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文学作品系

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詩や小説など、時折ふと頭に浮かぶ文字の作品を纏めています。
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記事一覧

せおいびと

人は皆
背中に何かを背負っている

それは
物かもしれない
立場かもしれない
苦悩かもしれない
身近な人かもしれない
自身かもしれない

人は皆
背中にいつの間にか背負っている

それは
縁かもしれない
転機かもしれない
事故かもしれない
死かもしれない
生まれた瞬間からかもしれない

人は皆
背中に様々な重さを背負っている

それは
羽ほどの重さかもしれない
一握りの砂ほどの重さかもしれない

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明日世界が終わる前に

明日世界が終わる前に

かーるさん企画
「明日世界が終わる前に」参加作品です!

2016/02/27 21:00:00 に世界が終わる
その前に貴方は一体何をしますか?
#明日世界が終わる前に

思いは力"今日の21時に世界が終わる"

そんな噂が独り歩きをして大きくなっていた。
こんな憂鬱な事は無い。

しかも、これには見覚えがある。

そう、過去にも同じような事があり、大騒ぎとなったのだ。

11月27日の0時に

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久遠の監獄

久遠の監獄

海見みみみさん主催
「第1回note Short Short Festival」
参加用の小説作品です!

「博士!来てください!博士!」
突然研究室に響く声に私は驚きつつも、声のする方へ飛んでいった。

「何があった?スエキチ」
細見の色白の青年の顔がこちらを向いている。
まっすぐ見つめる青い色をした目の力強さ、
ショートに切り揃えられたツヤのあるダークブラウンの髪、
そして、活気ある肉付きがそ

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散策

なんだか物憂げな冷えた風が頬を掠める

その風は仄かに草木の乾いた匂いを帯びている

どれほど歩いたのだろうか

ふと自分の行き先すらも忘れそうになり

足元が覚束なく絡まり倒れそうになる

堪らず立ち止まる

風の囁きが私の耳を擽り促される様にして見上げた

目がさめる様な見事な山吹色に染め上げられた山の木々達に目を奪われる

静かに揺蕩う葉のこすれ合う歌声時折入る鳥の合いの手が心地よい

燻ん

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空虚の刻

冷たい・・・冷たいよ・・・。
降り注ぐ雨が、まるで針のように鋭く、細く、
痛みを伴って体に突き刺さるように・・・。
雨降る音しかない世界。雨音に奪われた他の音は聞こえない。

(ぁぁ・・・なんで・・・)

さっきまで笑顔の絶えることのなかった女性が、
無機質な冷たいアスファルトと一体化した様に、
目の前で横たわっている・・・。

動かないその体の周りには、美しくも朱い水たまりが、
雨水と交じり合い

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紫の味わい深き葵と紅
陽の様に充ち満ちた発色に目を奪われ
花達の賑やかな戯れにしばし耳を傾けん
#梅雨 #紫陽花 #あいうえお作文

お頭っ!
かがやく程の上等な鯛、手に入れやした!
しお焼きにしておもてなししろ、てめぇら!
らじゃっす!お頭の誕生日、盛大に祝わせて頂きやす!

「尾頭付き鯛の塩焼きですぜ!お頭!」
#おかしら #あいうえお作文 #親分と子分達 #祝い違い #ダジャレ

あめ、さぁさぁとふりしきり
じめり気が色を奪う町並みの
さかの一角にひっそりと
いろどりを添えるブーケのよう

みずのしたたるこんな日でも紫陽花よ、
なぜ、雨に濡れても尚、
月灯の様な儚さと淡い輝きを与えてくれるのか?
#あいうえお作文 #詩 #一足早い梅雨 #紫陽花

てつがく の様な言葉を並べては
いつまでたっても 変わらぬ自我
たいそう立派に 考え抜こうとも
いい加減な事ばかり ではないか
ちいさい事からで 良いのだから
ゆうきを出して 踏み出しゃ良い
うんと広い世界が 貴方を待つよ
#あいうえお作文

【唐突に】
B「うわあぁぁぁぁん!パンチが足りないよぉ!どうにかしてよ!ドラAもーん!!」
A「もう、のB太くんたら……。しょうがないなぁ……。」
(ピコピコピーン!)
A「定番おやつ!ポテトチップス コンソメパンチ〜〜!」
【オヤジ化への道】 #滑った #オヤジ化 #人気漫画

エイプリルフール

A「今日は、エイプリルフールだってよ」

B「そりゃまた粋な日じゃねぇか」

A「だから今日1日だけは気を抜いちゃならねぇ」

B「ほぉ。つまりは、騙されるな…という事だろう?」

A「いや。周りに感化されて、嘘を考えるのに頭フル回転させる事に注力しすぎるなよって事だ」

B「随分親切じゃねぇか」

A「疲れちまったら、意味がねぇからな。楽しめるもんも楽しめねぇ」

B「深ぇ言葉だな。A語録にでも

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[詩] 人間・世界

全ては己の望むままの世界ではない

何かに掻き乱され

ただ荒らされ行く胸の内

荒みきっただけの心の臓は何を憶う?

今の目線は何処ぞかと

躰の中心はブラックホール

内に引き込まれるなかれ

中へ吸い込まれるなかれ

全ては己を拒絶する世界ではない

自ら視点が変え難くとも

皆が己を導くだろう

体を、顔を、目を上げてもらえ

世界の果てのホワイトホールを探せ

その先に見える何かを知れ

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