詩編8:曇り空

見渡す限りの曇り空を眺めながら
緩やかに絶つミコトが綺麗だなんてね
寝た心の僕が起き上がるには
君は少し遠いけど

会いたいと願っていた君に出会えたことに
気付かないままの僕がいた
優しさに甘えるのが怖くて
目を逸らすことに慣れてた

本当はきっと最初から君が好きで
怖くて怖くて伸ばせない手は
君が触れてくれた心の傷から
やっと離すことができたんだ
ありがとう

手を伸ばすよ
次は僕の番だから
不器用すぎる自分が嫌いだけど
君のことを考えたら
何もしないことが一番良いんじゃないかなんて

思いながら
ありがとうだけは伝えたいなって
心を励ますけど
寝起きの心が暖まるまで
自分を許してしまうのはもうやめよう

見渡す限りの青空の中にいる
ずぶ濡れの目覚めに目を細める僕は
太陽光が温める身体を覚えて
走ることに焦っていた

一般から離れる勇気があるから
孤独は嫌いじゃないんだ
僕が求めていたのは普遍的な
肯定とそこに至る過程

方向はどうあれ絶対値が大事
結果を求めて足掻いていた心は
君のために向けられたらいいんだ
それが過ちでないのならだけど
怖いんだ

強くなってく
架け橋は心地良いから
甘えてしまう自分が嫌いだけど
君のことを考えたら
どうすればいいのか答えがあればいいのに
ありがとう


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