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29言語目を追加したるさかい
ここで言及したことがあったかどうか。大変面白そうな本が最近公刊されました。世の中、面白そうな本が多すぎて困りますね。
共編者のお一人、風間伸次郎先生にはずいぶん長い間お世話になっており(個別言語の文法研究の業界は意外に狭いという説があります)、これは宣伝しておきたいなと。そう思う一方…
28言語というのは、どうやら東京外国語大学に専攻がある言語ということのようですね。
なるほどなるほど。テュ
タタール語テキストを眺めた感想
連休も通常営業。羊の歩みではありますが、少しずつテキストを読み込んでコーパスを作る作業に取り掛かっています。先日、ようやくタタール語テキストにめどがつきました。現状の自分の知識でテキストをざっくりとながめているのですが…トルコ語とはやはり全然違うように見えます。
単に文字が違うということではなくて、動詞の活用もちょっとつかみにくい。あわてて、先般公刊された『ニューエクスプレスプラス タタール語』
コーパス作成、地味な作業っすわ
4月に入ってから、ふと思い立って自前のコーパス(言語データの集合体)を作成しています。今回は、テュルク諸語を文単位で並列させてみたいという意図がありまして、手持ちの例の本をスキャンして読み取りながらテキストとして取り込んでいます。
…のですが、まあこの作業が地味で、そしてまた単調も単調で…
最初は意気込んで取り込むのですが、1時間くらいで飽きが来てしまいますのよね…!
いや~…猫の手を借りたい
また一つ、トルコで訪問したい場所ができてしまった
ご存じの方も多いと思われますが、日本ではかつて箱根に「星の王子さまミュージアム」があったものの、先般惜しまれながら閉館となってしまいました。
開館しているうちに一度でも行っておいたらよかったなと思うばかりですが、世界にもいたるところに『星の王子さま』(以下、LPP)に関係する博物館があるようです。
日本の近場ですと、済州島にあるのだそうです(こういう情報はLPP関連ウェブサイトに行くとすぐ見つ
インクツボ社の思うツボ(とかいう誰うま事案)
昨年の11月末でしたか、フランスの通称「クロワッサン」諸語版『星の王子さま』(以下、例によってLPPと略記します)が25冊まとめ買いで100ユーロのクリスマスセール!という広告を見てしまったものですから、フランスの諸言語とはほぼ無縁の人生を送っていたはずの不肖わたくしはつい魔が差して在ドイツのLPPといえばここというべき出版社、Edition Tintenfaß(Tintenfaßとはドイツ語で「
もっとみる『星の王子さま』ドキュメンタリー番組を見ての感想など
昨晩、久しぶりに見たいテレビ番組があったのでそれを視聴していました。
期待通り、大変面白い内容でした。同書の多言語翻訳に時間とお金を使っている身からすると、番組の最後の一言にぐさっときましてね。正確な言葉はメモしていないのですが、同書が500以上の言語に翻訳されていることを紹介したうえで、でもその数字が好きなのは大人のほうだからね、という一言。何冊集めたかとか、今後何冊まで増えるかとかそういうこ
【テュル活日記】朝からヤバいものを見てしまった
イランに行ってみたいという話ばっかりしていたような気がする1月ですが、タブリーズあたりで話されているアゼルバイジャン語のことを考えているうちに、待てよイランのテュルク系言語といえば、カシュカイ語(カーシュガーイー)もあったなそういえばということにふと考えが及びまして。で、トルコで以前詳しい文法解説がついている、ラテン文字転写版の翻訳書ならすでにトルコの書店から入手できていたのです。ですがね…
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