見出し画像

Glastonbury 2 - 27 May, 2019

ひょんな成り行きから、前回の訪問

からちょうど3週間後にまた訪れることになったGlastonbury(グラストンベリー)。私の住んでいたBristol(ブリストル )からのアクセスの良さ、街の規模など、いろいろ便がよく要は気に入ったこの街の2回目のレポートをしようと思う。

1回目の訪問は同じ5月だったものの一日中曇りの冴えないお天気だったのだが、今回は素晴らしい晴天に恵まれた。文字通り天晴れ、とでも言いたくなるほどの美しい5月のイングランド、そしてGlastonbury。

美しいGlastonburyの空

Glastonbury Torは前回訪問済みなので今回はスキップ、バスターミナルから周辺へ歩を進めると、前回は全く気が付かなかった良さげなチャペルを発見。入口は小さいのだが、中を覗けばこれが美しいイングリッシュガーデンで、天気の良さも相まってたくさん撮影をさせてもらった。

晴天の青い空にこの美しい庭が最高に映える。
そして空も美しかったこの日。

間違いなく散策に最適な5月の一日。
次は Somerset Rural Life Museum へ。ここも美しく手入れされた庭と建物がまた素晴らしい。

そして次の目的地、"The Chalice Well and Gardens" へ。実はここ、前回入口からちらっとだけ覗いたのだが(入場は有料)あまり食指が動かず素通りした場所だった。しかし、この3週間の間に「なかなか良かった」という話を聞き、目的地の一つとなったところである。

これがその言葉通り、本当に"lovely"な場所であった。

入口では黄色いバラがお出迎え。5月はちょうどバラのシーズンである。
園内の小高い場所から庭園全体を望む。英国らしい景色に目も心も和む。
この庭園の奥にある井戸には「磔にされたイエス・キリストが流した血を受けた杯」が埋められているという伝説があるそう。井戸から湧き出る水は鉄分を含んだ赤い水。
白いデイジーがそこここに咲き乱れる。それらを潰さないように避けて寝そべってお昼寝。

庭園の奥には、程よい広さのグリーンが広がっており、気持ちの良いお天気もあり寝転がっている人もちらほら。こんな美しいグリーンなら、それは昼寝でもしたくなるというもの。多少陽射しは強いけれど、暑くもなく寒くもない、ちょうどいいお日和。私もここで1時間ほど昼寝して小休止。快適な気温に心地よい風、離れ難いシエスタであった。(余談だが、私はここで昼寝をしたのだが、こんなグリーン上で本気で寝られたのはここが初めてだったと思う。日本でも何度かトライしたことはあるが、寝そべってもしばらくすると決まって土の水分で洋服が湿ってくる。それが気になって寝れないのだが、イギリスでは乾燥していることもあるのか、たまたま5月のこの気候だったからかこの時は「湿る」ということがなく、私史上最も快適なグリーン上での昼寝であった。よく考えてみれば、イギリス人はよくよく公園で昼寝している。もしかしたら、やはりイギリスのグリーンは日本のそれほど湿らないものなのかもしれない)

再び Somerset Rural Life Museum に立ち寄って軽い休憩。
Museum内にあった詩。こういうものを目にすると、イギリスの素朴な日常が伝わってきて、彼らを温かく身近に感じる。

3週間後の再訪、小さい街だけれど2回目はお天気もあり大満足の半日。また好きになったGlastonburyであった。

バスターミナルの脇にある小さな公園でも白いデイジーが咲き誇っていた。可憐で庶民的な白いデイジー。

まだ日は長い午後3時、残りはWells(ウェルズ)に立ち寄ることにしたこの日。お天気が功を奏してWellsでも良い散策ができたので、また次回書き留めたいと思う。


どなたかのお役に立てるような、読んだ後に心に残るものを感じられる執筆を目指しております。頂戴したサポートは今後の活動費やモチベーションに活用させていただきます。