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腰痛

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2021年8月の記事一覧

体幹筋群の機能解剖学と臨床応用【サブスク】

体幹筋群の機能解剖学と臨床応用【サブスク】

はじめにこのnoteは、誰にでもお役に立てるわけではありません。

ですが、下記項目にあてはまるセラピストは必ず読んでみてください。

体幹筋の中でも、特にローカル筋(体幹深層筋)の詳しい機能解剖学や臨床応用のヒントが得られる内容を収録しています。

スマホの中で保管し、いつでもすぐに引き出せる体幹筋の手元資料としてご活用いただけます。

※こちらのnoteは「note読み放題プラン」限定記事とな

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椎間関節性腰痛に関わる7つの組織

椎間関節性腰痛に関わる7つの組織

リハ塾の松井です!

今日は腰痛伸展に伴う腰痛の中でも、椎間関節性の腰痛について掘り下げてみましょう。

伸展時の腰痛を大きく分けると、腰部脊柱管狭窄症、背筋群の筋筋膜性腰痛、椎間関節性腰痛の3つに分けられます。

伸展時の腰痛と一括りにするのではなく、それぞれを分けて病態を理解することが大事です。

椎間関節性腰痛は何故痛いか、原因となる組織はどんなものが考えられるかを解説します。

腰椎の機能障害で肋骨の評価は必須!

腰椎の機能障害で肋骨の評価は必須!

リハ塾の松井です!

腰部機能障害を評価する際、腰部にかかるストレスを考察したり、脊柱の生理的彎曲という意味でも前彎と後彎の評価は重要です。

腰椎が前彎、後彎どちらかに制限されていることは多く、後彎増強、つまり、伸展制限が多いイメージがあるかもしれませんが、意外と屈曲制限も多いです。

伸展するにもまずは屈曲してタメを作って伸展する必要があります。
バネのようなイメージで考えると分かりやすいかも

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これだけはおさえておきたい!腰椎疾患における4つの評価ポイント

これだけはおさえておきたい!腰椎疾患における4つの評価ポイント

リハ塾の松井です!

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、神経障害性疼痛による痛みや痺れが出現している可能性がある場合、どのように評価を進めていますか?

臨床で評価を進める場合、こんな悩みありませんか?

・症状と障害部位が一致していなくて病態解釈ができない
・どんな評価をしたらいいか分からない
・よく分からないからとりあえず痛い場所のマッサージをしている

ヘルニアや狭窄症による神経根の

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腰椎椎間板ヘルニアに対する理学療法の考え方

腰椎椎間板ヘルニアに対する理学療法の考え方

火曜日ライターの松井です!

腰椎椎間板ヘルニアは痛みや痺れといった症状をメインとし、中々すっきり軽快しない難しい疾患だと個人的には感じています。

そんなヘルニアに対し臨床でこんな悩みありませんか?

・痛みや痺れに対して何をしていいか分からない
・痛みが強すぎてマッサージしかできずどうしていいか分からない

実際、僕も痛い部位のマッサージやストレッチくらいしかできず、痛みもあまり変わらずでもや

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神経圧迫で腰が痛いという誤解

神経圧迫で腰が痛いという誤解

リハ塾の松井です。

腰痛は臨床でも多く経験すると思いますが、原因は様々ですので何が問題点となっているか評価しないとアプローチも効果が薄くなってしまいます。

よくある誤解が神経が圧迫されているから痛いというもの。

生理学の書籍をよく読むと、神経は持続的な圧迫で痺れなど感覚障害は引き起こすが、痛みは神経損傷がないと感じることはないとあります。

また、神経は圧迫に強くそれくらいで神経は損傷しない

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教科書には書いてない「トーマステスト」を臨床に直結する様にアレンジする方法!

教科書には書いてない「トーマステスト」を臨床に直結する様にアレンジする方法!

以前のYouTubeでトーマステストについて紹介をしたことがありますが、トーマステストは、股関節前面組織の状態を評価するために用いる方法であって臨床でも活用する機会が多いと思います。

動画でも解説をしていますが…

・腸腰筋
・大腿直筋
・大腿筋膜張筋

これら3つを中心に評価することができて、膝関節の屈曲角度を変えたり、股関節の内転&外転の動きを評価することによって、どの組織に問題があるかを見

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