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いちにち・いちとおこ

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日記のようなブログのようなエッセイのようなコラムのような。恋愛のことや、結婚のことや、助平なことや、時に真面目なジェンダーのことなどが、主な関心事。
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#恋愛

バツ持ち男の見分け方。ニッチな才能を育ててしまった。

 DAILY ANDS で割とよく読まれた、「離婚歴のある男」についての記事。

 離婚歴があればDVとは限らないけど、離婚歴のある男性と再婚を考える時に一番心配なのはDVの有無だと思うので、これも。

 「元妻話」はよく読まれたなあ、という印象です。

 「離婚歴のある彼氏をどう判断するか」についての記事って、webではよく見かけるので、多分独身女性の多くが関心を持っている事柄なのだと思います。

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人間関係に抱えていた違和感が腑に落ちた。『安心社会から信頼社会へ-日本型システムの行方』

『安心社会から信頼社会へ-日本型システムの行方』山岸俊男、中央公論社、1999年

はじめに この本を読んだのは、勝手に尊敬している山口一男先生が、山岸先生が亡くなられた時に発表した追悼文をたまたま読み、初めて(山口先生と山岸先生は親しかったんだ!)と知って驚いたから。そして山岸先生はわたしが北大に在学していた時、同じ学科のお隣の講座の教授だったのである。社会心理学の講座だった。

 在学中に山岸

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「歪んだ男性像」を修正するには時間がかかる。のだ。

「歪んだ男性像」を修正するには時間がかかる。のだ。

 先週末はわたしの誕生日で、彼氏のところに行ってきた。読者の皆さま、アリガトーゴザイマス!(と祝われる前に先行してお礼を述べておく)

 彼と別れるのを中止してお付き合いを継続させることにした時、わたしは(デートにかかるコストのことをちゃんとしないとなあ……)と考えていた。元夫の失踪が発覚する直前、もう彼のところには行かんぞ!と決意を固めた時、ふと思いついてこの3年間にわたしが費やした経費をざっと

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今日は日記。Boyfriend is coming to town。

今日は日記。Boyfriend is coming to town。

彼氏がうちに来た。

ひょうたんからこまみたいな感じで来ることになったのだけれど、ほんとに来た、お疲れさまでした!初めての峠越えだったのによりにもよって雪積もってて、あの峠は雪道だと2倍増し3倍増しくらいに難易度が上がるので危ぶんだけど、すみません、わたしが小学校に上がる前から車運転してるんだもんな、杞憂でございましたな!

わたしは「会いたかったらあなたが来なさいよドーゾ!」と突き放した時、そし

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名画の画家たちを勝手に「付き合いたい順」でランキングしてみた。

名画の画家たちを勝手に「付き合いたい順」でランキングしてみた。

 先日お仕事で名画作品のプロフィールを調べてまとめるというのをやって、何名かの画家たちの作品を100作品超調べて書いた。面白くてかつとても疲れる仕事だったんだけれども、その疲れのうちの何割かは(えええー……こんな男とは絶対付き合えない……無理!)というげんなりした感想だったので、そのことについて書いてみたい。(え……ちょ、かっこいい……)もありましたけど。

 勿論大急ぎでざざざーっとやる必要のあ

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離婚した時、もうセックスは終わりだなと思っていた。【cakes version】

離婚した時、もうセックスは終わりだなと思っていた。【cakes version】

<第二回cakesクリエイターコンテスト応募作品>

 この稿の最初のバージョンを書いたのは、note で書き始めて2か月くらいの2017年4月のことだ。今から約1年前ということになる。その稿の出だしはこうだ。

 どうも自分の書くものは助平すぎる。そう思わなくもない。今日も助平な話になりそうだ。最近、様々な皆さまが「スキ」を押してくださるが、話の内容によって、「スキ」を押してくださる方の性別が分

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カミングアウトon年末。わたしがハッピーなんだから心配しないでくれ。

カミングアウトon年末。わたしがハッピーなんだから心配しないでくれ。

 お仕事をチェンジして新しい道に走り出そうと決めたが、いきなり春から娘が職場に出かけず家に居続けるようになる訳にもいかないので、大晦日の夜の食卓で、両親にそのあたりの事情を説明した。しかしいきなり「お話がゴザイマス」などと言うと、年末に彼氏のところに行った直後だから誤解されても困るので、「ケッコンします、とかいう話じゃないよ」という言葉を枕につけたところ、お仕事の話の後に彼氏の詳細まで説明する羽目

