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【前半戦 トピック1】 宮城リョータVS福田吉兆 ~公園での因縁対決の行方は!?~

今作品において、初の試合を描いています。

ルース・オエステ=ノブナガフレンズ
ボアノイチ=シルバフレンズ

のエキシビションマッチ。しかし

赤木剛憲、三井寿、宮城リョータ、桜木花道の湘北メンバーを揃えたルース・オエステには絶対に勝ちたい理由があります。

それは命日に「亡き安西光義に勝利を届ける」ということです。


一方、ボアノイチにはブラジルトリオに加え、
福田吉兆、藤真健司を揃えます。


まず先制ダンクで口火を切ったのは清田信長でした。
しかし徐々に実力を見せるボアノイチが逆転。

リバウンドが強いガルサの対策を立てるがボアノイチの次なる戦略は、

「福田吉兆のアイソレーション」でした。

宮城リョータとマッチアップされる。

ここで、公園での因縁対決が再び実現。



しかし
花形透、魚住純は、競技レベルを離れていた時間が長い宮城に対して

「現状 宮城リョータ は舐められている」

と分析。ストリートバスケで歩みを止めなかった福田吉兆はライン際、ラインを越えてもリングに入れるゴール裏シュートというスーパープレーを連発し圧倒する。宮城のメンタルを崩壊させる。



このピンチを救ったのは、会場から叫ぶ「彩子」だった。


宮城は、高校時代、結果を残せない中、様々な重圧によって燃え尽き症候群となってしまう。
彩子や安田達同級生がなんとか宮城を立ち直らせようと卒業後も交流を図るが、宮城リョータはその場から逃げてしまう。
それから彩子とは疎遠になり、8年が経過。


そんな彩子の声は宮城にとって
説明のつかない「アドレナリン」だった。

福田吉兆を交わし、藤真健司までも抜き去りゴール。

宮城リョータのメンタルは回復。

宮城が立ち直り、ルース・オエステの追い上げムードで第1クォーターを終えた。

このデサフィアンテの試合は、ここまで張られた伏線の回収の場でもあります。

福田吉兆との因縁、
宮城リョータ、彩子の再会、

まず序盤、こちらを描かせていただきました。


しかしながら彩子の存在に気付いた宮城リョータと対峙した相手が藤真健司となったのは、筆者として感慨深いシーンとなりました。

(画像のシーンは、翔陽戦)

これは、最初からここまで想定し、藤真健司を登場させたわけではありませんでした。
まさに作品が導いた神回(筆者的に)の一つになり、描きながら目頭が熱くなりました。

その前に、宮城からスティールし、

「スリーポイントのうてるポイントガード
                                                         現代の主流だぜ」

と涼しい顔でスリーポイントシュートを決める、藤真健司も、宮城リョータに抜かれる藤真健司もとにかく画になる。

非常に描きやすく重宝されるキャラクターであることを再認識させられました。

後半戦、藤真健司にも注目です。


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