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テュル活マガジン

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テュル活とは、テュルク的活動のこと。「日常に、ほんの少しテュルクがあると、少しだけ幸福感が増す。」という趣旨でやっている、趣味と実益を兼ねたライフスタイルともいえましょう。 こ…
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2023年11月の記事一覧

来年はアレを目指します

来年はアレを目指します

長崎の片隅に相変わらず住んでいる日々ですが、先週から今週にかけて、なんだかんだといろいろありました。その流れでとある人たちといろいろ会話する機会があったのですが、それを受けていろいろ考えたところ、そろそろ一度トルコに渡航しておいてもよい…というか、そろそろ訪問しておかないといけないような気がします。

なんせ2021年の暮れにアゼルバイジャンに渡航した際にイスタンブル空港を経由した以外は、4年近く

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『星の王子さま』で読むクムク語(2)

『星の王子さま』で読むクムク語(2)

前回の更新から、すっかりほったらかしにしていましたこの企画。

クムク語といえばLPP(『星の王子さま』)ですね。ヌリヤーナ氏の力作たるクムク語訳本から、第2章を見ておこうということで始めたこの企画。やはり完走させないことには…ということで、勤労感謝の日たる今日、頑張って進めてみますか。

では、前回の続きから開始します。文の番号は通しで(11)からです。

動詞の現在形で語幹末が/a/や/e/で

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次は近いのかどうか

次は近いのかどうか

今年は7月にお隣、韓国に学会参加のために渡航する機会がありましたが、国外はその一度だけ。もうトルコを最後に後にして4年近くも経つのかと思うと、結構時間が経ってしまったなと改めて思います。

イスタンブル空港の利用なら、この間一度だけありました。2021年12月、言語研修の準備でアゼルバイジャンはバクーに渡航したときです。そのときは、トルコから日本への本帰国のときに経験した愛猫「ぴの」との国外移動手

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年末のアレに向けて

年末のアレに向けて

今年も早いもので、例のアレの季節がやってきてしまいましたか…。

ん~。Twitter (現X)でも書きましたが、自分以外はそうそうたるメンバーです。怖いな。下手なこと書けない。といって、さほど専門の話ができるわけもなく、こういう企画でどういった内容を書くとよいかというのはなかなか難しいなと改めて感じます。

2年前に参加したときは、かなりライトにこういうものを書きました。

そうか。この記事、バ

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来年のフェスに向けて

来年のフェスに向けて

来月の締め切りまでにネタが見つかれば…ぜひ申し込みたいと思います…ネタが見つかればね…

2年前に一度だけ発表したことがありまして、ものすごく軽いテーマでしたけれどもその節は多くの方にポスターを見ていただいたようで、誠にありがたきことでありました。

味を占めて来年も…といきたいところですが、肝心のネタが… ネタが見つからないとね…どうにもならない…

キリル文字表記アゼルバイジャン語のアレの件

キリル文字表記アゼルバイジャン語のアレの件

今までアゼルバイジャン、バクーにはおそらく通算で10回近く訪問したことがあるのですが、それだけの回数バクー市内を見て回る時間があったにも関わらず、すっかり忘れていたことがありました。それは、かつてアゼルバイジャン語がキリル文字で表記されていたころに出版された『星の王子さま』(おなじみ、以下LPPと記します)を探すこと…

いや、我ながらなぜ今まで一度もそのことに思い至らなかったのでしょうか?

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今日の雑感:恋と執筆意欲は冷めたら早い

今日の雑感:恋と執筆意欲は冷めたら早い

我ながら、一時期よくもまあ365日毎日更新などという無謀なことに挑戦したものです。今はもう、まったく連続で投稿しようという気力がわかない…

今はnoteよりも優先しないといけない執筆案件があるからということもあるのですが、そもそも一度目標を達成してしまえばそれ以上はよほどの動機がないと継続が難しいということはあるのかもしれませんね…

ということで、書き続けたい人は執筆意欲が冷めないように努力し

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語学の濃淡

語学の濃淡

これは去年の今頃書いた雑文ですが、

我ながらええこと書いてる…(と思います)。

私の身の回りは、いろんな言語に囲まれています。
トルコ語が生業の現在ですが、それに関係する書籍はもちろんのこと、気がつけば言語的・地理的「お隣」のアゼルバイジャン語は当然として、先日多数いただいたウイグル語、ウズベク語関係の書籍にその他テュルク諸語、あとは語学としてやりかけになっているもののエスペラント、ペルシア語

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祭りは終わったので、現実に戻ろう

祭りは終わったので、現実に戻ろう

長年応援しているタイガース、このたびはおめでとうございます。Tebrik ederim. みなさまもご存じの通りわれらがタイガース、ポストシーズンも奮闘しまして、ついに日本シリーズも勝利しました。

幼少期以来、ポストシーズンまで応援しているチームが勝ち残ったということを経験したことがないのでうれしい…反面、推しているチームの躍進にこんなに喜んでしまっていいのかとすら思ってしまうほどです。

とに

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