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「漫画家のツドイ」に行ってきたレポ(「#わたしのマンガを見て」応募作)
調子に乗って #わたしのマンガを見て にもう一作投稿したいと思います。 ジャンプ+主催の「漫画家のツドイ」という漫画家志望者向けのイベントに行ってきたレポ漫画です…
漫画ネーム「20年後の魔法少女」(「#わたしのマンガを見て」応募作)
#わたしのマンガを見て のコンテスト応募用のネームです。 タイトルは「20年後の魔法少女」 作画に集英社の「World Maker」というアプリを使っています。 ここまで読んで…
「漫画家のツドイ」に行ってきたレポ(「#わたしのマンガを見て」応募作)
調子に乗って #わたしのマンガを見て にもう一作投稿したいと思います。
ジャンプ+主催の「漫画家のツドイ」という漫画家志望者向けのイベントに行ってきたレポ漫画です。
(集英社以外も参加してるコンテストなのにこれを出すのか!?)
応募ジャンルにエッセイがあるので、せっかくなので応募してみます。
ちなみに下手すぎてネームにしか見えませんが、完成原稿です!
サインペン&筆ペンでほぼ一発描きしたものをス
漫画ネーム「20年後の魔法少女」(「#わたしのマンガを見て」応募作)
#わたしのマンガを見て のコンテスト応募用のネームです。
タイトルは「20年後の魔法少女」
作画に集英社の「World Maker」というアプリを使っています。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました!
ちなみにこの作品、ジャンプ+のコンテストで過去に落選したもので、さらにジャンプ+の編集部に持ち込みしたこともあります。
今回のコンテストでは少女漫画の編集部さんも参加されるとのこと
【あらすじ】evergreen(ジャンププラス原作大賞・連載部門応募作品)
ジャンププラス原作大賞・連載部門への応募記事です。
【タイトル】
evergreen
【あらすじ】
アヴァニ国の近衛兵・リドが連れてこられたのは、巨大な木々で覆い隠された隠れ里『常磐の郭(ときわのくるわ)』だった。リドはそこで、緑の髪に緑の瞳を持つ少女・サーラと出会う。彼女はこの世に7人いると言われている人ならざる存在・『彩神』の一人で、植物を操る不思議な力を持っていた。隠れ里に幽閉される日々
evergreen 第3話(ジャンププラス原作大賞/連載部門応募作品)
リドとサーラは追っ手から逃れようとひたすら駆け続けた。しかし長距離走などこれまでしたこともないサーラへの負担は大きく、みるみるうちにペースが落ちていった。
「ハァッ、ハァッ…。」
二人は立ち止まり、少しの間だけ休憩することにした。
「……あれ? お前……!!」
サーラを改めて見たリドは驚いた。炭になったはずの右腕が元通りになっていたのだ。
「その右腕…!! あのとき燃えたはずじゃ…!!」
「あぁ、
evergreen 第2話(ジャンププラス原作大賞/連載部門応募作品)
運命は一瞬ですべてを変えてしまうーーー。
そのとき、サーラ達はちょうど城の庭園でピクニックをしているところだった。もちろんリドも呼ばれている。リドは自分がここにいるのは場違いじゃないかと思いつつ、サンドイッチを頬張りながらサーラと侍女達が楽しく笑いさざめく様子を眺めていた。
ふいに、サーラがゾクッと身震いをした。その顔はどんどん青くなっていく。
「サーラ様……?」
「あ……あぁ……」
動揺する侍
evergreen 第1話(ジャンププラス原作大賞/連載部門応募作品)
彩のない人生だった。
灰色に塗りつぶされたような日々を、ただひたすらに生きているだけだった。
あの『庭園』に足を踏み入れるまではーーー。
目隠しをされた男が、神々しい森の中を導かれながら歩いている。無精髭を蓄え、青年期を過ぎつつあるその男は、視界を塞がれているにも関わらず、大胆に歩を進めていた。彼を先導するのは別の男で、兵士の装いをしている。森は静寂に包まれており、彼らの足音だけがその場に響いて
【あらすじ】月の男(ジャンププラス原作大賞・連載部門応募作品)
ジャンププラス原作大賞・連載部門への応募記事です。
【タイトル】
月の男
【あらすじ】
つばめは、なぎなたの部活動に励んでいる女生徒。ある日、彼女の父が不気味な絵画を購入したのをきっかけに、つばめは夢の中で、絵画の世界に入り込んでしまう。そこは銃を手にした黒づくめの『月の男』が住む、白い砂と真っ黒な闇に覆われた世界だった。『月の男』はつばめ達の世界にも姿を現し、騒ぎを起こすようになるが、その姿
月の男 第3話(ジャンププラス原作大賞/連載部門応募作品)
翌朝、私はあくびをしながら学校へとゆるやかな坂を下って行った。『月の男』のせいで眠った気がしなかったが、休んでいる余裕はない。今日から期末試験が始まるのだ。
教室に入ると、みんな一見いつもと同じように思えるけれども、どこかそわそわとした空気が漂っていた。友達とキャッキャッと笑いながら、試験に出る用語を当てっこしている者、完全に諦めて余裕をぶっこいている者、焦っているように見せかけて、頭の中に万全の
月の男 第2話(ジャンププラス原作大賞/連載部門応募作品)
「あっちゃん、大丈夫? 災難だったね…。」
私たちは武道場を出て、水飲み場で篤子の肩を冷やしてあげていた。
「あーもう、ほんと災難だ。天災天災。」
幸い、篤子の打撲は軽傷だったようで、この前の私のように患部が腫れたりはしていなかった。篤子は丈夫だからなぁ、と他の部員たちが笑っていた。
「天災…? あれが…?」
私は思わず口を開いた。
「え…?」
ユキが微かに首をかしげる。
「あれは天災じゃない。二
月の男 第1話(ジャンププラス原作大賞/連載部門応募作品)
白い。どこまでも白い世界。
あたり一面白い砂で、私はその中に埋もれていく。
まるで砂時計の中に閉じ込められたかのように、静かに砂は流れ込んできて、私はそれに埋まっていくのに、ただ何もせずにそこにいる。
このままだといつか完全に埋まって、窒息するのはわかっているけど、根拠もないのに頭の中のどこかで、そのうちきっと抜け出せるだろう、という思いを漠然と抱いている。
こんなお話どこかで読んだっけ? 砂に埋