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Nikky 2024/05/29~06/04

2024/05/29

All eyes on Rafah で頭がいっぱい。自分の取る行動はそれではなかったのではないか、もっと有効な手段を取れたのではないか、見た人に予期せぬ影響を与えているのではないか、などなど考えて落ち込む。どうしよう。


2024/05/30

友達とヤマテツさんの写真展とエトセトラブックスへ行く約束をしていたので向かう。私の心は昨日のことで持ち切りなので、その人に思っていることをそのまま言ってみる。

「あなたが発した言葉の責任を150%取る必要はない、100%でいい。」
「どんな選択にも、正解と不正解の面がある。あなたがこうしておけば良かった、と思う選択にも不正解の面がある。」

お先真っ暗になっていた心がシュワシュワ溶けて、少し安心した気分になる。友達ありがとう。持つものは友達と友達に感謝する心だと思う。

いつも展覧会やライブは一人で行って一人で楽しむことが多いけれど、今日は久しぶりに友達と。珍しい。テーマは「植物園」で、一見不思議な世界が広がるように感じられる。それでも、よくよく目を凝らすとたくさんの植物を見つけられてついつい見入ってしまう。植物園全体の写真があるわけではないため、自分の頭の中で「ヤマテツさんが撮った植物園ってこんな感じかな?」イメージがムクムクと膨らんで楽しい。
一緒に見た友達は、写真や絵画にこそ親しみがなかったらしいのだけど、「この作品のここのシーンの色合いに似てる」とか「植物好きの祖母のことを思い出す」とか「この写真が一番好きかも」などなどたくさん感想を言ってくれて嬉しい。私が。
帰り際に偶然ヤマテツさんがいらっしゃったので、感想を伝えることができた。いつもいつも素敵な写真をありがとうございます。

エトセトラブックスではずっと欲しかった(でもいろんな本屋さんで売り切れていた)Moche Le Cendrillonさんの「あなたとケーキをシェアするためのいくつかの方法」をゲット。フリーペーパーや店内の展示も工夫されていて、ずっと本を選びながら過ごしていたくなる空間。
店員さんに「学生さんですか?フェミニズムの勉強されているんですか?」と訊かれ、友人は「その分野を。」と言い、私は「専攻などは特に関係ないのですが、生きていくために必要だと思って。」と答えた。その店員さんは「そうですよね、必要ですよね。」と言ってくださった。そうやって肯定してくれる存在がいると分かるだけでふわっと気持ちが軽くなる。
帰り際にジェノサイド反対の署名をする。初めてだから少しドキドキするけれど、どうにか届いてほしい。どんな理由であれ人を殺してはいけないということを彼らに伝えたい。


2024/05/31

相変わらず体調は悪いけれど「風邪引いた!だから体重いんじゃ!」と割り切れたため、割と気持ちは持ち直している。
気づいたら5月が終わる。そういえば月末は高確率でペースを崩す。


2024/06/01

下北沢ADRIFT で行われるイベントLOVE SOFAへ遊びに行く。大阪で24年続くクラブイベントが東京へ凱旋してくれる。このイベントは、5/5のBYE CHOOSEで友達になった(と勝手に思っている)人が参加するというので行くことにした。その人と会うためでもあるし、もちろん5月に観たラッキーセベン がとてつもなくカッコよかったことも理由。ありゃあもう一度観たくなる。
と言っても、体調は芳しくないので無理しない。本当はオープンから入りたかったけれど、ライブ開始時間に合わせて向かう。
無事 UEBO さんに間に合い、ゆらゆらしながら聴く。声から夏の青さを感じられて爽やか。ハワイな夏、日本の高温多湿ではなく。
実はこの日「ADRIFT×UEBOさん」という組み合わせに馴染みを覚えて、なんとなくでIN THE FLIGHT Tシャツを着て行った。
IN THE FLIGHT とは、私の愛すべきバンドsumika衣装担当の加藤さんが経営する会社。去年の冬にIN THE FLIGHTのアニバーサリーイベント記念で「sumika限定カラーのIN THE FLIGHT Tシャツ」を購入した。なお、チケットの倍率が高すぎてイベントは参加できなかった。Tシャツだけ手元にある状態で「ぐぬぬぬぬ」と声にならないうめき声をあげながら、家でお留守番をしていた。んで、そのイベントのオープニングアクトがIN THE FLIGHTに所属するUEBOさん、会場は下北沢ADRIFT。IN THE FLIGHTは様々な事業をしているようで、マネジメントやイベント企画もやる。ADRIFTを運営しているのもここなのかな?たぶん。)

以上のなんとなくの勘でそのTシャツを着て行ったら、バーカウンターに見たことあるような人が。ん?その人を少し目で追っていたら「いいTシャツ着てますね。」と話しかけられる。その時気づいた。
あ!この方がカリスマ・加藤さん!!!(sumikaメンバーの皆さんは、加藤さんのことを「カリスマ」と呼んでいる。)
「わぁ〜〜!加藤さん!!!」と思わずテンションが上がる。

