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栄養素

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基本的な栄養素について書いていきます。ダイエット方法についても書いていきます。
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#食事

食事誘発性熱産性

食事誘発性熱産性

ダイエット時には高タンパク・低糖質が好まれますのがその理由について書いていきます。

タンパク質は食事誘発性熱産性というのが非常に高い食べ物です。

食事誘発性熱産性というのは、食べ物を消化吸収する際にエネルギーに変換する際に体自体がエネルギーを使用することを言います。

三大栄養素の食事誘発性熱産性

・タンパク質 約30%

・糖質 約5%

・脂質 約4%

上記の数値からタンパク質から10

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タンパク質を加熱すると吸収はどうなるのか?

タンパク質を加熱すると吸収はどうなるのか?

今回はタンパク質が加熱吸収されるとどのようになるのかについて書いていきます。

タンパク質そのものは加熱してもアミノ酸の組織は変わりません。
タンパク質としての効果は変わりません。

消化吸収への影響加熱の度合いによって消化吸収のスピードが速くなることもありますが、遅くなることもあります。

例として卵を上げます。

少し加熱絵を加えて半熟の卵にすると、消化吸収のスピードは上がります。

加熱をし

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脂肪はどう分解されるか?

脂肪はどう分解されるか?

脂肪が分解するのはホルモン感受性リパーゼという酵素です。

この酵素により、中性脂肪は脂肪酸とグリセロールに分解されます。

酵素リパーゼを活性化させるためには?・アドレナリン

・ノルアドレナリン

などのカテコールアミン系のホルモンが分泌する事が必要となります。

カテコールアミンとは?ドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリンなどがあり、副腎髄質細胞、脳または末梢の神経細胞で再合成される。

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脂肪酸の働きについて 2

脂肪酸の働きについて 2

脂肪酸の働きについて少し細かく書いていきます。

前回の記事は⬇️からお願いします

必須脂肪酸体内で合成する事ができず、食物から摂取しなければならない脂肪酸のことを必須脂肪酸と言います。

・α-リノレン酸

・リノール酸

・アラキドン酸

アラキドン酸はリノール酸から合成する事が可能なのでα-リノレン酸とリノール酸のみと考えても良いでしょう。

α-リノレン酸を含む食品α-リノレン酸は体内に

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脂肪酸の働き

脂肪酸の働き

前回の続きです。

↓前回の記事からご覧ください↓

脂肪酸の働きとそれぞれの役割について書いていきます。

飽和脂肪酸飽和脂肪酸は常温では固形

・ラウリン酸

・パルミチン酸

・ステアリン酸

上記などが飽和脂肪酸と言われています。

飽和脂肪酸は過剰摂取すると、LDLコレステロール(悪玉)を上昇させる働きがあり、中性脂肪も上昇させます。

体にとっては不利益な働きをします。

不飽和脂肪酸

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脂肪の役割

脂肪の役割

脂肪というのは脂肪酸とグリセロール(アルコールの一種)から作られています。

脂肪の働きについて①ホルモンの材料

男性ホルモンや女性ホルモンなどの様々なホルモンの材料となります。

②体内で備蓄できる高エネルギー源

例えば体重50KGで体脂肪率が20%の女性は10KGの脂肪を体内に持っていることになります。
10KGの脂肪というのはそのまま脂肪としてあるのではなく、水分なども含んでいるため実際

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