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UXライティングにおける「個性」と「透明性」
UIテキストにユーモアや遊び心などの情緒的な抑揚を付与することで、プロダクトに対するユーザーのエンゲージメントを高めることは、UXライティングの手法のひとつです。
例えば、こちらの事例です。
これは、Slackで未読メッセージがひとつもなかった時に表示される、いわゆるエンプティステートと呼ばれるものです。シンプルに表現すれば「未読メッセージはありません」とだけ表示すればよいところを、なんとSl
14つのUXライティングルール・ガイドライン
最近、UXライティングのガイドラインについて会社でWikiページを作ったので、日本語だとどんな感じかな、と思い興味本位で調べてみました。日本語も英語も結局「わかりやすく、簡潔に」が一番重要なんですが、文法まで掘り下げて考えてみたので、皆さんと共有したいと思います。
1、ハッキリと簡潔に曖昧な表現は避けましょう。私たちは小説を書いているわけでないので、分かりやすく、読みやすく、役に立つ文章を意識し
『機能面』と『情緒面』の2つの側面を意識する。Takramと考える「UXライティング」ラクスル社内勉強会レポート
こんにちは、「RAKSUL DESIGN MAGAZINE」です。
デザイン・イノベーション・ファーム「Takram」とラクスルの2社で、定期的に開催している勉強会。先日は「UXライティング」をテーマにした勉強会を行いました。
ラクスルは2020年にデザイン推進室を発足して以来、デザイン経営を軸に事業を展開しています。今回勉強会のテーマとして設定した「UXライティング」は、ことば(伝え方)をデザ
UXライティングを5W1Hで考える
わたしのnoteではUXライティングの優れた事例を多く取り上げていますが、いざ実際に自分でUXライティングをやってみるとなると「どっから手をつけたらええねん」となる人も多いも思います。
そこで今回は、あくまで私の場合ですが、どのようなプロセスでUXライティングに取り組んでいるかをまとめてみたいと思います。
利用するフレームワークはみんな大好き5W1Hです。
5W1Hとはそもそも5W1Hとはな
機能的UXライティングと情緒的UXライティング
最近UXライティングに関する話題を以前より見かけることが多くなり、それに触発されるように、私も改めてUXライティングについて考える機会が多くなりました。
そこで今回は、最近考えている機能的UXライティングと情緒的UXライティングという私が勝手に作った概念について、考えをまとめてみたいと思います。
本noteで扱うUXライティングの定義について今回のnoteでは、下記の定義をUXライティングとし