがよくあるために健やかであるために肯定したり否定したりしてもらうためにページを繰る。一種の信仰に近い。

理解できなかったことに触れられるようになる。分かり合えなかった人を受け入れられるようになる。わたしの足を掴み、転ばせようとする無数の敵から逃げ

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時間がないは優先順位が低いだけ

時間がないは優先順位が低いだけ

「時間がない」の真意は「優先順位が低い」である。

ごもっとも。ぐうの音でも出ない。
達成したいことがたくさんある。そのためにやらなければいけないことも分かっている。最近多忙であることは事実であるが、タスクの半分は私が自分で選択したものに付随した結果であり、前述した言葉を借りるなら優先順位が高いと思った事項である。

人生は、「何となくやらなければいけないこと」にあふれている。
大学院の研究、バイ

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2024.2.2:「セカンド自分」戦法

2024.2.2:「セカンド自分」戦法

1月の自分テーマは忍耐だった。その結果、精神をぶっ壊した。

バイト、研究、その他手を付けていた諸々が繁忙期かつ大詰めを迎えた。手を抜くのが下手なので、ご丁寧にすべてに全力投球したおかげで壊れた。躁、不眠、仮眠、鬱、禍々しい漢字の問題を網羅してベッドから起き上がれなくなった。目を開けると「ですよね~」とセカンド自分が苦笑していた。

何度も鬱を繰り返してきた私が身に着けた蘇生術の一つに「セカンド自

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誰にも言えなかったわたしの夢

誰にも言えなかったわたしの夢

自分の文章を本にしたい
誰にも言えなかった私の夢に今年は本気で向き合おうと思う。

子供のころから、時間があるとすべてを読書に費やしていた。図書館の本を読み、シャンプーの成分表示を読み、コンビニにおいてあるリクルート紙を読んでいた。それと同じくらい文章を書くことが好きだった。そのころは、短い物語や日記を書いて遊んでいた。
高校生のころ、付き合っていた人がたまたま私の文章を読み、徹底的に否定されたこ

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忘れ草

忘れ草

正解は振り返った時に初めて分かるものらしい。
そして、どうやら私は3年間付き合った末別れた人を忘れられず生きてきたらしい。
別れて3年、付き合った分と同じ分の時間が過ぎた今なら書ける気がする。

高3から大学2年まで付き合った彼は、付き合っていた3年のあいだの私のすべてだった。
お互いがお互いのことを片割れだと信じてたし、運命があるならこれがそうなのだと本気で思っていた。今の自分から見るとあまりに

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泣かない人生は歩めるのか

泣かない人生は歩めるのか

私は自分の母親の事を好きになれない。

大学を「実家からできる限り遠い場所」という理由で決めたくらい母のことが嫌いだった。あの頃と比べるとちゃんと会話もできるようになったし条件反射的に拒否反応が出ることも無くなった。

母のことは苦手だが、好きな部分もある。料理が得意だったり、趣味が合ったり。母のおかげで母子家庭で大学まで行けてるわけだし今の私がある。母なりに私のことん大切にしてくれているのは伝わ

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諦めてからの人生

諦めてからの人生

久々に体重計に乗ったら自分の予想をはるかに超えた数字が見えた。ひたすらに食べた夏休みを経て未だに生活を戻し切れていないので納得の数字だったけど、さすがにダイエットしようと思った。

1年前と比べて、メンタルの波がだいぶ小さくなった。同時に自分の体型に対する執着も減った。今の体重を1年前の私が見たら、間違いなく病むし、ストイックな減量生活をしていたけど、今はまあちょっとずつ減らせばいいかくらいの認識

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生活を探す旅

生活を探す旅

高松の5月はぬるっとしている。ほとんど風のない生温かい空気とじりじりと肌を焦がす日差しの中を歩いていると、時間の流れが札幌にいる頃の半分くらい遅く感じる。

高松を離れて、土地によって性格があるというのを知った。私の出会ってきた北海道の人たちは、穏やかで忍耐強く、感情をあまり表に出さず、親しくなったとしても一定の距離を保っている人が多い。それに対して高松の人はせっかちだけどマイペース、おおざっぱで

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泣かない人生を歩みたい【4】

泣かない人生を歩みたい【4】

泣かない人生を歩みたいと思いながらBOOKOFFのトイレで泣いている

高松の夜は札幌と比べると全然寒くないけどまだ河原で時間を潰すには少し寒すぎる

家族全員での食事が嫌いだ
おいしいはずのご飯が味がしない胸に何かつっかえてお腹は減っているのに食べられない

食べたら吐き出すくらい不味い空気 
みんなケータイを見て口を開けば嫌味見栄揚げ足取りご機嫌取り
家族での外食は年に数回の接待だと思っている

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泣かない人生を歩みたい【3】

泣かない人生を歩みたい【3】

昔から自分の容姿が死にたくなるくらい嫌いだった。

今はそうでもない、というか、自分がそこそこ頑張ってまぁこれでいいかと思うくらいに落ち着いたのとなによりここまでくると諦めがついてきたのが大きいのかもしれない。

小さい頃から私はずっと太っていた。
両親が離婚し、母に連れられて香川に帰った時、母は心を病んでしまい、家事はほとんど祖母がしていた。祖母はあまり料理が得意でなく私はいつも菓子パンやお菓子

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泣かない人生を歩みたい【2】

泣かない人生を歩みたい【2】

こんにちは、びすこです。

やっと夏休みに入ったのに夏が気が付いたら通り過ぎていました。あっという間に2回目の冬が来るんだろうな。

前回の記事、予想以上に多くの人が読んでくださり、驚きもしましたが、同時にとてもうれしかったです。私自身、自分の人生を客観的に振り返ることのできる良い機会になりました。

本当に自分がつらかったことを追体験したい人なんかいなくて、無意識に忘れようとしたり、押し込んだり

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泣かない人生を歩みたい【1】

泣かない人生を歩みたい【1】

こんにちは。びすこです。

今回は、私の過去について書いていこうと思います。

正直、かなり重い話でこれを聞いてだれが得をするんだ…と思いこれまでは書かないつもりでした。しかし、今日私の好きなアイドルの戦慄かなのちゃんのYouTubeを見て書いてみよう、と勇気が出ました。

この記事は、一種の自己消化の要素が強く、読んでください、なんて胸を張って言えるような内容にならないと思います。でも、この記事

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