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ウクライナ戦争・私見メモ 烏賀陽弘道

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京大卒の元朝日新聞の記者。烏賀陽弘道さんの記事です。 実は軍事学を米国で学んでいる人。
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ウクライナ戦争を理解する歴史知識2  第一次大戦で近隣強国すべて瓦解      ウクライナ初の独立国家樹立するも         ボルシェビキ・ポーランド・ドイツに潰され              ソ連統治下で死者500万人の大飢饉  ウクライナ戦争に関する私見15   2022年8月4日現在

ウクライナ戦争を理解する歴史知識2  第一次大戦で近隣強国すべて瓦解      ウクライナ初の独立国家樹立するも         ボルシェビキ・ポーランド・ドイツに潰され              ソ連統治下で死者500万人の大飢饉  ウクライナ戦争に関する私見15   2022年8月4日現在

第二回目の本稿は、20世紀に入ってからのウクライナの歴史を述べる。

まずは20世紀前半、第一次世界大戦とロシア革命から。

20世紀になってからのウクライナ史はテンポが早くなり、そして陰惨な出来事が連続で起きる。血なまぐさい。第一次世界大戦が始まった1914年から、第二次世界大戦が終わる1945年の31年間のウクライナは、数百万単位で人が死ぬ戦争、殺戮、破壊、飢餓の連続である。悲惨としか言いよう

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ロシアが考える「勢力圏」はどこまでなのか 旧ソ連構成国は主権国家とみなさず   繰り返される軍事介入        独特の「主権国家」観は欧米とは異文化     ウクライナ戦争に関する私見12    2022年6月11日現在

ロシアが考える「勢力圏」はどこまでなのか 旧ソ連構成国は主権国家とみなさず   繰り返される軍事介入        独特の「主権国家」観は欧米とは異文化     ウクライナ戦争に関する私見12    2022年6月11日現在

「ロシアがウクライナに侵攻した。きっとすぐに隣国のフィンランドや日本に攻め込んでくるに違いない」。そんな恐怖が日本や国際世論に流れている。今回の論考は、その可能性を検討してみる。

2022年2月24日にロシアが隣国ウクライナに軍事侵攻したとき、国際社会の反応は「驚愕」を通り越して「パニック」に近いものだった。その反応のひとつが「ウクライナに攻め込むなら、わが国にもロシアは攻め込んでくるのではない

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スマホ+SNS時代の戦争ニュースを      理解するためのメディアリテラシー          国際世論を戦場に          「ハイブリッド・ウオー」が進んでいる      ウクライナ戦争に関する私見4       2022年3月23日

スマホ+SNS時代の戦争ニュースを      理解するためのメディアリテラシー          国際世論を戦場に          「ハイブリッド・ウオー」が進んでいる      ウクライナ戦争に関する私見4       2022年3月23日

<前置き1>今回も戦争という緊急事態であることと、公共性が高い内容なので、無料で公開することにした。

<前置き2>今回もこれまでと同様に「だからといって、ロシアのウクライナへの軍事侵攻を正当化する理由にはまったくならないが」という前提で書く。こんなことは特記するのもバカバカしいほど当たり前のことなのだが、現実にそういうバカな誤解がTwitter上に出てきたので、あらかじめ封じるために断っておく。

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ロシア軍は得意の「恐怖戦略」を実行     抵抗すればするほど殺戮されるウクライナゼレンスキーを国民はどこまで信頼する?2022年3月6日時点         ウクライナ戦争に関する私見メモ2

ロシア軍は得意の「恐怖戦略」を実行     抵抗すればするほど殺戮されるウクライナゼレンスキーを国民はどこまで信頼する?2022年3月6日時点         ウクライナ戦争に関する私見メモ2

巻頭写真:"Ukrainian flag in the city of Kharkov." January 24, 2022, iStock.

●正規軍によるテロリズム
ロシア軍はウクライナで「抵抗すればするほど国は破壊され、より多くの市民が死ぬ」という「恐怖戦略」を採用していると思う。相手に恐怖を与え「早く抵抗をやめた方が被害が少なくて済むよ」と誘う。

これは2回のチェチェン戦争(第一次:1

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