マガジンのカバー画像

初任時代の記事

116
運営しているクリエイター

#学校

学級における、ルールについて考える。生意気にも。初任者教師が。

学級における、ルールについて考える。生意気にも。初任者教師が。

 昨日、久しぶりに子どもたちと再会しました。

 そして残りの3ヶ月どう過ごしたいかというのを話し合いました。

 観点はズバリ、「学級目標を達成するために、先生はどう関わるべきか??」です。

 
 僕「学級目標を達成するには何が足りないと思う?」

 子ども「〜ができてない(たくさんでました)」

 僕「これまで先生は自律をテーマにみんなに関わってきました。その結果、なんとかなってます。本当に

もっとみる
学校における正義とは何か?

学校における正義とは何か?

 僕が児童を叱りきれない理由の一つに「正義が何か分からないから」っていうのがあります。

 例えば、授業中にノートを取ってない子がいるとします。

 叱っても良い場面だと思います。

 ただ、その子は以前授業をなかなか受けられていなかった子です。

 教室にちゃんと居て、ふざけずに机に座っているだけでも偉いと思える子です。

 その子に無理やりノートを取らせることは果たして正義なのか。

 また子

もっとみる
学校ほど、「ニーズ」と「サービス」がずれている場所はない・・・と思った話

学校ほど、「ニーズ」と「サービス」がずれている場所はない・・・と思った話

 学校は一般企業とは違います。それは理解しています。

 ですが今回はあえて学校を企業として、保護者や子どもをお客さんとして、考えていきます。

 基本、サービスっていうのはニーズから生まれるものですよね。

 独りよがりなサービスを提供したところで、それを利用してくれる人は限りなく少ないでしょう。

 では学校はどうでしょうか。

 学校が提供するサービスは「教育」です。

 学習指導要領に載っ

もっとみる
子どもに謝ることができるか否か

子どもに謝ることができるか否か

自分の非を認め、謝ることができる人はかっこいいと思います。

僕もそうありたいと思っています。

それは誰に対してもそうです。例え、10歳以上年下の子どもだとしてでもです。

でも、そんな意思を挫いてくる恐怖感が学校には確実に存在します。

それは、「先生としての威厳を保たなくてはならない」という考えに由来しているのだと思います。

だから、先生にとって、子どもに謝るというのは口で言うより、すごく

もっとみる
学校って楽しいんか??

学校って楽しいんか??

 不登校の子どもが増えています。

 要因は子どもの数だけあり、一概にこれとは言うのは不可能です。

 ですが、こうも思います。

 学校がすごく楽しければ不登校は減るんじゃないかと。

 

 僕は授業をしていていつも申し訳なくなります。

 多くの児童が退屈そうに、憂鬱そうに授業を受けているからです。

 もっと面白い授業ができれば、、、もっと分かりやすい授業ができれば、、、そう思います。

もっとみる
学校は理想をおしつけるところ、、、って一年目の教師がほざいてます

学校は理想をおしつけるところ、、、って一年目の教師がほざいてます

 教師は社会を知らないくせに、子どもに何が教えられるんだ!

 
 

 人間の生き方の理想だよ!!

 

 先生は社会を知らないとよく言います。

 そう思います。自分もそうですが、学校にいるとどんどん視野がせまくなっていきます。

 その結果、どう効率よく子どもをコントロールするかにばっかり目がいき、実際の社会にはそぐわないルールがたくさんできたりします。

 だから、先生は社会という単位で

もっとみる
子どもが可愛い💕    今はね!!笑

子どもが可愛い💕    今はね!!笑

 夏休みが終わりました。いよいよ子ども達との再会です。

 僕はかなり身構えていました。

 夏休み明けは子どもの自殺率が最も高いというのは有名な話です。それだけ心理的プレッシャーがかかる時期だということです。

 「きっと子ども達は暗い顔で学校にやってくる。いつもよりテンション高めで
  いかなくては」

 そう思っていました。

 そういった意味で、自分もかなりプレッシャーを感じていました。

もっとみる
小学校初任者T.Pu。真夏の成果!

小学校初任者T.Pu。真夏の成果!

