【作詞活動】くもりガラスの向こう/木暮公延・キャラクターソング
くもりガラスの向こう
作詞 山田哲也
作曲・編曲 すぺ♤
体力つけたくて 声かけた
君も 同じ1年 走りっぱなし
このまま 辞めたくないと
夢を持ち越した
無名校 目と耳 疑った
君も 同じ口グセ 全国制覇
脇役は 仕方ないと
夢を見させてくれた
君らとなら 夢じゃないのかもしれない
あの時 涙拭いた メガネ
きれいな フォーム 透き通った空
抱いた 爽快な 胸の高鳴り
本当に行けそうな 気がしたんだ
まだ未完なクセして
ダンク決めて 期待 膨らませた
一緒に3年 希望 広がるコート
それが出会いだった
さすが MVPと
シュート決めて 唸らせた
音と崩れ落ちる
ひび入った くもりガラス
夢が ひとり歩き していった
得てして 怪我しやすい 新しいバッシュ
わざと踏んで なじませるように
あの時 ケンカでもすれば
君を救えたのかな
松葉杖 まだ間に合うかもしれない
焦って 見つめる コートの隅
暗雲 立ち込める 心の空
抱いてた さみしさ もどかしさ
どこかへ行っちゃいそうな 気がしたんだ
絶対安静のクセして
動きたくて うずうず 困らせた
写真の決勝 語られるストーリー
それがきっかけだった
入院中のくせして
抜け出して 痛くないと
膝を確かめた
ずぶ濡れの くもりガラス
もう 見られない やるせなかった
昔から大好きだった
ボールが砂浜に転がる
何か思い出しているとしたら
タバコ吸っている姿じゃないことを
願うよ
MVPのクセして
夢を ぶっ潰す ドア閉めて
土足とタバコ 血塗られてくコート
それが再会だった
根性なしなクセして
夢 語って 僕を泣かせた
仲間 ふきとばす
ずれ落ちた くもりガラス
本音 ぶつけあい 戻りたかった
自分勝手なクセして
髪を切って 僕を負かした
夢が もう一度 動き出す
晴れていく くもりガラス
君と再び ランニング かけていくコート
それが それが嬉しかった