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Blood A。ていうかあなた、そんなにA型でもない。

 毎日深刻なことを書いていると疲れるので、今日はラフに書く。例によって、彼氏の惚気話だ。彼氏の惚気話を書くのが大好きなのだ。実は、いったん中断した執筆を再開する動機になったのも、人様をはばかることなく盛大に惚気てみたかったからだ。なぜかというと、惚気話はリアルな知り合いに実話ベースですればするほど、角が立っていい加減にしろ感が強まって、反応が冷たくなるものなのだ。文章にして「ちょっといい話」とか「

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今日も日記。婦人画報と若い男子の闇、彼氏のネコとタヌキの会話(彼氏独演)、擦過傷は傷害罪を形成するか。

 今日もまた日記でだらだら。週末、彼氏のところでお誕生日を過ごしてきた。楽しい。彼氏のところに行くと大抵は楽しいが、記念日はまた、格別だ。

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 一か月ぶりにまた髪を切った。今度の雑誌は「婦人画報」だった。「婦人画報」いい。ジェーン・バーキンとシャルロット・ゲンズブールのたたずまいやヴァチカンで公演された能の幻の演目「復活のキリスト」、マリー・ローランサンの生き方。「文化は文化に出会って変

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ハッピーなハッピーバースディがやってくる、今度はわたし編。

 今年の5月には彼氏の誕生日のあれこれについて書いたが、なんと明日はわたしの誕生日なのだ。どんぴしゃな感じで土日が絡むのだ。勿論彼氏のところに行くのだ、イエイ!

 もうプレゼントは決まっている。彼氏は何かくれようとする時には絶対「ナニホシイ?」と訊くので(そのくせこちらが同様のことを尋ねるとすべて「you♡」返しだからめんどくさい)、今年も一か月くらい前には「アッ、トーコちゃん、誕生日にはナニホ

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許されている、という感覚が、わたしたちを自由にする。

 彼氏と付き合い始めて一年くらいは、どうしても彼氏の家で料理が作れなかった。もっと始めの頃は、洗い物もできなかった。彼氏にはたびたび「ドーシテ何もシナイノー?ズルーーーイ!」と言われたが、どうしてなのか、言語化できなかった。だんだん手を出すようになって、彼氏は「オトナニナッタ♡」とにっこりしたが、(別に、オトナになった訳じゃない、プスプス)とは思ったけれども、では何でなのか、よく分からなかった。

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「依存型彼女を持つ男子の気持ち」が分かるような気がする。うちのネコの話ですけど。

 出張で3日間不在の週末と、彼氏とのデートで3日間不在の週末を2週連続で続けたら、帰ってきてからのこの1週間、ネコの甘えっぷりが酷いのだ。このネコの話です。家にいる間中離れない。つきまとう。膝に乗ってくる。気に入らないとすぐ文句を言う。寝る時は布団の中で、わたしが寝返りするたびに顔の向いている側に入り直す。腕の中に入ってくる。内側に内側にぐいぐいくる。ぐいぐいぐいぐい、in, in, in, in

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今日も日記。高齢男子との恋愛について、高齢男子からの意見を得た。

 先週末の連休、彼氏のところに行って、久しぶりに体がガタガタに。月曜日は殆ど死んでた。彼氏が「genki?」と訊くから「almost dead(泣)」と答えたけど向こうはよく分かってなくて、「are you okay?」と疑念も込めて訊くと「chotto sleepy」って、えええー、高齢男子なのに!眠いだけかよ!元気すぎじゃねぇのかよ!今の歳でこれだから、彼氏はデート中「15年前に会ってたら君は

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今日は日記。高齢男子の可愛さについて。

 今日はきちんと考察するのが若干おっくうなので、主観全開で、まあ、日記として、だらだらと。

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 たまたま機会があって年の差恋愛の映画を観た。主題は65歳男性と35歳女性の恋愛なのだけれども、高齢男子と現役恋愛中の身としては、(んー)という感じだった。率直な感想は、(そこまで可愛いか?)。勿論これは、35歳女性のことを言っているのではなく、65歳男性のことを言っている。

 高齢男子の魅力

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