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自己紹介とコンテンツについて


自己紹介

 こんにちは、つじもとひでおです。
 ぼくは5年間ビール会社でサラリーマンとして働いた後、30年間高校で英語を教えました。今は、大学の学生寮の寮監をしています。
 読んで下さる方が少しでも幸せに、心豊かになれるような文章とイラストを書いてゆきたいと思っています。
 

コンテンツの紹介

 
 ぼくが書く記事は、基本的に二種類あります。
 まず、ちょっとした考え方のヒント、思索の断片をご紹介する「私家版パンセ」のシリーズ(マガジン)。
 そして人生が豊かに楽しくなる本をご紹介する、「読まずに死ねない本」のシリーズ(マガジン)です。
 それぞれの記事に、オリジナルのイラストを添えています。

イラストエッセイ「私家版パンセ」について

 60年の人生の中で、様々な経験をしました。
 特に30年間の教師生活の中で、たくさんの生徒と出会ってきました。その生徒と向き合う中で、人生で大切なことを学ばせていただきました。人間とは何か、社会とは何か、人間関係のこと、生き方など。苦しいことも経験しました。深く考えさせられもしましたし、何より人間理解が深まりました。
 そのようにして経験し、学び、考えた事柄を、小さなエッセイにしてご紹介する、それが、「私家版パンセ」シリーズ(マガジン)です。


イラストエッセイ「読まずに死ねない本」について

 ぼくの人生を作り上げているものの中で、本が果たす役割はとても大きいのです。本を読むことはぼくにとって息をするのと同じです。読書から多くの学びを得ました。それだけでなく、自分の価値観がくつがえるような経験を何度もしました。
 未知との出会い、とりわけ偉大なものとの出会いは、自分という枠組みを広げる唯一の方法です。本との出会いもその一つです。
 人生がつまらなかったり、希望が持てなくなるのは、ほとんどの場合、自分という殻の内側しか見えなくなることが原因です。未知との出会いに心を開くことは、人生を豊かにするだけでなく、現状を打開し成長するきっかけになりす。心理学ではこれを「内的準拠枠の更新」と呼びます。
 簡単に言うと、ものの見方が変わるのです。現実を変えるのは容易ではありませんが、見方を変えることは不可能ではありません。見方が変われば、活路が開かれることがあります。地獄と思っていたところが天国に見えるかもしれない。退屈な毎日の中に奇跡を見ることができるようにもなる。
 人生に行き詰まったら本を読め。これはぼくの確信です。
 読書は受け身のように見えて実は能動的な行為です。字を読んでイメージを作り、理解する。ただ人の話を聞いたり、見たりするのとは違うんです。
 読書はまた単に情報を得るだけではなく、深く考えることでもあります。考えられる人になるんです。いくら情報がたくさんあっても、考えることができなければ何にもなりません。
 そして本は、作者との対話。経験なんです。作者や登場人物と一緒に人生を生きると言っても良いと思います。単なる知識ではなく、生きた経験になるんです。
 優れた本を読むというのはそういうことです。
 面白いことに、youtub のインフルエンサーたちも、異口同音に「本を読め」と言っていますよね。
 イラストエッセイ「読まずに死ねない本」は、ぼくが人生を変えられるほどのインパクトを受けた本をご紹介するシリーズです。

 

今後の予定

 今後は、本だけでなく、人生が豊かになる音楽、映画、アニメ、漫画などの紹介記事も書いてゆきたいと思っています。 
 それからぼくは、高校一年生からずっと小説を書き続けていて、原稿用紙で二万枚近く書いたのですが、それらもいずれご紹介できたらと思っています。

略歴(プロフィール)


1961年 大阪に生まれる。
 小学校、中学校と劣等生。毎日先生に叱られていた。

1979年 東京都立久留米西高校卒業。高校時代はヤンキーの全盛時代。「今日から俺は」の世界。一年の時に読書に目覚め、三年間で300冊読む。小説を書き始める。

1984年 国際基督教大学教養学部卒業。西洋古典学専攻。卒論は「ソクラテス」。四年間「どくとるマンボウ青春記」のような寮生活を送り、多様性と寛容の精神を学ぶ。聖書学に感銘を受け、キリスト教徒になる。
 卒業後、㈱サントリー入社 新潟支店配属。営業マンとしてディープな地方を回る。

1989年 田舎暮らしをしたくて古い農家を借りて住む。時代はまさにバブル、拝金主義の時代。地に足のついた生活がしたくてサントリー退職。

1990年 新潟の私立学校の教師になる。担任五回。中国残留孤児の孫、ガンと闘病した生徒、知的障害を持つ生徒、二重人格、統合失調症、うつ病、学習障害、不登校、自閉症スペクトラム、自傷行為、自殺未遂、家出願望、難病、虐待などあらゆるタイプの子供たちと出会って東奔西走、右往左往。その経験から、「この世にいらないものはない」という世界観を持つに至る。
 生徒指導主任を3年間担当。いじめ、暴力、飲酒喫煙、万引きなど、3年間で300件近い事件を担当。肚を据えて腕白どもと向き合う。
 部活動はラグビー部を五年担当。「スクールウォーズ」の世界を経験する。囲碁部を七年担当し新潟県代表として三度全国大会出場。弱小吹奏楽部をジャズバンドに変身させ、二度、全国大会で優勝。まるで「スゥイングガールズ」みたい。このジャズバンドで年二十回以上の演奏活動を十三年続けた。カリフォルニア・サンホアキンジャズコンテストでも優勝。
 在職中、NHKラジオ、「朝の随想」を一年間担当。
 毎朝五時に起きて朝の二時間を小説書きにあて、三十年間で一万枚以上の原稿を書く。新潟日報文学賞受賞。群像新人文学賞最終選考二回。
 部活動とは別に新潟ジュニアジャズオーケストラを十年間指導。

2018年 小説執筆に専念すべく退職。以後、今日まで五千枚以上の原稿を書く。「今昔物語」のような物語文学、ファンタジー、青春小説、児童文学、SFなど。

2024年 noteでイラストエッセイを書き始める。
 新潟ジュニアジャズオーケストラで6月、新潟地震六十周年イベントにて熱帯ジャズ楽団と共演。
 集英社日本文学全集八十八巻を読破。


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