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【UG】具体例の引き出しと新卒での戦い方
今回は2021年のコロナ禍真っ只中に書いた記事のUG(アップグレード)です。
当時バイトの学生さんから言われましたふとした相談に答えたのがきっかけで記事にしたものなのですが、タイトルの後半にある「新卒での戦い方」の部分が入っていませんでした(笑)
おそらく書いているうちに話がズレていき、書き直す時間もなく(当時の僕は朝起きて20分くらいでばっと記事を書くのを習慣にしていました...)、そのままアッ
デジタル化時代の価値は0と1の間に落ちている
中学校の技術の時間に糸鋸を使う授業があって、先生が言うのとは全く違う手順で機械をいじってひどく怒られたことがありました。
僕は母の家系が大工で父の家系が配管工で、小さい頃から工具に触れて育っていました。
だから糸鋸は小学校入学前からの遊び道具。
で、当然のように父や祖父がやっているのと同じように機械をいじったら、なんでもそれは「アブナイ」やり方だったみたいで、それは違うと怒られたわけです。
そんな
承認欲求のメカニズム〜ワーカーホリック・マルチ商法・メンヘラに陥る仕組みを考える〜
孤独感に苛まれ、寂しさに打ちのめされた経験を持つ人なら、誰でも愛や友情を希求して止まない思いに駆られたことがあるだろう。-中略-大多数の人間は、こうした親和的承認への欲望を抱き、愛と信頼の関係を求めている。
(山竹伸ニ「『認められたい』の正体」講談社現代新書)
ここ最近、僕の中の大きな関心ごとの1つに「承認欲求」がありました。
冒頭に引用した本は、考えていたモヤモヤが晴れるきっかけになった一冊。
第49講Mr.Children「しるし」考察〜とんでもなく深い!桜井さんが込めた冒頭2行のインパクト
志田未来さんが主人公だったドラマ「14歳の母」の主題歌であったMr.Childrenの「しるし」という曲。
当時ボーカルの桜井さんが、「失恋の曲とも初恋の曲ともとれるような、色んな見え方のする曲にしました。」とインタビューで答えていたのを覚えています。
出た時からいい曲だなあと思っていたのですが、この前久しぶりに歌詞をみた時、改めていい曲と思ったので、紹介させて下さい。
1番のAメロの歌詞を見
学生講師向け聞かれる話術の方法論
もともとこの記事は別の方向で書こうとストックしていた物なのですが、ちょうどこのシリーズに盛り込もうとしていたものに被っていたので、今回はマガジンの一部としてアップする事にしました。
「話し方」を研究する大学生で塾の先生を始めた頃、僕はあまりに喋るのがヘタクソで、全く仕事にならなかった(笑)ので、一時期むちゃくちゃ喋り方の勉強をしていました。
落語、お笑い、漫才、司会、講演会etc...
とりあえ
Vol.06勉強におけるガス欠アウトプットとノウハウコレクターを克服しよう
僕は個別指導(特に高学年の場合は)を行うとき、必ず授業を担当することになった生徒さんの現状分析を行います。
それによって指導の手順や方針が全く異なってくるからです。
勉強はそれぞれの生徒さんが何に(どこに)つまずいているのかによって対処法が全く異なってきます。
現状の自分がどこにいるのかを把握しておくことが非常に重要です。
現状がどこにいるのかを把握するツールとして、僕は横軸に知識量を、縦軸に思
【UG】モチベーションのディストピア
落合陽一さんが世間に注目され始めた2016年くらいのころ、彼がデジタルネイチャーの時代には一歩踏み出す、モチベーションにしたがって動ける力が大事であるというお話をしていました。
僕もこれについては完全同意だった一方、落合さんの主張に関しては同意だけれど、同じくこの主張に同意している人とは少しスタンスが違うなという印象を受けていました。
「これからの時代はモチベーションが大事である」という言葉は多く
静かできれいなディストピア
最近SNSを見ていて、「ミュート」という機能が非常に気になっています。
不快であったり面倒だと思ったフォロワーをそっと非表示にして視界に入らないようにする。
まだ直感にすぎないのですが、僕はこれがこれからの社会を象徴的に表しているような気がしています。
「きれいな社会」僕はここ数年の動きを見ている中で、漠然とこんなキーワードを思いつきました。
「きれい」という言葉を使うとポジティブに聞こえますが
【UG】サル化する人々と時間旅行という戦い方
こちらは4年前に書いた記事なのですが、僕がこの【UG】という記事を書こうと思ったきっかけのものだったりします。
なんでもコピペができるSNS全盛期の最大の参入障壁は"時間"だなあと。
今回はそのきっかけになったあたりの記事を【UG】として再掲したいと思います。
Googleマップで時間旅行ができる「このままGoogle Mapがデータを集め続ければ、Google Mapは時間旅行ができるようにな
島崎藤村の「初恋」の読み方を髭男と米津玄師で説明してみた
テスト前になって中学生の生徒さんたちから急に質問の増えた島崎藤村の『初恋』。
お話を聞いているとやっぱり論説文や物語文と比べて苦手な人が多い印象の詩の単元。
全文解説もそうなんですが、読みかたも大事になってくるので、今回は詩の読み方のコツについて説明し、その後に僕なりの『初恋』の凄さについての解説をしていきたいと思います。
「Lemon」と「Pretender」を題材に詩の読み方を知るさて、詩の
仕事にしんどさを感じ始めた新入社員の心の負担を取り除く方法
新生活がはじまってひと月が経とうとしています。
新卒として新天地で頑張っているという方も多いのではないでしょうか。
そして頑張りすぎて少しだけ疲れが出始めたなんて方も...
今回はそんな新卒で新天地で頑張りすぎてしまっている人向けに、心がしんどくなりすぎない方法についてまとめてみました。
僕たちは何をもって「幸せ」を感じるか?橘玲さんによると、自分の幸せの要素を言語化すれば僕たちには①金融資産、
勉強コラムvol.05東大の過去問に学ぶ!?テスト対策と深い学びの重要性
It probably did not strike these early photographers as strange that only the permanent things appeared in the photograph; for them only the permanent was “real”.
「おそらく、動かないものしか写真に写らないことは、初期の写真家にとって奇妙
第48講米津玄師「さよーならまたいつか!」〜作品との共通項と「春」のモチーフの真意を探る〜
NHK連続テレビ小説『虎に翼』のテーマソングになった米津玄師さんの『さよーならまたいつか!』
朝ドラらしい明るい曲調の中にも米津玄師さんらしさが滲む曲調に、一発でファンになりました(笑)
さて、曲調もさることながら、毎度のこととはいえ、歌詞のワードセンスに惹かれるものがありすぎるこの『さよーならまたいつか!』
「春」というテーマや、そもそもタイアップ作品が『虎に翼』というタイトルということで、僕な
闇金ウシジマくんが最終話で死ななければいけない理由
最近久しぶりにまとめて漫画を読んでいます。
一時期仕事に“かまけて”趣味の時間を取れずにいたので、それを取り戻すかの用に乱読を。
と、同時に、何かしら読んだ感想を熱量のままに保存して起きたいという思いが強く起きてきたため、今回は久しぶりの漫画の考察エントリとなりました。
『闇金ウシジマくん』という名作今回扱いたいのは『闇金ウシジマくん』は2004年から2019年までビックコミックスピリッツで掲載