 

 

めちゃくちゃ良い夏休みを過ごせました!!

 おはようございます!今日から出勤のT.Puです!

 長かった夏休みも終わり、いよいよ学校が始まろうとしています(まだ子どもは来ませんが)

 それにあたっての今の私の心境は・・・

 楽しみ!!!!

 でもなく、

 かと言って行きたくない!!

 でもなく、

 「よし行くか〜〜」

 そんな感じです笑

 とはいえ意外でした。夏休み

もっとみる

できないとやりたくないゴルフ

 最近ゴルフを始めました。

 ただクラブを振って打つだけだとたかをくくっていたのですが、これが非常に難しい!

 一度打つために、身体中のいろんなところを意識しなきゃいけないんです。

 たった一部分ができていないだけで、飛ばない、当たらない・・・そんなことがザラなんですよ。

 僕は人並み以上に覚えが悪いので、全然上達しません。同時に始めた友達は気持ちよさそうにぱかすか打っています。

 そん

もっとみる
算数の授業がド下手な初任者が、算数の授業の極意を語ってみた④〜終末段階の極意〜

算数の授業がド下手な初任者が、算数の授業の極意を語ってみた④〜終末段階の極意〜

 怪獣を倒した!!ばんざーい!!

 これにて、作戦を終了する・・・

 ことはできないんです。

 ここで終わってもいいんですが、それではこの怪獣の進撃を阻止した・・・それだけで終わってしまいます。

 次に何もつながりません。

 というわけで、終末段階の目的は

次、同じ怪獣が来た時に対応できるよう、確実に攻撃方法を定着させること

 次、別の脅威が現れた時、今回得た攻撃方法を一つの手段とし

もっとみる
成長意欲なっしんぐ

成長意欲なっしんぐ

 

昨日から急に成長意欲消えたんですけど!!??

あんなに夏休み序盤は気合い入れて頑張ろうとしてたのに、なんか何もかもやる気が出なくなりました。

なんでだろう・・・。まずはマズローの欲求五段階説に基づいて考えてみます。

成長意欲すなわち自己実現欲求です。

その欲求が生まれるためには低次の4つの欲求を満たす必要があるのですが、果たして私は今満たされているのでしょうか・・・。

めちゃくちゃ

もっとみる
教員になって3ヶ月経った私は、「実はあまり子ども好きってわけじゃないのかも」って思い始めています

教員になって3ヶ月経った私は、「実はあまり子ども好きってわけじゃないのかも」って思い始めています

 私は今まで、子どもが好きだと思っていました。

 子ども食堂はめちゃくちゃ楽しかったですし、親戚の子どもに会う時なんて楽しくてたまりませんでした。

 また、私は人並み以上に子どもに好かれる性質があるようです。自分ではなぜかは分かりませんが、おそらく他の大人のように敷居が高くないのでしょう。要するに、ナメられやすいのです。

 だから、先生は天職だと疑いませんでした。

 しかし、ここ最近全く仕

もっとみる
「学校ガチャ」

「学校ガチャ」

 「親ガチャ」って言葉流行ってますよね?私も以前記事にしたことがあります。

  それと同じように、「学校ガチャ」も確かに存在すると思います。

 そして、この「学校ガチャ」、初任者にとっては当たりを引くか引かないかで大きく人生変わるくらい、大事なガチャガチャなのかもしれないなって思ったりします。

 今回の記事では、なぜ私がそう思ったかを紹介していこうと思います!

 では、よろしくお願いします

もっとみる
「先生は”心の余裕”が9割」・・・・とか、一年目の小学校教員がほざいています

「先生は”心の余裕”が9割」・・・・とか、一年目の小学校教員がほざいています

 私自身の、1週間の心情の移り変わりを紹介します。

 

 月曜日 「やっぱり、うちのクラスの子ども達は素晴らし子達ばっかり!!良いところがたっくさんある!先生楽しい!」

 

 火曜日 「ちょっと悪いところもあるけど、この子たちはすごい子たちだ!」

 

 水曜日 「むむむ・・・。この子たち、なんでこんな風にしてくれないんだろう
     う・・・」

 

 木曜日 「何でこんなこと言う

もっとみる