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映画「すずめの戸締まり」

映画「すずめの戸締まり」

本当はもっと早く観ようと思っていたのですが、予約しようとすると、結構、人が多くて、平日の月曜まで延期しました。

新海誠監督の最新作映画「すずめの戸締まり」。前評判が高い。

ここから先はネタバレ注意です。
本当は分からないようにして書こうと考えていたのですが、率直な意見を書きたいので、一部内容にも踏み込みます。
ここから先は、まだ観ていない人は、読むのを注意してください。

【ここから先、ネタバ

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徳永英明「夢を信じて」 いくつの街を越えていくのだろう

徳永英明「夢を信じて」 いくつの街を越えていくのだろう

自分にとって、この歌は「男はつらいよ45 寅次郎の青春」の挿入歌としての印象が非常に強い。

男はつらいよ全50作のうち、45と言えば、後半で、定番の寅の恋愛ももちろんあるんだけど・・・。寅次郎のおいっ子・満男(吉岡秀隆)の泉(後藤久美子)への恋心をサイドストーリーとして描いており、こちらもしっかりと見ごたえがある。

45作では、満男は「寅次郎が宮崎県でけがをした」と聞いて、伯父の心配よりも、泉

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映画「ONE PIECE FILM RED」

映画「ONE PIECE FILM RED」

8月に公開された、この映画を今さら妻と2人で観に行った。
今でも20人ぐらいは観客がいて、「へえ~っ」と驚かされた。ほぼ3カ月経過しても1日に4回も上映しているし、観客もそれなりにいる。やはりワンピースはすごいコンテンツなのだと実感した。

後輩から、映画券的なものを贈っていただき、ありがたく頂戴しました。アリガト!

で、映画の感想。
この映画はワンピースの映画だったのでしょうか?
まあ、確かに

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布施明「とまり木」 男はつらいよ第23作翔んでる寅次郎の劇中歌

布施明「とまり木」 男はつらいよ第23作翔んでる寅次郎の劇中歌

この曲を紹介すること自体が、映画のネタバレになるかもしれません。ですが、まあ、それを知って映画を見たとしても問題ないと勝手に判断し、書いていきます。
これで興味を持って、映画を見ていただけることを優先したい。

映画「男はつらいよ 翔んでる寅次郎」は1979(昭和54)年8月の公開作品。この作品の主人公は、寅さんを差しおいて、入江ひとみ(桃井かおり)と小柳邦男(布施明)の2人だろう。資産家同士の政

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映画「スタンド・バイ・ミー」 少年の頃のような友人はもう二度とできない

映画「スタンド・バイ・ミー」 少年の頃のような友人はもう二度とできない

映画「スタンド・バイ・ミー」。高校生時代から何度見ただろう。VHSのビデオテープを買って、繰り返し観賞した作品だ。

改めて振り返ってみるが、この作品の何に惹かれたというのだろう。

このたび、ネットフリックスのオススメに出てきたため、「おおっ!久しぶりに見てみよう」となり、午前1時ごろから視聴を敢行してみた。

映画「スタンド・バイ・ミー」は1986年の米国の映画。原作は、ホラーで有名なスティー

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【心を揺さぶる名言5】希望はいいものだ 決して失われない(映画「ショーシャンクの空に」より) 

【心を揺さぶる名言5】希望はいいものだ 決して失われない(映画「ショーシャンクの空に」より) 

「ショーシャンクの空に」を初めて観たのがいつのことか、覚えていない。1995年6月に日本で公開されているが、初めて観たのは映画館ではなかった。たぶん、DVDを借りてきて、観たのだろう。その後、「午前十時の映画祭」などで、何度か映画館のスクリーンでも鑑賞できた。

最初は、誰に薦められたのかも覚えていない。
ただ、この作品を観たときの感動は忘れられない。
何十回と見返すたびに発見があり、現在、「この

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【心を揺さぶる名言1】正義なんてない。それでも闘うんだ (映画「チョコレートドーナツ」より)

【心を揺さぶる名言1】正義なんてない。それでも闘うんだ (映画「チョコレートドーナツ」より)

 チョコレートドーナツという映画。この題名から、どれほどの人がこの映画の魅力を見抜くことができるだろうか。私も正直言って、題名を聞いた瞬間、甘く見てしまっていました。

 なので、映画館で泣いてしまったし、そして、もう一度、映画館でこの作品を観ることになった。心を打ちぬかれた作品です。

 チョコレートドーナツを上映するような単館映画が地元にあったことに感謝。

 ※ここから先は、ネタバレを含んで

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映画「トップガン・マーヴェリック」 ※まだ観ていない人は読まないでください!

映画「トップガン・マーヴェリック」 ※まだ観ていない人は読まないでください!

この場で、映画の感想を書くのは初めて。

最近、あまり映画館で映画を観ていなかったなあ。コロナ禍以降はもっぱらネットフリックスとアマゾンプライムに頼りっきり。そのために65型のテレビを買ったのだから、それはそれで仕方ないのだけど。

さすがに「トップガン・マーヴェリック」は映画館で。それもIMAXシアターで。レイトショーでも1人1800円。高いけど、仕方ない。

ここから内容に踏み込みます。ネタバ

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映画「ベイビー・ブローカー」 ※まだ見てない人は読まないでください。

映画「ベイビー・ブローカー」 ※まだ見てない人は読まないでください。

※ネタバレ注意
気をつけてください。映画の内容に触れています。

あらすじは省きます。

面白いと言えば、面白いけど、たとえば、ソン・ガンホが出ている「パラサイト 半地下の家族」ほどはエンターテインメント性はない。「万引き家族」ほどの衝撃度もない。

ベイビーブローカーだというのに、そんなぬるま湯のような感覚で人身売買と向き合うかなあ・・・。ブローカーたちの人情を、とんでもなく情緒的に描いていたけ

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映画「エルヴィス」 ※まだ観ていない人は読まないでください。

映画「エルヴィス」 ※まだ観ていない人は読まないでください。

日本では、7月1日に公開。もう少しで見逃すところだった。noteのレビューで、ちらりと読んで、「これは面白そうだな。観ておかないと後悔する」と感じて、即、今日行ってきました。いきつけの映画館では、上映終了日が8月4日だったため、もし、今日を逃したら、映画館で観るのは不可能でした。よかったあ。
ありがとうございます、noteのレビュー。

ネタバレがある可能性があるので、ここから先はあまり読まないで

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