ホックホクのホックホクに温まったハートで goethe を見て、北海道エッセンスを感じる。とても演奏が上手なのはもちろんのこと、ピアノ・ベース・ドラムだけの音なのに厚みがあって安定感のある曲もあってびっくりする。なんだかBONUS TRACK(ADRIFTがある地区の名前)に似合うバンドだな、と思う。
DJタイムで踊る。大阪のイベントだからなのか、年齢層が少し上だからか、昭和のヒットソング的ラインナップの曲たちが次々と流れる。知らない曲もたくさんだけど楽しい。Ginger Rootの「Loretta」 がかかったのは嬉しかった。
ここでそろそろ心配になってくる。「友達は来るのかしら」
そろそろラッキーセベン始まるなぁ、体調崩しちゃったのかな、そんな約束真に受けないのが普通なのかな、会えないのかな、と色々思いを巡らせながら一旦バーカウンターへ行こうと扉を開ける。
すると、友達!いた!ちょうど会場へ入ろうとしていた時だった。
「うわぁ!会えた!やった!」(テンション上げ本日2度目)と声をかけて、無事一緒にラッキーセベン。先月聴けなかった曲も聴けて大満足。やっぱり歌と楽器隊がハイクオリティで、お客さんを巻き込む強力マジックを持っている。目の前に彼らがいると、いついかなる時でも必ず笑顔になれる。そう思う。
ワンダフルボーイズ、ラストの TENSAI BAND まで見る。奇妙礼太郎さんとサンデーカミデさんの掛け合いといい相性といい、唯一無二でとっても面白いかった。テシマさんのクールな雰囲気も絶妙にマッチしていて、これまで見たことない感じ。わーお、と口を開けて見ていたような気がする。(集中すると口開いちゃう、よね?)

物販にいたUEBOさんにもTシャツを自慢して(?)、可愛いジャケットのCD「Half & Half」を買う。サインもしてもらって、来月のライブ情報もゲットし「また遊びに来ます〜!」と約束する。ライブを見る&直接話すと、もうすぐに次のパフォーマンスも見たくなる。音楽のためならこの上なくフッ軽になれる我。そしていつも感謝する、「こんな大学生に優しく話してくれてありがとうございます」の念。

もちろん、友達との再会も祝う。再会の約束をして、本当に会えた時の嬉しさは何にも代え難い。次は7月のBarbaraのリリパで会おうね、と約束。
約束する。また会いたいから。それまで生き抜いて笑顔でいようと頑張れる。
思いがけない出会いもある。楽しくて嬉しい日。こんな日があるから心の底からのエネルギーを絶やさずにいられる。ずっと守りたい空間、作り続けたい場所。


2024/06/02

今日はアルバイート。イベントの前日or翌日にシフトが入ってしまうのは仕方ない。土日どちらか必ず入れる人募集だったから。


2024/06/03

年に2回ある「今日授業あるかどうかは当日の朝9時までわかりませんDay」。
しかも自分からサイトへ行って確認するしかない。(サイトにも明記はされていないので「多分あるんだろうな〜(ないんだろうな〜)」という感じにしか分からない。)せめて大学側から連絡くらい寄越してくれればいいと思うんですけど〜。困ったちゃんです〜。
でも午後出動は決定なので、とりあえずやること終わらせて一コマ受けて(結局あるんかい)バイト。暇を極めるバイト。インディーロック好きの先輩とずーっと好きな音楽の話をする。

先輩「東京カランコロンって知ってる?」
私「知ってますよ〜『いっせーの、せ!』ですよね〜。解散しちゃったの寂しかったです。」
先輩「…え。結構ピンポイントで言ったのに、なんで知ってるの!?生まれてくるの15年くらい遅かったんじゃないですか!?」

私はジャパニーズインディー知識的に35歳くらいらしい。


2024/06/04

一日中バイト。今月は稼ぐ。なぜなら金欠予感がするから。
支度をして表に出ようとしたら、ベテランパートさんに
「毎日働いてるね、ありがとうございます。」
と感謝される。
感謝された!?

インスタで続けている音楽日記 in Englishがもうすぐ100回くらいになりそう、という予感がしたため一回中断してプレイリストを作ろう。
とか
最近読んだ本をまとめよう。
とか
方々に連絡しなきゃ。
とか
やりたいこと・やるべきことはたくさんあるのに、手が付かず終いで毎日過ぎてしまっている。


先週は身体的にも精神的にも参ってしまっていたため、キツめの文章になってしまいました。読んでいてあまり良くない気持ちにさせてしまったかもしれません。すみません。
今週は段々と割り切れたため、精神的には復活してきました。まだ風邪は治りかけ。
「やらなければいけない」と考えていることをできないことの方が、何もしないよりダメージが大きいようです。やっぱり。たぶん性格の問題。
でも風邪を治すことが先決なので、慎重に無理しないように過ごしていきます。歌も歌いたいし、美術館を歩き回りたいし、気になる本を探しながらどれを買おうかながーい時間迷いたい、ライブを心配事なく思い切り楽しみたい。どれもこれも元気じゃないとできんので。

じゃあまたね!皆さんも無理せずご自分の心地よいペースでお過ごしください!

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