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デスクレスSaaSの未来、カミナシの賭け
昨日、カミナシはシリーズBで30億円(エクイティ25億円・デット5億円)の調達を発表しました。事業をピボットしてから約3年、この期間で40億円を超える資金調達をすることが出来ました。
この調達に至るまでの、シリーズA後を振り返ると、長期的なプロダクト戦略について考え続けた時間だった気がします。今回、この先、カミナシはどこへ向かうのかについて書きます。
前半はAll-in-One Product
カミナシがノンデスクワーカーSaaS市場にフルベットする理由
今日はこれまでと毛色が違うnoteを書いてみたいと思う。僕らが戦っているブルーカラー領域の可能性の話だ。カミナシは次の10年で確実にこの領域が大きく伸びると考え、全力でベットしている。
当事者である僕らが多くを語るより、投資家の意見の方が説得力があるかもしれない。まず、以下の記事を見てみよう(見なくても下に要点が書いてある)。
この記事にあるEmergence Capitalは、アメリカのSa
なぜX Mileは市場規模100兆円のノンデスク領域でDXを行うのか?
ノンデスク産業(デスクレス産業)に特化したSaaSを展開し、毎年300%以上で急成長を続けるX Mile(クロスマイル)。CEOの野呂が目指すビジョンやノンデスク産業(デスクレス産業)に着目した理由を聞きました。
ーーーノンデスク産業(デスクレス産業)って、なんですか?
ノンデスク産業(デスクレス産業)とは、物流や建設、製造といった、私たちの衣食住を支える“なくてはならない産業”のことです。ま
デスクレスSaaSが産業のインフラになる日
デスクレスSaaSとは?教育、医療、建設、観光、物流などの業種で、デスクから離れて専門的な業務に従事している方々、いわゆる”ノンデスクワーカー”は世界の労働市場の80%にのぼる。
日本では、人数に換算すると約3000万人。これは労働市場の半数近くを占めると言われている。
市場のポテンシャルは巨大でビジネスで解決できる課題は山積している。だが、もっと大切なのは、業界の専門性や慣習に寄り添い、CX
ギャップを埋める!?デスクレスワーカーに特化したスタートアップに注目
デスクワーク以外の仕事に従事し、現場で活躍する「デスクレスワーカー(ノンデスクワーカー)」は、小売をはじめ、農業、製造、輸送、建設、教育、ヘルスケアなど様々な産業を支えており、世界の労働人口の8割を占めると言われています。
一方、デスクレスワーカーはパンデミックの影響で一時解雇や休職を余儀なくされるなど厳しい状況を経験しており、デスクワーカーと比べてテクノロジーの恩恵を受けていないことも課題とさ